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Excelでセル・行・列を結合する方法|標準機能とCONCATENATE関数の使い方

Excelでセル・行・列を結合する方法|標準機能とCONCATENATE関数の使い方

Microsoft Excelで資料や表を作成していると、レイアウトを整えるためにセルを結合したい場面が出てきます。結合の方法はいくつかあり、用途に応じて使い分ければ、セルはもちろん行や列も自在にまとめられます。ただし、結合方法によってはセル内のデータの一部が失われることがあるため、操作前に最終的な見た目をイメージしておきましょう。

セルを結合する

Excel標準の結合コマンドは、ホームタブの「配置」グループにまとめられています。

Excelでセル・行・列を結合する方法|標準機能とCONCATENATE関数の使い方

利用できる結合オプションは次の4種類です。

  • 結合して中央寄せ:選択範囲を1つのセルにまとめ、文字列を中央に配置します。残るのは左端のセルの内容だけです。
  • 横方向に結合:選択範囲を行単位で分割し、各行のセルを横方向にのみ結合します。各行とも左端のセルのテキストだけが保持されます。
  • セルの結合:選択したすべてのセルを1つに統合します。文字列は中央寄せされず、左端のセルの内容のみが残ります。
  • 結合の解除:結合済みのセルを元の状態に戻します。

ここでは、6行×2列の範囲を選択したケースで結果の違いを見てみましょう。

Excelでセル・行・列を結合する方法|標準機能とCONCATENATE関数の使い方

「結合して中央寄せ」を選ぶと、選択範囲全体が1つのセルになり、テキストが中央に表示されます。

Excelでセル・行・列を結合する方法|標準機能とCONCATENATE関数の使い方

一方、「横方向に結合」を選ぶと、各行の左側のセルのテキストがそのまま残ります。

Excelでセル・行・列を結合する方法|標準機能とCONCATENATE関数の使い方

「セルの結合」を選んだ場合は、選択範囲の左端のセルのテキストのみが保持され、すべてのセルが1つに融合されます。このときテキストは中央寄せされません。

Excelでセル・行・列を結合する方法|標準機能とCONCATENATE関数の使い方

行を結合する

複数の行のデータを1行にまとめたいときは、CONCATENATE関数を使うのがおすすめです。例えば、縦に並んだセルの値をカンマ区切りで1つのセルに連結するには、空欄のセルに次のような数式を入力します。

Excelでセル・行・列を結合する方法|標準機能とCONCATENATE関数の使い方
=CONCATENATE(A1,", ",A2,", ",A3,", ",A4,", ",A5,", ",A6)

カンマと引用符(" ")を挟んでいるのは、リスト内の各項目の後に「カンマ+半角スペース」が続くようにするためです。区切り文字は引用符の中身を変えるだけで自由に調整できます。

列を結合する

Excelでセル・行・列を結合する方法|標準機能とCONCATENATE関数の使い方

列の結合でも、CONCATENATE関数が活躍します。複数の列を1つにまとめるには、連結したい列から該当するセルを選び出し、CONCATENATEの引数として順番に指定していきます。例えば、H列とI列にそれぞれ3つのデータが入っている場合、次の数式で6つの項目をひとまとめにできます。

=CONCATENATE(H1,", ",H2,", ",H3,", ",I1,", ",I2,", ",I3)

CONCATENATE関数の書き方のコツ

連結後のテキストにスペースを含めたくない場合は、セル参照だけを続けて記述します。

=CONCATENATE(A1,A2,A3,A4,A5,A6)
Excelでセル・行・列を結合する方法|標準機能とCONCATENATE関数の使い方

反対に、各項目の間にスペースを入れたい場合は、引用符で囲んだ半角スペース(" ")を挟みます。

=CONCATENATE(A1," ",A2," ",A3," ",A4," ",A5," ",A6)
Excelでセル・行・列を結合する方法|標準機能とCONCATENATE関数の使い方

このテクニックは、行の結合でも列の結合でも同じように使えます。

補足:Excel 2019以降ならTEXTJOIN関数が便利

Excel 2019以降またはMicrosoft 365をお使いの方は、TEXTJOIN関数を使うとさらに効率的です。「=TEXTJOIN(", ",TRUE,A1:A6)」のように書けば、区切り文字を1回指定するだけで、範囲内の全セルを一括連結できます。対象となるセルが多い場合は、数式がすっきりするので特におすすめです。

まとめ

Excelでは作業内容に応じてデータの形式を使い分ける必要があり、セル・行・列の結合はそのための強力な手段となります。本記事では、リボンの結合機能とCONCATENATE関数による連結方法をご紹介しました。基本をマスターしたら、区切り文字やスペースの有無を好みに合わせてアレンジしてみてください。また、作成したブックを他の人と共有する予定があるなら、読み取り専用に設定しておくと誤編集を防げて安心です。

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