ブラウザでアスタリスク(****)の裏に隠されたパスワードを表示する4つの方法
ログイン情報をブラウザに保存しているウェブサイトにアクセスすると、ブラウザがユーザー名とパスワードの両方を自動的に入力してくれます。アカウントを持っているサイトを訪れた際に、この動作を目にしたことがある方も多いでしょう。ユーザー名はそのまま表示されますが、パスワードはアスタリスク(****)で隠されています。
ブラウザがパスワードを表示しないのは当然の仕様です。さもなければ、隣にいる人にパスワードを見られてしまう恐れがあります。しかし、周囲に誰もいないことを確認したうえで、アスタリスクの裏にあるパスワードを確認したい場面もあるはずです。この記事では、ブラウザで隠されたパスワードを表示するいくつかの方法をご紹介します。

検証ツール(Inspect Element)を使ってアスタリスクの裏のパスワードを表示する
HTMLコーディングの初心者でも、ウェブ開発のプロでも、まったく知識がなくても、「検証」ツールを使えばパスワードを表示できます。
このツールは、ブラウザ上で選択した要素のソースコードを表示し、コードを編集できるようにするものです。コードへの変更はサイトにリアルタイムで反映されます。
このリアルタイム変更機能のおかげで、検証ツールを使ってアスタリスクの裏に隠されている内容を確認できます。手順は以下の通りです。
- パスワードを表示したいウェブサイトを開きます。
- アスタリスクが表示されているパスワード欄を右クリックし、「検証」を選択します。これで検証ツールが起動します。

- コンソール内でパスワード欄に該当するコードがハイライト表示されます。<input type="password">タグ内の「password」という部分をダブルクリックし、「text」に書き換えてEnterキーを押します。

- すると、パスワード欄のアスタリスクが実際のパスワードにすぐに変わります。必要であれば、通常のテキストと同じようにコピーすることも可能です。
この方法は、ChromeやFirefoxをはじめとする主要なブラウザすべてで利用できます。
JavaScriptを使ってアスタリスクの裏のパスワードを表示する
パスワードを表示するたびにコードを書き換えるのが面倒な場合は、ワンクリックで作業を実行してくれるJavaScriptを活用しましょう。
パスワードを表示するJavaScriptはアドレスバーから手動で実行することもできますが、ブックマークバーに登録しておけば、クリック1つで実行できるようになり非常に便利です。
- ブラウザのアドレスバー横にある星形アイコンをクリックしてブックマークを追加します。
- 保存前にブックマークを編集する必要があるため、次の画面で「詳細」をクリックします。

- 次の画面で「名前」フィールドには任意の名前を入力します。「URL」フィールドには、以下のJavaScriptコードをコピー&ペーストしてください。
javascript:(function(){var s,F,j,f,i; s = ""; F = document.forms; for(j=0; j<F.length; ++j) { f = F[j]; for (i=0; i<f.length; ++i) { if (f[i].type.toLowerCase() == "password") s += f[i].value + "\n"; } } if (s) alert("Here are your passwords:\n\n" + s); else alert("No passwords were found on the page.");})();
- あとは、パスワードがアスタリスクで表示されている任意のサイトにアクセスし、追加したブックマークをクリックするだけで、アスタリスクの裏にあったパスワードが画面に表示されます。
JavaScriptで動作するため、最新の主要ブラウザであれば問題なく利用できます。
ブラウザ拡張機能を使ってパスワードを表示する
ブラウザの拡張機能を使えば、アスタリスクの裏にあるパスワードを簡単に表示できます。他の方法よりも手軽で、インストールするだけで使えるのが魅力です。
Chromeユーザーなら「Show Password」拡張機能でパスワードを表示できます。Operaにも同名の「Show Password」拡張機能が用意されています。Mozilla Firefoxには「Show/hide passwords」拡張機能があり、パスワードを素早く表示・非表示できます。
ChromeとFirefoxで保存済みパスワードを確認する
ご存じのとおり、アスタリスクの裏にあるのはブラウザに保存されたパスワードそのものです。ブラウザの設定画面から直接パスワードを確認できれば、アスタリスクを変換する特別なテクニックを使う必要すらありません。
ChromeとFirefoxで保存済みパスワードを確認する方法は以下の通りです。
Chromeで保存済みパスワードにアクセスする
- 画面右上の3点リーダー(⋮)をクリックし、「設定」を選択してChromeの設定メニューを開きます。
- 次の画面で「パスワード」をクリックし、確認したいパスワードの横にある目のアイコンをクリックします。
- PCのパスワード入力を求められるので、認証に成功すると保存済みのパスワードを閲覧できます。

Firefoxで保存済みパスワードを表示する
- 画面右上の三本線メニュー(≡)をクリックし、「設定」を選択します。
- 左サイドバーから「プライバシーとセキュリティ」を選択し、右側のペインで「保存されたログイン情報」をクリックします。
- 「パスワードを表示」をクリックすると、リスト内のすべてのパスワードが表示されます。

この画面から、特定のパスワードだけ、あるいはすべてのパスワードをブラウザから削除することもできます。
-
Chromeで保存したパスワードを表示・確認する3つの方法
Google Chromeには標準でパスワード管理機能が組み込まれており、日々のネットライフを大きく快適にしてくれています。よく訪問するサイトのメールアドレスやパスワードをChromeに保存しておけば、ログインのたびにいちいち入力する必要がなくなり、認証作業がぐっと楽になります。 しかし、この便利な機能には落とし穴もあります。毎回パスワードを打ち込む習慣がなくなるため、あっさりとパスワードを忘れてしまうことです。AndroidやiOS端末からサイトにログインしようとしたのに、パスワードがどうしても思い出せない——そんな経験はありませんか? 実はGoogle Chromeには、保存済みのパスワー
-
Tweakpassブラウザ拡張機能を有効化する方法|Chrome・Firefox・Edge・Opera対応の完全ガイド
日常生活の中で、メール、銀行口座、SNSなど、数え切れないほどのパスワードを覚えておく必要がありますよね。そのため多くのユーザーは、すべてのアカウントに同じパスワードを使い回しがちです。しかし、セキュリティの観点から見ると、これは決して良い習慣とは言えません。 各アカウントには、強力で固有のパスワードを設定することが常に推奨されます。とはいえ、そんなに多くのパスワードをすべて覚えておくのは簡単なことではありません。そこで活躍するのがパスワードマネージャーです。一度使ってみれば、もう手放せなくなるはずです。 パスワードマネージャーとは? パスワードマネージャーは、すべてのパスワードやログイン