VideoMakerFXの使い方を徹底解説!アニメーション動画の作成手順を初心者向けに紹介
動画マーケティングは、もはや企業にとって「選択肢」ではなく「必須項目」になりつつあります。実は、オンラインマーケターの87%がデジタルマーケティング戦略の一環として動画を活用していることをご存じでしょうか。自社で動画を活用していないなら、ビジネスメッセージを届けられるはずだった多くの視聴者を逃していることになります。
こうした動画への高い需要を受けて、動画制作を手軽にするためのツールを提供する企業が数多く登場しました。WindowsとMac両方に対応したテンプレートベースの動画作成ソフト「VideoMakerFX」もそのひとつです。
VideoMakerFXは操作性がシンプルで、マーケターやビジネスオーナーが、訴求力のある魅力的なアニメーション動画を作成するのに役立ちます。このソフトで作れる動画の種類は以下のとおりです。
- アニメーション
- ホワイトボード
- キネティックテキスト(動く文字)
- ロゴオープナー
- コーポレートプレゼンテーション
- フォトショーケース
- ローワーサード(画面下のテロップ)など
無料のソフトではありませんが、料金は27ドルの買い切りで、開発者権限(フルライセンス)も含まれています。以下では、VideoMakerFXを使って動画を作成する手順をチュートリアル形式で解説します。
はじめに:ソフトの起動とログイン
VideoMakerFXを購入・ダウンロードしたら、Windowsの場合はスタートメニューから、Macの場合はアプリケーションフォルダから起動します。
起動したら、メンバーズエリアにログインするときと同じユーザー名とパスワードでソフトウェアにログインしてください。メンバーズエリアのログイン情報を変更した場合は、新しいログイン情報を使う必要がある点に注意しましょう。また、ソフトの利用にはインターネット接続が必要です。
ログインすると、直感的に操作できるダッシュボードが表示されます。「Create project(プロジェクトを作成)」ボタンを指す大きな矢印とともに、「Create a New Project or Open Project to get started(新規プロジェクトを作成、または既存プロジェクトを開いて始めましょう)」というわかりやすい案内が表示されます。
新しい動画プロジェクトを作成する
まず「+」ボタンをクリックして新規プロジェクトを開始します。次に動画の名前を入力するよう求められるので、ここでは「Learn VideoMakerFX」という名前を付けてみましょう。
その後、「Create project」をクリックします。
プロジェクトを作成すると、「スライドがまだ追加されていません」という画面が表示されます。「Add Slide(スライドを追加)」をクリックして作業を始めましょう。
動画にスライドを追加する
「Add Slide」をクリックすると、下のスクリーンショットのような選択画面が表示されます。
ポップアップウィンドウの左側に「Slide Theme(スライドテーマ)」の選択肢が並んでいます。各テーマの中には、さらに複数のレイアウトが用意されています。
各レイアウトをクリックするとスライドのプレビューが表示されるので、使うかどうかを判断できます。気に入ったら、そのスライドだけを追加することも、テーマ内のすべてのレイアウトを一括で追加することも可能です。
本体製品には多数のテンプレートが付属していますが、追加パックを購入することもできます。さらに、毎月新しいスライドを受け取れるメンバーシップサイトも用意されています。
ただし、基本プログラムだけでも十分に活用できます。この記事では主に本体ソフトの使い方に焦点を当てます。初めて動画を作るなら、ひとつのテーマの全レイアウトを使うのが最も簡単な方法です。
テーマ内のすべてのレイアウトを選択すると、それらがストーリーボード上に表示されます。
スライドを編集する
まず最初のスライドから始めましょう。画面右側が編集セクションです。このスライドには6つの「Text Areas(テキストエリア)」があるので、クリックしながら各スペースに入っている言葉を確認し、どのテキストエリアがどの部分に対応しているのかを見極めましょう。
テキストを変更できる箇所はたくさんあります。「Movement enabled(移動を有効化)」の下にある矢印に注目してください。テキストエリアを上下左右に移動したい場合は、対象のTextエリアを選択し、「Movement enabled」にチェックを入れて、矢印でテキストを再配置します。
用意されたスペースに収まらないテキストを入れたい場合は、フォントサイズを小さくすればOKです。
このほか、フォントの種類・サイズ・色、テキストの配置(揃え位置)、透明度、スライドの遅延時間、背景エフェクト、テキストエフェクトなども変更できます。いろいろ試してお好みの仕上がりを見つけてください。
テキストを変更するには、「Your Text」と表示されている部分にカーソルを置き、既存の文字を消して自分の文章を入力します。
スライドの順番を変えたいときは、移動したいスライドをクリックして選択し、ストーリーボード上部の左向き・右向き矢印をクリックします。
スライドを削除するには、対象のスライドを選択してストーリーボード上の赤い「×」をクリックします。また、各スライドの「×」の横にあるクローンアイコン(小さな四角が2つ重なったアイコン)をクリックすれば、スライドを複製することもできます。
画像を変更する
スライドによっては、背景画像しかないものもあります。下のスクリーンショットをご覧ください。
背景画像は次のいずれかの方法で置き換えられます。
- パソコン内のファイルを参照して指定する
- VideoMakerFXが提供するギャラリーから選ぶ
- 画像を使いたくない場合は削除する
ギャラリーで利用できる素材のイメージは、下のスクリーンショットをご覧ください。
背景の変更に加えて、追加の画像を挿入できるエリアを持つスライドもあります。
下のスクリーンショットは、パソコンから画像をアップロードして白い長方形のスペースに配置した例です。画像がスペース全体を埋めきらなかったため、「+」アイコンをクリックしてサイズを拡大し、余白を埋めました。
図形(シェイプ)を調整する
スライド上の図形は、表示・非表示の切り替え、色の変更、位置の移動が可能です。「Enable(有効)」チェックボックスのオン・オフを切り替えると、どの図形が変更できるのかがわかります。
スライドの背景色を変えたい場合は、「Shape BG」の横にあるカラーボックスの中をクリックし(Enableにチェックを入れた状態で)、好きな色を選択します。
下のスクリーンショットでは、画像の背景が青色に変わっています。
アニメーションを設定する
アニメーションには2種類ありますが、すべてのスライドで両方が使えるわけではありません。たとえば、キャラクターが登場する下のスライドでは、「Animation 1」のオプションしか選べません。
9つの選択肢からひとつを選び、矢印(下の画像で丸で囲んだ部分)を使って位置を調整できます。もちろん、アニメーションを使わないという選択も可能です。
2種類のアニメーションが用意されているスライドでも、設定手順は同じです。
スライドの見た目が希望どおりになったら、スライド下部の再生ボタンをクリックしてプレビューを確認しましょう。
スライドの表示時間を変更する
各スライドには標準の表示時間が割り当てられています。ディレイ(遅延)を設定・解除することで、スライドの開始前の時間を追加したり、表示時間を長くしたりできます(下の丸で囲んだ部分を参照)。
音声(オーディオ)を追加する
上部ナビゲーションの「Audio Settings(オーディオ設定)」をクリックします。VideoMakerFXには著作権フリーの音声ファイルが用意されており、動画に自由に組み込めます。
曲を聴くには、トラックを選択して「Play」ボタンをクリックします。音量の調整や、フェードイン・フェードアウトの設定も可能です。お気に入りの音楽が見つかったら、それを選択して「Apply(適用)」をクリックしましょう。
自分の音声ファイル(.mp3形式のみ対応)を持っている場合は、アップロードして使用することもできます。BGMにナレーションを重ねてもよいですし、ナレーションだけを単独で使うことも可能です。
なお、音楽ファイル用とナレーションファイル用で、それぞれ独立した設定項目が用意されています(操作方法は共通です)。
動画をプレビューする
書き出し(レンダリング)の前に、プレビューで仕上がりを確認しましょう。上部ナビゲーションの「Preview project(プロジェクトをプレビュー)」ボタンを探してクリックします。
動画を書き出す(エクスポート)
いよいよ動画のレンダリング(書き出し)です。上部バーのナビゲーションから「Export project(プロジェクトをエクスポート)」を選択します。書き出す動画ファイルの保存先フォルダとファイル名を指定しましょう。
解像度も選択でき、最高は1280×720(HD)です。「Quality(品質)」オプションにも注目してください。デフォルトは「Average(標準)」ですが、「Perfect(最高品質)」を選ぶと最高品質で書き出せます。ただし、その分アップロード(処理)に時間がかかります。
まとめ:使い込んでオリジナルの動画を作ろう
以上の手順で、VideoMakerFXの豊富なテンプレートのひとつを使ったシンプルな動画を作成できます。
使い込むほど操作は簡単になっていきます。経験を積むと、異なるスライドテーマからレイアウトを組み合わせて、テンプレートそのものには見えないオリジナル性の高い動画を作れるようになるでしょう。
また、色・背景・画像などを簡単に変更できることもわかるはずです。これらの機能を活用して、自社のブランドやメッセージに合わせた動画を作り上げてください。
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