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複数の音声ファイルを1つに結合する方法【オンラインツール・Audacity・コマンドプロンプト】

音声ファイルを結合(マージ)すると、複数のファイルが1つの音声ファイルとしてまとまります。結合には、ブラウザ上で完結するオンラインサービスを使う方法と、パソコンにインストールするオフラインのソフトを使う方法の2通りがあります。

例えば、プレイリストを作るときに曲と曲の間を途切れなく再生したい場合や、YouTubeでアルバム全体を1本の動画として投稿したい場合などに、複数の楽曲を1つにまとめると便利です。

また、ボイスメモやナレーションを録音した際に、「えーっと」などの不要な部分が多く含まれているケースでも活躍します。不要な区間を削除したうえで、残りのクリップ同士をつなぎ合わせれば、途切れのない連続したファイルを作成できます。

以下では、MP3をはじめとする各種音声ファイルを結合するための複数の方法を詳しく紹介します。ご自身の状況に合った方法をお選びください。

ヒント: 紹介するサイトやソフトで扱える形式と音声ファイルの形式が合わない場合、または書き出し時に別の形式へ変換したい場合は、無料の音声変換ツールを利用すると便利です。

オンラインツールで音声ファイルを結合する

Audio Joiner

Audio Joinerは、音声ファイルの結合に特化したオンラインサービスです。専用アプリのダウンロードは一切不要で、結合したいトラックをアップロードして編集が完了したら、完成したファイルをダウンロードするだけという手軽さが魅力です。

主な特徴は以下のとおりです。

  • フェードイン・フェードアウトに対応
  • 各ファイルから必要な部分だけを切り出せる
  • ファイルの並び順を自由に入れ替え可能
  • 開始位置と終了位置を秒単位で指定できる
  • 結合後のファイルをMP3・M4A・WAV・FLAC形式で書き出し可能
  • パソコンへの保存のほか、Google DriveやDropboxにも直接保存できる

Clideo Audio Joiner

ClideoのAudio Joinerも、先述のオンライン結合ツールとよく似たサービスですが、さらに便利な機能がいくつか追加されています。細かい編集を行わず、いくつかの曲をサッとアップロードしてそのままつなげたい、というニーズに特に向いた設計です。

  • URL・パソコン・Dropbox・Google Driveからファイルを読み込み可能
  • 元の曲と同じ形式での書き出しに加え、AAC・AC3・AIFF・APE・CAF・FLAC・M4A形式での保存にも対応
  • パソコンへの保存のほか、Google DriveやDropboxへの保存も選択できる

この2つ以外の選択肢をお探しの場合は、Audio EditorやOfoctといったオンラインツールも試してみてください。

Audacityでカット&結合する

単純なアップロードして結合するだけの方法ではなく、結合前に曲や録音データをしっかり編集したい方には、無料の定番編集ソフト「Audacity」がおすすめです。背景ノイズの除去やエフェクトの追加はもちろん、複数のファイルを簡単につなぎ合わせて、長尺の録音やメドレーを作成できます。

Audacityを使って音声をカット・結合する手順は以下のとおりです。

  • ファイル開く メニューから、トリミングしたい音声ファイルを読み込みます。
  • 読み込みが完了したら、削除したい部分をドラッグで範囲選択し、Deleteキーを押して削除します。
  • ズーム機能を活用すれば、切り取りたい箇所を正確に特定できます。
  • 同じ手順を繰り返して、結合するもう一方の音声ファイルも編集します。
  • 2つ目のファイル全体を選択してコピーし、先ほど編集した1つ目のファイルのウィンドウに戻ります。
  • 貼り付けたい位置(冒頭または末尾など)にカーソルを合わせ、編集貼り付け を選択すれば、コピーしたクリップを隣に配置できます。
  • 必要な回数だけこれらの手順を繰り返し、すべてのファイルを思いどおりに編集・結合します。
  • ファイル書き出し から保存形式を選択します。MP3・WAV・OGG・FLAC・M4A・WMAなど、さまざまな形式に対応しています。

ヒント: 音声編集のコツをもっと知りたい方は、オンラインで音楽をカット・編集・リミックスする方法を解説した記事もぜひ参考にしてください。

Windowsのコマンドプロンプトでファイルを結合する

コマンドプロンプトをいじるのが好きな方でなければ、まず最初に選ぶ方法ではないかもしれません。それでも、追加ソフトのダウンロードやオンラインツールを開くことなく、Windows標準機能だけで結合できるのは魅力的です。

この方法の難点は、コマンドプロンプトに各ファイル名を正確に入力する必要がある点です。ファイル名が長い場合は、あらかじめ短い名前に変更しておくと入力ミスを防げます。

  • コマンドプロンプトを開きます。
  • cdコマンドで音声ファイルが保存されているフォルダへ移動します。例:
cd C:\Users\Matt\Downloads

続いて、以下のようなコマンドを入力します。ファイル名はご自身の環境に合わせて置き換えてください。

copy /b file.mp3 + file2.mp3 + file3.mp3 + otherfile.mp3 finalmerge.mp3

この例では4つの曲を結合しています。末尾の finalmerge.mp3 が新しく作成されるファイル名で、それ以外の +(プラス)でつながれた部分が結合対象のファイル名です。

音声ファイルを結合するときのコツ

動画から音声を抽出して使いたい場合は、専用ツールを使えば簡単に取り出せます。ただし、著作権に触れないよう十分注意してください。

多くの楽曲は末尾にわずかな無音部分があります。結合後の再生をシームレスにしたいなら、Audacityなどの前述の編集ソフトでその無音区間を削除しておきましょう。書き出す前に何度か通しで再生し、不要な無音スペースが残っていないか必ず確認することをおすすめします。

逆に、曲間にあえて無音の間を入れたい場合も、Audacityが役立ちます。生成無音 メニューを使えば、録音内の任意の位置に好きな長さの空白を挿入できます。

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