ルーターやDNSを使ってWebサイトをブロックする方法を徹底解説
インターネットには膨大なコンテンツがあふれていますが、そのすべてがあらゆる人に適しているわけではありません。幸いなことに、特定のWebサイトをブロックすれば、自宅のネットワーク、とりわけ子どもが不適切なサイトにアクセスするのを防げます。
自宅でのインターネット利用を制限するのは不公平に感じるかもしれませんが、これは悪意のあるコンテンツやウイルスからネットワークを守るだけでなく、接続速度の向上にもつながる有効な手段です。
この記事では、ルーターの設定やDNSの活用など、さまざまな方法でWebサイトをブロックする手順をご紹介します。
注意: これは一般的なガイドです。ルーターによっては、個別のWebサイトをブロックする機能が搭載されていない場合があります。ただし、ほとんどのルーターファームウェアでは、サイトをホワイトリストやブラックリストに追加し、リストを編集することでアクセスを効果的に管理できます。
ルーターでWebサイトをブロックする方法
Webサイトブロック機能を備えたルーターであれば、機種に応じてさまざまな方法でサイトをブロックできます。以下、ルーターからサイトをブロックする具体的な手順を解説します。
- まず、ルーターのIPアドレスを確認します。パソコンの検索バーに「CMD」と入力し、「コマンドプロンプト」をクリックします。
- コマンドプロンプトの画面で「ipconfig」と入力し、Enterキーを押します。「デフォルトゲートウェイ」の横に表示されるのがルーターのIPアドレスです。
- Macを使用している場合は、Appleメニューから「システム環境設定」>「ネットワーク」を選択し、「Ethernet」をクリックします。「ルーター」の欄にIPアドレスが表示されます。
一般的なルーターのゲートウェイIPアドレスとしては、Netgearの「https://192.168.0.1」やLinksysの「https://192.168.1.1」などがありますが、コマンドプロンプトで確認するのが最も確実です。
- 次に、ブラウザーにルーターのIPアドレスを入力してログインします。ログイン情報はルーター本体の裏面に記載されていることが多いので確認し、わかれば管理画面にアクセスします。
- 管理画面に入れたら、「セキュリティ」からコンテンツフィルターまたはブラックリストのセクションを開きます。名称はルーターの機種によって異なります。
- 多くのルーターでは、「基本ルール」「ファイアウォール」「コンテンツ」などのセクション内にURLコンテンツフィルター機能があります。
- ブロックしたいWebサイトのURLをブラックリストまたはコンテンツフィルターに追加すれば、ソースレベルでアクセスをブロックできます。
DNSを使ってWebサイトをブロックする方法
すべてのルーターが管理画面からWebサイトをブロックできるわけではありません。そのような場合は、別の方法が必要です。無料で利用できるOpenDNSなどのDNSサービスを使えば、特定のサイトをフィルタリングしたりブロックしたりできます。
IPアドレスがなければ、パソコンはどのWebサイトにも接続できません。そのため、「helpdeskgeek.com」のようなURLをIPアドレスに変換するDNSサーバーが必要になります。
通常はプロバイダー(ISP)が提供するDNSサービスを使いますが、これはいつでも変更可能です。OpenDNSはサードパーティ製のDNSサーバーで、コンテンツフィルタリングや高速化、ペアレンタルコントロールなど、さまざまな機能を提供しています。
自宅のルーターやデバイスのDNSサーバーを変更することで、OpenDNS Home Internet SecurityやFamily Shieldを活用し、特定のWebサイトやコンテンツ、海賊版サイト、マルウェアサイトをブロックできます。
- OpenDNS Family Shieldを使うには、無料の個人アカウントを作成し、ネームサーバーアドレスとして「208.67.222.123」または「208.67.220.123」を設定します。これで、ネットワーク上でアクセスさせたくないサイトをブロックできます。
- ルーターの場合は、IPアドレスを入力してログインし、DNS設定を開いて、プロバイダーから提供されたデフォルトのDNSを上記のいずれかのIPアドレスに置き換えます。Netgearルーターの場合は、ログイン後「基本」>「インターネット」に進みます。
- 右側のペインで「インターネット」をクリックし、DNSアドレスの設定を見つけて「Use These DNS Servers(このDNSサーバーを使用する)」を選択します。OpenDNSのネームサーバーアドレスを入力してください。
- デバイス側では、ネットワーク設定から変更できます。Androidデバイスの場合は、「設定」>「接続」>「Wi-Fi」をタップします。
- 自宅のWi-Fiネットワークをタップし、「詳細」をタップします。
- 次に「IP設定」をタップし、「静的」を選択します。
- iPhoneの場合は、「設定」>「Wi-Fi」を開き、Wi-Fiネットワークの横にある「i」マークをタップします。下にスクロールして「DNSを構成」>「手動」をタップします。ここで不要なDNSアドレスを削除し、ブロックに役立つアドレスを追加します。
- 設定が完了したら「保存」をタップします。
注意: この方法では、不適切なコンテンツを含む可能性のあるソーシャルネットワーキングサイトまではブロックできません。その場合は、コンテンツのカテゴリ全体をブロックできる、より高度なOpenDNS Home Internet Securityが必要です。これは自分のネットワーク上でのみ機能しますが、より細かい制御を求める場合に最適です。
- OpenDNS Home Internet Securityを使うには、強力で安全なパスワードでアカウントを作成します。すると管理画面に移動します。
- 「ネットワークを追加」をクリックします。外部IPアドレスが表示されるので、クリックして開始します。このサービスは変更されるIPアドレスを追跡するため、1台のパソコンに設定すれば、他のデバイスでも機能します。
- ネットワークをクリックし、4つのフィルタリングレベル(高、中、低、なし)から選択します。各レベルで保護対象となるコンテンツやサイトの種類が異なります。例えば「低」はポルノサイトのみをブロックしますが、「高」はアダルト関連サイト、ソーシャルネットワーキングサイト、違法行為、動画共有サイトなどもブロックします。
- 「カスタマイズ」をクリックし、ブロックしたいサイトなど、好みに合わせて設定します。なお、サイト全体をブロックするか、まったくブロックしないかのいずれかになります。
- 最後に、自宅のルーターやデバイス(AndroidまたはiPhone)で、上記と同じ手順でOpenDNS Home Internet SecurityのIPアドレス「208.67.222.222」または「208.67.220.220」を使用するよう設定します。
ペアレンタルコントロールでWebサイトをブロックする
ペアレンタルコントロール機能を使えば、不適切なサイトへの意図しないアクセスをブロックしたり、Webコンテンツをフィルタリングしたりできます。ルーター標準のペアレンタルコントロールを使うか、サードパーティ製ソフトウェアを利用しましょう。
ルーターにペアレンタルコントロールが内蔵されている場合は、Webの設定ページにアクセスして、ネットワーク向けにセットアップできます。
内蔵されていない場合は、DNSサーバー設定をOpenDNSに変更してルーター上で機能を設定し、ブロックするWebサイトを選択します。誰かがブロックされたサイトにアクセスすると、「このサイトはブロックされています」というメッセージが表示されます。
Windows 10を搭載したPCには、ファミリーセーフティのWebフィルタリング、利用時間の制限、プログラムへのアクセス制限などを統合したペアレンタルコントロールが標準で備わっています。
ウイルス対策ソフトやファイアウォール設定でWebサイトをブロックする方法
ウイルス対策ソフトやファイアウォールを使って、特定のサイトに包括的な禁止設定を適用することもできます。まずすべてをブロックし、そこから自宅ネットワークで許可したいサイトをホワイトリストに登録します。多くのファイアウォールのデフォルト設定でも、安全でない閲覧や視聴の対象をブロックできます。
優れたウイルス対策ソフトにはWebフィルタリング機能が含まれているはずで、これを使えば複数のWebサイトを簡単にブロックできます。
一部のインターネットセキュリティスイートは、Nortonの無料アプリ「Norton Family」のようなペアレンタルコントロールを標準搭載しています。また、「Net Nanny」のような専用ツールを有料で購入する選択肢もあります。完璧ではありませんが、少なくとも自宅のネットワークにおいては、ある程度の安心感を得られます。
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