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安全なブラウザ拡張機能だけを見分けてインストールする方法

ブラウザ拡張機能は、快適なブラウジング体験を実現したり、煩わしい広告をブロックしたり、日常のインターネット利用に新しい機能をもたらしてくれます。しかし、拡張機能やその開発者は数千と存在するため、利用する拡張機能には慎重になることが賢明です。

拡張機能をインストールすると、特定のデータへのアクセスを許可することになります。そのため、悪意のある形で自分の情報が使われていないかを確かめるために、安全な拡張機能だけを見極めてインストールする方法を知っておきましょう。

インストール前に行うべき安全性のチェック

幸い、ブラウザ拡張機能の安全性を確認するのは、パソコンにプログラムをインストールするよりも簡単です。すべての拡張機能は、インストール前に要求する権限の一覧を表示する仕組みになっているからです。

権限の内容はさまざまで、検索履歴の閲覧、Webカメラへのアクセス、特定サイト上のデータの読み取り、入力・コピー・ペーストしたデータの改変などが含まれます。

重要なのは、権限が付与されていないタスクは拡張機能が実行できないという点です。たとえば、インストール画面にWebカメラへのアクセス許可が明記されていない限り、その拡張機能がWebカメラにアクセスすることは不可能です。

拡張機能をインストールするときは、まずこの権限一覧を確認しましょう。権限を見れば、その拡張機能がインストール後に何をするのかをかなり正確に把握できます。例として「Social Blade」を挙げてみます。

Social Bladeは、Twitch、YouTube、Instagram、Twitterなどのアカウント成長統計を確認できるツールです。自分の成長の追跡、競合の分析、お気に入りのクリエイターの動向チェックなどに役立ちます。

Chrome版Social Blade拡張機能を追加すると、Facebook、YouTube、Twitch、Twitter、Instagram上のデータの読み取りと変更の権限を求められます。この拡張機能の目的を考えれば、これらの権限は理にかなっており、インストールすれば各サイトを閲覧しながらSocial Bladeの統計情報が表示されるようになります。つまり、必要な権限であることが理解できます。

とはいえ、SNSサイト上のデータにアクセス・編集できるとなると、多少の不安を感じるかもしれません。ここで判断材料になるのが、開発者への信頼です。Social Bladeは業界で高い評価を得ており、公式サイトにプライバシーポリシーを掲載し、拡張機能ページからもリンクされています。

一方で、まったく無名の開発者が提供する類似の拡張機能ならどうでしょうか。たとえば「system.unplugged」という開発者の拡張機能は、評価が星1つでプライバシーポリシーも公開されていません。

さすがに不安になるでしょう。ただし仮にダウンロードしたとしても、その拡張機能がアクセスできるのは、インストール時に明記された権限の範囲内だけです。

この権限システムの仕組みは、ChromeでもFirefoxでもほぼ同じです。ただしMicrosoft Edgeでは注意が必要です。権限はMicrosoft Storeを経由して付与されるため、インストールボタンを押す前に自分で下へスクロールして権限を読む必要があります。警告は表示されません。

まとめると、まず権限を確認します。それらが拡張機能の提供するサービスに関連していれば、問題ない可能性が高いでしょう。次に、開発者とそのプライバシーポリシーを調べ、信頼できるかどうかを見極めます。

最後に、レビューを読み込みましょう。さらに踏み込むなら、開発者の公開プロフィールや公式サイトのプライバシーポリシーを詳しく確認することをおすすめします。

安全な権限と危険な権限の見分け方

拡張機能に権限を与えるとき、それが実際に何を意味するのか分かりにくいこともあります。ここでは、新しい拡張機能をインストールする際により良い判断ができるよう、Googleが公開している情報に基づいて詳しく解説します。

高リスクの権限

パソコン上のすべてのデータや、訪問するすべてのウェブサイトへのアクセスを求める拡張機能には、即座に疑いを持つべきです。ブラウザ内のデータだけでなく、パソコン自体のデータへのアクセスを必要とする場合も要注意です。これは安全ではない拡張機能のサインと言えます。

こうしたアプリをダウンロードする際は、信頼できる提供元であっても細心の注意を払ってください。

中リスクの権限

訪問するウェブサイト上のデータを求める拡張機能には、ある程度の警戒が必要です。あらゆるサイトのデータ収集を必要とする拡張機能は稀で、通常は特定のサイト群に対してデータの読み取り・取得・変更を行う権限があれば足ります。この権限を許可するかどうかは、ユーザー自身の判断に委ねられます。

たとえばSocial Bladeは、詳細な統計を提供できる特定のSNSサイトのデータへのアクセスを必要としています。拡張機能の中核となる機能が、このアクセスなしには動作しないためです。

拡張機能の機能性を理解し、その機能が権限の要求内容と一致しているかを自問してみてください。PayPalや銀行のウェブサイトのようなサイトへのアクセスを拡張機能に許可してはいけません。

低リスクの権限

以下の権限は低リスクとされており、これらの権限要求によって詐欺や悪意ある行為の被害に遭う可能性は低いといえます。ただし、これらの権限を通じて自身のデータを渡すかどうかも、最終的には各自の判断次第です。

  • 保存済みのブックマーク
  • 閲覧履歴
  • タブとブラウジングアクティビティ
  • 現在地(物理的な位置情報)
  • コピー&ペーストしたデータ
  • インストール済みのアプリ・拡張機能・テーマの一覧

まとめ

ブラウザ拡張機能の権限システムのおかげで、拡張機能がどのデータにアクセスしているのかを比較的容易に把握できます。とはいえ、権限を許可するたびに何が起きているのかを理解し、常に慎重であることが大切です。

本ガイドが、どの権限が安全なのか、そして信頼できる開発者から安全な拡張機能だけを見つける方法の理解に役立てば幸いです。

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