OpenShot Video Editorの始め方:インストールから動画の書き出しまで徹底解説
手頃な価格のコンシューマー向け動画編集ソフトは、かつては探し出すのが難しい存在でした。ましてや無料で見つけるのはほぼ不可能でした。しかし、スマートフォンの普及と、自分で動画を作りたい・編集したいというユーザーの急増により、選択肢は格段に増えています。その中でも「OpenShot Video Editor」は優れた選択肢の一つです。
OpenShotは、優れたソフトウェアの条件である「無料」「オープンソース」「頻繁なアップデート」の三拍子を見事に兼ね備えています。さらに、Linux、Chrome OS、Mac、Windowsなど、さまざまなOSで利用できるのも大きな魅力です。私たちはオープンソース開発コミュニティを応援しています。もしOpenShot Video Editorがあなたのニーズに合っていると感じたら、ぜひ開発者への支援も検討してみてください。

OpenShot Video Editorのダウンロードとインストール
動画編集はパソコンに大きな負荷がかかる作業です。そのため、OpenShot(またはその他の動画編集ソフト)は、手元にある最もスペックの高いパソコンにインストールするのがおすすめです。Windows、Linux、Macをお使いの場合は、64ビットOSであることを事前に確認しておきましょう。
OpenShotでは最低16GBのRAMを推奨していますが、公式によれば最低4GBでも動作するとしています。また、大容量のハードディスク容量も欠かせません。インストール自体には最低500MBが必要で、さらに動画クリップや完成したプロジェクトを保存するための十分な空き容量を確保しておいてください。

OpenShotのダウンロードページにアクセスし、お使いのOSに対応したバージョンをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを実行し、インストールウィザードの指示に従えば、簡単にセットアップできます。
OpenShotのインターフェース解説
OpenShotを起動すると、画面が4つの主要エリアに分かれていることがわかります。「メインツールバー」「プロジェクトファイル」「タイムライン」「動画プレビュー」です。

メインツールバーには、新規プロジェクトの作成、プロジェクトを開く・保存する、元に戻す/やり直す、インポート、書き出しなど、よく使う操作のボタンがまとめられています。
「プロジェクトファイル」と表示されたエリアには、プロジェクトに取り込んだすべての動画・音声・画像ファイルが一覧表示されます。これらのファイルをタイムライン上に配置して、動画を組み立てていきます。
ご想像の通り、「タイムライン」は、動画・音声・画像の各クリップやトランジションといった、プロジェクトを構成するすべての要素を確認・編集できる中心的なエリアです。

「動画プレビュー」エリアの再生ボタンを押せば、いつでもここまでの編集結果をプレビューで確認できます。

OpenShot Video Editorにメディアファイルを読み込む
OpenShotを起動すると、保存されていない無題の新規プロジェクトが開きます。Microsoft Wordを開いたときの真っ白なページのようなものだと考えてください。(初めてOpenShotを起動した際には、内蔵チュートリアルも表示されます。チュートリアルは「ヘルプ」>「チュートリアル」からいつでも再度アクセス可能です。)
まず最初に行うべきは、動画プロジェクトで使用したい動画・音声・画像ファイルの読み込み(インポート)です。ここでは2つの読み込み方法を紹介します。
ドラッグ&ドロップでプロジェクトファイルエリアへ追加
- ファイルエクスプローラーで、読み込みたいファイルが保存されている場所へ移動します。
- プロジェクトで使用するファイルを選択します。
- 選択したファイルをOpenShotのプロジェクトファイルエリアへドラッグ&ドロップします。

メインツールバーからメディアファイルを読み込む
もう一つの方法として、メインツールバーの緑色のプラスアイコンを選択し、読み込みたいファイルの場所へ移動して取り込むこともできます。

タイムライン上でクリップを配置する
次に、読み込んだファイルをタイムライン上に配置しましょう。動画や画像ファイルをタイムラインのトラックへドラッグし、動画の中で表示させたい順番に並べていきます。静止画ファイルを使用する場合は、以下の手順でクリップの表示時間を調整できます。
- タイムライン上のクリップを選択します。選択されたクリップには赤い枠線が表示されます。

- マウスカーソルをクリップの端に合わせると、両方向矢印のアイコンが表示されます。
- マウスボタンを押したままクリップの端をドラッグし、希望の長さに調整します。

なお、プロジェクトファイルは何度でも繰り返し使用できるので、同じ素材を複数箇所で活用することも自由自在です。
OpenShot Video Editorのプロジェクトに音楽を追加する
動画にBGMや音楽トラックを加えたい場合も、OpenShot Video Editorなら簡単に行えます。

- プロジェクトファイルから音声ファイルを、タイムラインの空いているトラックへドラッグします。音声ファイルには音符のアイコンが付いています(画像や動画ファイルはサムネイル画像が表示されます)。
- 曲が動画より長い場合は、音声クリップの右端を左へドラッグすれば、音声トラックを早めに終わらせられます。
- 逆に曲が動画に対して短すぎる場合は、複数の音声ファイルを追加したり、同じファイルを繰り返し配置したりして対応できます。
OpenShotの動画プロジェクトをプレビューして保存する
すべてのクリップをタイムラインに配置し終えたら、「動画プレビュー」エリアで仕上がりを確認しましょう。

納得の仕上がりになったら、メインツールバーの「プロジェクトを保存」アイコンを選択するか、「ファイル」>「名前を付けてプロジェクトを保存」から、必ずプロジェクトを保存しておきましょう。
OpenShot Video Editorでプロジェクトを書き出す
プロジェクトが完成したら、動画をさまざまなファイル形式で書き出すことができます。
- メインツールバーの赤い丸のアイコンを選択するか、「ファイル」>「プロジェクトを書き出し」を選択します。
- 書き出す動画に名前を付けます。
- 書き出した動画の保存先フォルダを指定します。
- 書き出す動画の形式を選択します。MP4(YouTubeへのアップロードに最適)、AVI、FLV、MOV、MPEG、OGG、WEBMなどが利用可能です。
- 「動画を書き出す」ボタンを選択します。書き出し中は進行状況バーが表示されます。

- 書き出しが完了したら「完了」を選択します。動画は先ほど指定したフォルダに保存されています。
OpenShot Video Editorにはまだまだ魅力がたくさん
ここで終わる必要はありません!OpenShot Video Editorには、クリップ間のトランジション、アニメーション効果、タイトル作成など、探索しがいのある機能がまだまだ豊富に用意されています。まずは本記事の手順で基本操作をマスターし、自慢できる動画作りへの第一歩を踏み出しましょう。
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