Macで使えるおすすめ動画変換アプリ7選
かつて動画は、テレビやパソコンで視聴するものがほとんどでした。動画ファイルを端末間で持ち運ぶ必要があったのは、映像関係のプロフェッショナルくらいのものでした。
しかし現在では、私たちは動画中心の世界に生きています。そのため、動画をある形式から別の形式へ変換する機会が、時々、あるいは頻繁に訪れることもあるでしょう。幸い、Macユーザーであれば選択肢は豊富にあります。ここでは、macOSで使えるおすすめの動画変換アプリを7つご紹介します。
1. QuickTime(クイックタイム)
QuickTimeが最も多機能な動画コンバーターだと言う人は多くないでしょう。実際、そうではありません。それでもこのアプリがリストに入る理由は2つあります。まず、Macに最初からインストールされていること。そして、一見地味な動画プレーヤーに見えて、実は動画版の万能ナイフであるという点です。
QuickTimeは、動画の長さをトリミングするなどの簡単な編集や、いくつかのフォーマット間の変換が可能です。画面収録にも使えるなど、控えめな外観の裏に強力な機能が隠れています。
ただし、このリストの他のコンバーターほど多くのフォーマットには対応していません。保存できるのはMP4またはHEVC形式のみです。どこから始めればいいかわからない方は、何かをインストールする前にまずQuickTimeを試してみるのがおすすめです。
ダウンロード: QuickTime(無料・標準搭載)
2. HandBrake
おそらく最も有名な動画変換アプリであるHandBrakeには、過去に波乱がありました。一時期は開発がほぼ停止し、プロジェクトが放棄されたかのように見えたのです。2010年代前半に開発が本格的に再開され、2017年についにバージョン1.0がリリースされました。これは朗報です。HandBrakeは、現在手に入る中で最も強力なコンバーターの一つなのです。
HandBrakeは機能が非常に豊富で、初めて触れると圧倒されるかもしれません。幸い、豊富なプリセットが用意されているため、細かい設定まで踏み込む必要はないでしょう。さらに、4K動画を品質の劣化をほとんど感じさせずに驚くほど小さいファイルサイズへ圧縮できる点も見逃せません。そして、なんといっても無料なのが嬉しいところです。
ダウンロード: HandBrake(無料)
3. Any Video Converter
HandBrakeの高機能に興味はあるものの、その複雑さに尻込みしてしまうなら、Any Video Converterを検討してみてください。このアプリは直感的に操作しやすく、それでいて機能も十分に備えています。動画変換が初めての方にとって、最高の入門アプリの一つと言えるでしょう。
多彩なフォーマットに対応しており、iPhone、iPad、PlayStation 4、Xbox One、Androidデバイスなどで快適に再生できる形へ動画を変換できます。
ダウンロード: Any Video Converter(無料)
4. Permute
少し料金を払ってでも、より使いやすく、macOSらしい設計のアプリが欲しいなら、Permuteが優れた選択肢です。このカテゴリーの中でも指折りの洗練されたインターフェースを備え、ダークモードなどmacOSの新しい機能にもきちんと対応しています。
PermuteはMacのハードウェア性能を最大限に活かし、MP4やHEVCなどのフォーマット変換を高速化します。iPhoneで撮影した動画を変換する際には、大きな時間短縮につながるでしょう。価格は15ドル程度ですが、無料トライアルがあるので、購入前に十分試すことができます。
ダウンロード: Permute($14.99、無料トライアルあり)
5. Compressor
無料または低価格で高性能な動画コンバーターが数多く存在する今、AppleのCompressorに50ドルを払う理由は限られています。ただし、Final Cut Pro XやApple Motionを使って頻繁に動画編集を行うのであれば、Compressorの価格は時間節約という見返りを考えると十分価値があるかもしれません。
Final Cut Pro X自体にもいくつかの変換オプションがあり、HandBrakeのような別のツールを使うことも可能です。しかし、CompressorはApple純正製品であるため、Final Cut Proとの連携性において右に出る変換ソフトは存在しません。
Final Cut Proで大量の編集作業をする方にはCompressorはおすすめです。それ以外の方には、他の選択肢を検討するのが良いでしょう。
ダウンロード: Compressor($49.99)
6. ffmpegX
動画変換について調べたことがあるなら、「ffmpeg」というコマンドラインツールの名前を耳にしたことがあるかもしれません。無料かつ非常に強力ですが、扱いやすさの面では決して初心者向きではありません。そこで登場するのがffmpegXです。コマンドラインツールのパワーと、GUI(グラフィカルインターフェース)の分かりやすさを組み合わせたツールです。
GUIを備えているとはいえ、ffmpegXが単純すぎるわけではありません。豊富な設定項目とカスタマイズオプションを持ち、依然として上級者向けのツールと言えます。
他のアプリを試してみて、設定の自由度が物足りないと感じたら、ffmpegXを試してみてください。求めていたものがまさにこれだったと気づくかもしれません。開発は古くやや時代遅れですが、今でも問題なく動作します。
ダウンロード: ffmpegX(無料)
7. CloudConvert
動画ファイルを変換したいのに、パソコンにソフトをインストールできないケースもあります。理由はさまざまです。会社の厳しいIT部門による制限が最も一般的ですが、ストレージ容量の不足や、1ファイルだけの変換のためにわざわざアプリを入れたくないという場合もあるでしょう。そんなときに便利なのがCloudConvertです。
名前の通り、CloudConvertはパソコン上ではなくクラウド上で変換を行います。ファイルをアップロードすると、サービス側が処理してくれます。動画に限らずさまざまなファイル形式に対応していますが、注意点もあります。1つは、アップロードとダウンロードが必要なため時間と通信量を消費すること。もう1つは、1GBを超えるファイルを変換するには有料プランへの登録が必要なことです。
それでも、他のアプリが使えない環境では、いざというときに頼れる存在になるでしょう。
アクセス: CloudConvert(無料、有料プランあり)
変換以上のことがしたいなら?
これらのツールを見てもニーズに合うものがないと感じましたか?目的によっては、本格的な動画編集ソフトを選んだ方が良い場合もあります。その多くには基本的な変換機能が備わっており、動画のトリミングや分割も行えます。
もちろん、動画編集ソフトはより高価になります。無料トライアルを提供しているものも多いですが、期待した用途に使えなかったという後悔をしないためにも、事前にしっかり確認しましょう。どこから始めればいいかわからない方は、Mac用の無料動画編集ソフトのおすすめ記事もぜひ参考にしてください。
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