Chromeからの乗り換えに最適!おすすめChromium系ブラウザ10選
Google Chromeは強力な機能と膨大な拡張機能を備えていますが、決して完璧なブラウザではありません。数多くのプライバシー問題を抱えているだけでなく、システムリソースを大量に消費するため、動作が重くなったり、ノートパソコンのバッテリーを急速に消耗させたりする原因にもなります。
もし、Chromeと同じ技術をベースにしながら、より安全で軽量なブラウザに乗り換えられるとしたらどうでしょうか?
Chromiumとは、Chromeの基盤となっているオープンソースのブラウザプロジェクトです。多くの開発者がChromiumをフォークし、プライバシー保護やマルチメディア、セキュリティに関する独自機能を追加したブラウザを生み出してきました。Google Chromeからの乗り換えを検討しているなら、以下のおすすめChromium系ブラウザが、新鮮なブラウジング体験を提供してくれるはずです。
1. Vivaldi(ヴィヴァルディ)ブラウザ
Vivaldiは、Operaの元CEOであるヨン・スティーブンソン・フォン・テッチナー氏が開発したブラウザです。Operaの進むべき方向に納得できなかった彼が立ち上げたプロジェクトであり、かつてOperaから削除された注釈機能やメモ機能などが復活しています。特に学生にとって、実際の学習やリサーチで大きなメリットとなる機能です。
Vivaldiのユーザーインターフェースは、表示中のWebページに合わせて配色が変化するのが特徴。テーマの変更やタブの位置調整が自由自在で、他のブラウザでは実現できない柔軟なカスタマイズ性を誇ります。Chromiumベースのブラウザなので、Chromeウェブストアから拡張機能を簡単にインストールできる点も魅力です。
さらにVivaldiでは、Webページへの注釈付けや、マウスジェスチャーによる素早いナビゲーションにも対応しています。また、Chromeユーザーなら誰もが魅了される「タブ休止機能」も見逃せません。使用していないタブを一時保存し、必要になったときにすぐ再開できる便利な機能です。
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2. Opera(オペラ)
Operaは20年以上の歴史を持つ老舗ブラウザで、数々の人気ブラウザ機能をいち早く搭載してきたパイオニア的存在です。2013年には独自のPrestoエンジンを廃止し、Chromiumプロジェクトの一環として開発されたBlinkエンジンの採用へと移行しました。
Operaには無料で使えるVPNサービスが標準搭載されています。さらに、内蔵の広告ブロッカーにより、ブラウジング速度の向上とプライバシー保護を同時に実現します。
SNSやメッセンジャーへの素早いアクセスも可能です。Facebook Messenger、WhatsApp、Telegram、VK(VKontakte)、Instagramなどを、サイドバーから直接開けます。Webを見ながらスマホを確認する手間がなくなるのは嬉しいポイントですね。
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3. Opera Neon
2017年、OperaはBlinkエンジンをベースとした実験的な新ブラウザ「Opera Neon」を発表しました。「未来のWebブラウザ」のあり方を根本から再考した意欲作です。
その先進性は、初回起動時にデスクトップの壁紙と美しく調和する背景が表示される点にも表れています。タブは従来の長方形のタブバーではなく、縦に積み重ねられた円形で表現されるのもユニークです。
デザイン面だけでなく、使い勝手の良い機能も充実しています。画面分割モードや、内蔵のスクリーンキャプチャツールを搭載しており、作業効率の向上が期待できます。
マルチメディア関連機能にも力が入っており、内蔵の動画・音楽プレーヤーを使えば、ブラウジングしながら動画をポップアップ表示したり、音楽を聴いたりすることも可能です。
ただし、Opera Neonは現在もコンセプトブラウザという位置づけのため、拡張機能には意図的に対応していない点には注意が必要です。
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4. Brave(ブレイブ)ブラウザ
Braveは、Mozillaプロジェクトの共同創設者によって開発されたオープンソースのWebブラウザです。Chromeとは異なり、Webサイトのトラッカーをブロックし、煩わしい広告を除去することで、より安全なブラウジング体験を実現します。
「でも、広告はサイト運営者の貴重な収入源では?」と思うかもしれません。確かに広告ブロックには倫理的な議論がありますが、Braveはユーザーとサイト運営者の双方が満足できる仕組みを考案しました。
その仕組みが「Brave Rewards」です。Brave RewardsはBasic Attention Token(BAT)というデジタルトークンの形で提供され、Web閲覧やBrave広告の視聴を通じて獲得できます。Braveはよく訪問するサイトを記録し、毎月、仮想ウォレット内のトークンを使ってそれらのサイトへ還元するのです。
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5. Microsoft Edge
Microsoft Edgeは当初Microsoft独自のブラウザエンジンで構築されていましたが、2019年にChromiumベースとして再構築されました。高速な応答性とすっきりとしたデザインは、Google Chromeの強力なライバルと言えるでしょう。
EdgeはWebトラッカーを完全にブロックするわけではありませんが、データ収集の方法についてより細かくコントロールできます。プライベートブラウジングにも対応し、潜在的な脅威を警告してくれる「Microsoft Defender SmartScreen」も標準搭載しています。
ニュースや長文記事をよく読む方なら、Edgeの「イマーシブ リーダー」機能がおすすめです。画面上のあらゆる余計な要素を排除し、記事の内容に集中して読みふけることができます。
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6. Opera GX
Opera GXはOperaの最新ブラウザです。標準のOperaやOpera Neonとは異なり、ゲーマーのために特化して設計されているのが大きな特徴です。
サイドバーにはお気に入りのメッセージアプリへのリンクに加え、Twitchへのリンクも配置されています。さらに、動画ポップアウト機能を使えば、ブラウジング中でも画面の隅でYouTubeやTwitchの動画を快適に視聴できます。
Opera GX最大の特徴は、PCとの連携機能です。RAMリミッター、ネットワークリミッター、CPUリミッターを使ってPCのパフォーマンスを最適化し、ブラウザがゲームや作業の邪魔をしないよう細かく制御できます。
ダウンロード:Opera GX(Windows対応/無料)
7. Epic Privacy Browser
Epicは、プライバシー保護に特化したシンプルで軽量なChromiumブラウザです。プライベートブラウジングモードを有効にする必要すらありません。Epicは常にプライベートブラウジング状態で動作します。
さらに、終了時にCookie、閲覧履歴、キャッシュを自動的に削除します。アドレスバーの候補表示やURLトラッキングなど、Googleに送信されがちなその他のプライベートデータも徹底的に無効化されます。
ダウンロード:Epic Privacy Browser(Windows、macOS対応/無料)
8. SRWare Iron
SRWare Ironも、Google Chromeのプライバシー侵害につながる機能を排除することを目指したChromiumブラウザです。そのアプローチは少し変わっています。新しい機能を追加するのではなく、Chromeからプライバシー関連の機能をあえて削ぎ落としているのです。具体的には、Googleホストのエラーページ、Google Updater、DNSプリフェッチ、アドレスバーの候補表示などを削除しています。
そのため、Chromeと大きく異なる操作性のブラウザに乗り換えたくない方には最適な選択肢です。SRWare Ironは外観がChromeとそっくりで、Googleアカウントとの同期も拡張機能の追加も簡単に行えます。
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9. Comodo Dragon Browser
SRWare Ironと同様に、Comodo DragonブラウザもChromeのプライバシー侵害機能を無効化しています。アドレスバーの候補表示、バグトラッキングシステム、Googleによるユーザートラッキングを削除。さらに、内蔵PDFビューア、Googleセーフブラウジング、Google翻訳も搭載していません。
加えて、Comodo Dragonでは、Comodoが提供するDNSサーバーを使用するようPCを設定できます。このDNSサーバーは、訪問先のWebサイトの安全性を追加で検証してくれるため、フィッシングサイトなどの脅威から身を守りやすくなります。
ダウンロード:Comodo Dragon(Windows対応/無料)
10. Torch Browser
Torch Browserは、マルチメディア関連機能を大きく打ち出したブラウザです。内蔵の「Media Grabber」を使えば、Web上の音声ファイルや動画ファイルを簡単に保存できます。また、「Torch Player」なら、ダウンロードが完了する前の動画を再生することも可能です。
さらに、トレントクライアントも内蔵しており、専用ソフトを別途インストールすることなく、ブラウザ内で直接トレントファイルを管理できます。
ダウンロード:Torch Browser(Windows対応/無料)
お気に入りのChromium系ブラウザを見つけよう
プライバシー保護の強化を望む方も、新鮮なデザインや独自機能を求める方も、きっと自分に合ったChromium系ブラウザが見つかるはずです。ただし、ひとつ注意点があります。一部のブラウザは最新版Chromiumへの更新に時間がかかることがあり、重要なセキュリティ修正を見逃してしまう可能性があるのです。定期的なアップデート状況もチェックして選びましょう。
さらに多くのブラウザを試してみたい方は、おすすめのオープンソースWebブラウザ一覧もぜひ参考にしてください。
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