Macで使えるおすすめカラーピッカーアプリ5選【無料〜有料】
画面上の色を自分の目だけで正確に拾えたら、どんなに便利でしょうか。残念ながらそれは(おそらく)実現しないため、正確な色の値を取得するにはデジタルのカラーピッカーに頼ることになります。
macOSに標準搭載されている「Digital Color Meter(デジタルカラーメーター)」は、グラフィックデザイナーやWeb開発者にとって頼れるツールですが、サードパーティ製のカラーピッカーにも優れた選択肢が数多くあります。
この記事では、macOSで使えるおすすめのカラーピッカー5つを紹介します。自分に合ったアプリを選ぶ際の参考にしてください。
1. Digital Color Meter(デジタルカラーメーター)
まずは基本となる標準アプリから。Macの「ユーティリティ」フォルダからアクセスできるほか、Spotlight(Cmd + Space)で検索して起動することもできます。シンプルな操作で色を取得できる、手軽さが魅力のツールです。
アプリを開くと小さなウィンドウが表示され、マウスカーソルがある位置の画像と、それに対応するRGBカラーコードが確認できます。「絞りサイズ」のスライダーをドラッグすれば、色を取得する範囲の大きさを変更可能です。
その隣にあるドロップダウンメニューでは、「P3」「sRGB」「Adobe RGB」「L*a*b*」など、さまざまな表示形式を選択できます。
Digital Color Meterで表示できるのはRGB値だけではありません。画面上部のメニューから「表示」→「値を表示」と進むと、16進数とパーセンテージを切り替えられます。
いくつかのショートカットを覚えれば、すぐに使いこなせるようになります。特定の色に固定したいのにアプリがマウスに追従し続けて困っている場合は、Cmd + Xを押しましょう。これで1つの色に固定できます。
スウォッチを保存するには、取得したい色の上にマウスを置いた状態でOption + Cmd + Cを押します。あとはテキストエディットなどに貼り付けて保存すればOKです。
また、Shift + Cmd + Cを押せば、色の値そのものをコピーできます。こちらも同様にテキストエディットに貼り付けて保存可能です。
2. ColorSlurp
ColorSlurpは自らを「宇宙一のカラーピッカー」と称していますが、その評価が正しいかどうかは、実際に使ってみて判断してください。
App Storeから無料でダウンロードでき、起動するとDigital Color Meterよりも直感的で使いやすいインターフェースであることに気づくはずです。
ウィンドウ右上のスポイトアイコンをクリックすると拡大鏡が表示され、矢印キーまたはマウスで移動できます。Shiftキーを押している間は拡大鏡の移動速度が遅くなるため、より正確に色を読み取れます。
Digital Color Meterより優れている点は、カラーコレクションを作成できることです。気に入った色が複数見つかったら、コレクションにまとめてオリジナルのカラースキームを作りましょう。
好きな形式で色をコピーできるのも魅力です。逆に、クリップボード上の色をColorSlurpに貼り付ければ、形式を変換することもできます。
さらに多くの機能が必要なら、ColorSlurp Proへのアップグレードも検討してみてください。20種類のカラーフォーマットやスウォッチ履歴など、高度な機能を求めるカラー上級者に最適なバージョンです。
ダウンロード: ColorSlurp for Mac(無料)
3. Color Peeker
Product Huntでも紹介されたColor Peekerは、スタイリッシュでミニマルな設計のカラーピッキングツールです。常時メニューバーに常駐するため、一目で色を確認できます。
カーソル直下の色のHEXコードをリアルタイムで表示してくれるので、使用前にいちいちアプリを開く必要がありません。とはいえ、初回のみ起動が必要です。以降はメニューバーで待機し続けます。
便利なことに、ログイン時に自動起動するよう設定できるため、わざわざアプリを開く手間すら省けます。さらに「右クリックでコピー」機能をオンにすれば、右クリックするだけでその色のHEXコードが即座にコピーされます。
常にメニューバーで動作しているため、バッテリーへの影響が気になるかもしれません。実際に長期間使用してみたところ、アクティビティモニターでのエネルギー影響は約1.5程度と、バッテリー消費への影響はほとんどないことが確認できました。
ダウンロード: Color Peeker for Mac(無料)
4. Sip
Sipのカラーピッカーはメニューバーに常駐し、いつでも素早くアクセスできます。アイコンをクリックするとカーソルが拡大鏡に変わり、画面上の色を選択可能に。色を「Sip(ひと口吸い取る)」ように取得すると(複数色の同時取得も可能)、ドロップダウンメニューに保存されます。
このドロップダウンメニューには、さまざまな便利ツールが詰まっています。Web開発者やデザイナーなら、適切なカラースキームを選ぶことがいかに重要かよく分かるでしょう。Sipはカラーヒストリーを記録するだけでなく、カラーパレットも保持してくれます。
見逃せないのがパレット共有機能です。パレットの書き出し、メールでの共有、デザインソフトへの転送まで可能です。Sipで色を選択中にCmdキーを押すと、使用中のソフトウェア上にその色が即座に反映されます。Photoshop、Illustrator、Sketch、Xcode、Sublimeなど、人気のソフトウェアに幅広く対応しています。
Sipのカラーエディターを使えば、色の整理や調整も簡単です。パレットの名前変更、特定のカラーコードの入力、色相・彩度・明度・透明度のカスタマイズが自由に行えます。
外出先でパレットを素早く修正したい場面でもご安心を。SipはiPhoneとの同期にも対応しています。
ダウンロード: Sip for Mac(無料トライアル、10ドル)
5. ColorSnapper 2
Sipと同様に、ColorSnapper 2も利便性の高いメニューバーアプリです。さまざまな種類のディスプレイや解像度に対応した改良版の拡大鏡を備えており、高精度な拡大鏡によってピクセル単位で色を確認できます。
最近取得した色のリストが自動的に保持され、お気に入りとしてマークした色も保存されます。Appleのカラーパネルが組み込まれているため、色のプロパティも快適に調整可能です。
いざ色を書き出す段階になれば、非常に豊富なフォーマットから選択できます。
書き出しフォーマットは、普段使っているコーディングスタイルに合わせることを忘れずに。ColorSnapper 2は、Generic、Swift、CSS、UICoder、NSColor、Android、Java、OpenGL、CGColor、.NETといった各種フォーマットに対応しています。
14日間の無料トライアルで試用でき、その後はフルバージョンの購入が必要です。
ダウンロード: ColorSnapper 2 for Mac(無料トライアル、9ドル)
理想のカラーパレットを見つけよう
画面上のあらゆる要素のカラーコードを特定できれば、迷いや不安はなくなります。目的の色が見つからないせいで、デザインやWeb開発のプロジェクトが足止めされることもなくなるでしょう。
次にWebを閲覧していてインスピレーションを得たら、ぜひこれらのカラーピッカーのどれかを活用して、あなただけのカラーパレットを作ってみてください。
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