PPTXファイルとは?開き方・変換方法をわかりやすく解説
知っておきたいポイント
- PPTXファイルは、Microsoft PowerPoint Open XMLプレゼンテーション形式のファイルです。
- PowerPoint、PowerPoint Viewer、GoogleスライドなどのOffice互換ソフトで開けます。
- PDFやODPなどへの変換は、これらのソフトやZamzarなどのオンライン変換ツールで行えます。
この記事では、PPTXファイルの概要、開くためのソフトウェア、そして他のプレゼンテーション形式への変換方法について詳しく解説します。
PPTXファイルとは?
PPTXという拡張子を持つファイルは、「Microsoft PowerPoint Open XMLプレゼンテーション」ファイルです。主にスライドショー形式のプレゼンテーションデータを保存するために使用されます。
PPTXファイルは、XMLとZIPを組み合わせて内容を圧縮しているのが特徴です。書式設定されたテキストやオブジェクト、複数のスライド、画像、動画などを1つのファイルに格納できます。
PPTXは、PowerPoint 2007以降で採用されている標準のプレゼンテーション形式です。それ以前のバージョン(PowerPoint 2003以前)で使われていたのは、旧形式であるPPTファイルです。
なお、Microsoft PowerPointのPPSX形式はPPTXとよく似ていますが、PPSXはファイルを開くとすぐにスライドショーが再生されるのに対し、PPTXは編集画面(エディターモード)で開かれる点が異なります。
PPTXファイルの開き方
PPTXファイルを閲覧だけしたい場合は、Microsoftが無料で提供している「PowerPoint Viewer」を使うのが最も手軽です。フル版のPowerPointのようにスライドを編集することはできませんが、受け取ったプレゼンテーションを確認するだけなら十分に役立ちます。
Microsoft PowerPointを持っていなくても、開いて編集することは可能です。無料の「WPS Office Presentation」や「OpenOffice Impress」などのプレゼンテーションツールが、PPTXファイルに完全対応しています。これらは無料で使えるMicrosoft Office代替ソフトのほんの一例です。
また、ソフトをインストールせずにオンライン上でPPTXファイルを読み込んで編集できる無料サービスもあります。そのひとつが「Googleスライド」です。パソコンからPPTXファイルをアップロードして編集し、そのままGoogleドライブに保存したり、PPTXやPDFなどの形式でパソコンにダウンロードし直したりできます。
さらにGoogleは、Chromeブラウザ内で直接動作するPPTXビューア兼エディターとして機能する無料の拡張機能も提供しています。この拡張機能を使えば、パソコンからブラウザにドラッグしたPPTXファイルだけでなく、インターネット上やメールで受け取ったPPTXファイルも開けます。XLSXやDOCXなど、他のMS Office形式にも対応しています。
もしPPTXファイルから画像を取り出したい場合は、ファイル解凍ツールを使う方法が便利です。たとえば7-ZipなどでPowerPointファイルをアーカイブとして開き、「ppt」→「media」フォルダに移動すると、スライドに取り込まれたすべての画像が確認できます。必要な画像を自由にコピーして取り出しましょう。
PPTXファイルの変換方法
前述のようなPPTX完全対応ソフトを使用している場合、ファイルを開いて別の形式で保存し直すだけで簡単に変換できます。多くのソフトでは、「ファイル」→「名前を付けて保存」から操作します。
より手っ取り早い方法としては、オンラインのファイル変換サービスを利用するのもおすすめです。PPTX変換におすすめのひとつが「Zamzar」です。PPTXからPDF、ODP、PPTへの変換はもちろん、JPG、PNG、TIFF、GIFといった画像形式への変換にも対応しています。
PPTXファイルをGoogleスライドが認識できる形式に変換することもできます。Googleドライブの「新規」→「ファイルをアップロード」メニューからファイルをアップロードすると、自動的にGoogleスライドで開かれます。
Googleスライドに変換された後は、「ファイル」→「ダウンロード」から他の形式へ変換できます。対応形式には、PPTX、ODP、PDF、TXT、JPG、PNG、SVGなどがあります。
なお、スライドショーの中の写真を1枚だけ画像として取り出したい場合は、前述の7-Zipを使った方法が簡単でおすすめです。
それでもファイルが開けない場合
上記の方法でファイルが開けない場合は、拡張子をよく似た別のものと混同していないか確認してみてください。
たとえば、PTXという拡張子はPPTXと似ていますが、この種類のファイルはここで紹介したプレゼンテーションソフトでは開けません。
また、Serif PagePlusのテンプレートファイルに使われるPPX拡張子も同様の例です。拡張子だけを見るとPPXファイルとPPTXファイルは同じように思えますが、PPXファイルは実際にはPagePlusというソフトで使用されるものです。
ファイル名の末尾を再確認し、本当に「.PPTX」と表記されていない場合は、実際の拡張子について調べて、そのファイル形式や、読み込み・編集・変換に対応したソフトウェアを把握しましょう。
よくある質問
- PPSXファイルをPPTXファイルに変換するには?
PPSXファイルを編集するには、PPTX形式に戻す必要があります。まずはファイル名の変更を試してみましょう。ファイルを探して(開かずに)右クリックし、「名前の変更」を選択して、拡張子を「.ppsx」から「.pptx」に変更します。うまくいかない場合は、PPSXファイルをPowerPointで開き、「ファイル」→「名前を付けて保存」でファイルの種類を「PowerPointプレゼンテーション(*.pptx)」に変更して保存してください。 - PDFをPPTXに変換するには?
Adobe Acrobat DCをダウンロードすると、PDFをPowerPoint形式に変換できます。Acrobat DCでPDF文書を開き、「PDFを書き出し」→「Microsoft PowerPoint」→「書き出し」を選択します。Acrobatが自動的にOCR(光学文字認識)を実行し、ダウンロード可能な新しいファイルを作成します。 - PPTXをMP4に変換するには?
PowerPointでプレゼンテーションを動画に変換するには、PPTXファイルをPowerPointで開き、「ファイル」→「エクスポート」→「ビデオの作成」に進みます。MP4動画のファイル名を入力して「保存」をクリックすれば完了です。
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