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SVGファイルとは?特徴・開き方・変換方法をわかりやすく解説

この記事のポイント

  • SVGファイルは「Scalable Vector Graphics(スケーラブル・ベクター・グラフィックス)」形式の画像ファイルです。
  • ChromeやFirefoxなどのブラウザ、またはPhotoshop、Illustrator、GIMPなどの画像編集ソフトで開けます。
  • オンラインツールやグラフィックエディタを使えば、PNGやJPGなど他の形式へ簡単に変換できます。

この記事では、SVGファイルとは何か、他の画像フォーマットとの違い、開き方、そしてPNGやJPGなどの一般的な形式への変換方法までを詳しく解説します。

SVGファイルとは?

拡張子が「.svg」のファイルは、ほとんどの場合Scalable Vector Graphics(スケーラブル・ベクター・グラフィックス)ファイルです。この形式では、XMLベースのテキストデータを使って画像をどのように表示するかを記述します。

画像がテキストで記述されているため、SVGファイルはサイズを変更しても画質が劣化しません。つまり、解像度に依存しないフォーマットです。この特性から、Webサイトのグラフィックや印刷用のデザインによく使われており、後からさまざまなレイアウトに合わせて自由にリサイズできるのが大きなメリットです。

また、SVGファイルをGZIP圧縮したものは「.svgz」という拡張子になり、元のファイルより50〜80%もファイルサイズを小さくできます。

なお、「.svg」拡張子を持つファイルの中には、グラフィック形式とは関係ないものもあります。たとえば『Return to Castle Wolfenstein』や『Grand Theft Auto』などのゲームでは、セーブデータ(Saved Game)ファイルとしてSVG形式が使われることがあります。

SVGファイルの開き方

SVGファイルを閲覧するだけなら(編集ではなく)、最も手軽な方法はモダンなWebブラウザを使うことです。Chrome、Firefox、Edge、Internet Explorerなど、ほぼすべての主要ブラウザがSVG形式の表示に対応しています。そのため、ダウンロードせずにオンライン上のSVGファイルを直接開くことも可能です。

すでにパソコンに保存済みのSVGファイルがある場合も、ブラウザをオフラインのビューアとして利用できます。ブラウザの「ファイルを開く」メニュー(ショートカットキー:CtrlO)から該当ファイルを選択すれば表示できます。

編集を行いたい場合は、専用ソフトが必要です。SVGファイルはAdobe Illustratorで作成できるため、同ソフトで開くのが一般的です。また、プラグイン「SVG Kit for Adobe CS」を導入すれば、Adobe Photoshop、Photoshop Elements、InDesignでも対応できます。Adobe AnimateもSVGファイルを扱えます。

Adobe以外のソフトでは、Microsoft Visio、CorelDRAW、Corel PaintShop Pro、CADSoftTools ABViewerなどがSVGファイルに対応しています。

無料で使えるソフトとしては、Inkscape、GIMP、Vectornatorなどがあり、これらをダウンロードすればSVGファイルの閲覧・編集が可能です。

さらに、SVGファイルは実体がテキストファイルなので、Windowsのメモ帳などOS標準のテキストエディタや、無料の高機能テキストエディタでも中身を確認できます。

一方、ゲームのセーブデータとしてのSVGファイルの場合、通常はゲーム再開時に自動的に読み込まれるため、メニューから手動で開くことはできません。仮に何らかの方法で開けたとしても、そのゲームに対応した正しいSVGファイルを使用する必要があります。ゲーム側でうまく開けない場合は、「GTA2 Saved Game Editor」のような専用ツールを試すか、テキストエディタで中身を確認してみるとよいでしょう。

SVGファイルの変換方法

最も一般的な画像形式であるPNGやJPGへの変換なら、オンラインのSVG変換ツールを使うのが最も簡単です。高価なソフトをインストールしたり、見慣れないアプリをダウンロードしたりする必要もありません。

PNGやJPG以外の形式、たとえばPDFやGIFなどに変換したい場合は、Zamzarのようなサードパーティ製のオンライン変換ツールが便利です(ファイルサイズが小さめの場合に適しています)。

Autotracerも有用なオンラインSVGコンバータの一つで、デバイス上のファイルやURLを指定して、EPS、AI(Adobe Illustratorファイル)、DXF、PDF、SKなどの形式へ変換できます。

ファイルサイズが大きいSVGの場合は、前述の「SVGファイルの開き方」で紹介したソフトを使えば、別形式での保存・書き出しが可能です。

たとえばInkscapeなら、SVGファイルを開いて編集した後、そのままSVG形式で保存できるだけでなく、PNG、PDF、DXF、ODG、EPS、TAR、PS、HPGLなど、多彩な形式に書き出すこともできます。

SVGファイルに関する補足情報

Scalable Vector Graphics形式は1999年に誕生し、現在もWorld Wide Web Consortium(W3C)によって開発・標準化が続けられています。

前述のとおり、SVGファイルの中身はすべてテキストです。テキストエディタで開くと、コードとして記述された内容だけが表示されます。SVGビューアはこのテキストを読み取り、画像をどう表示すべきかを解釈することで図形を描画しています。

コードを見ればわかるように、画像の寸法は簡単に編集でき、どれだけ大きくしても輪郭や色の品質が損なわれることはありません。描画命令をSVGエディタで自由に書き換えられるため、画像そのものも柔軟に修正できます。

よくある質問

SVG、PNG、JPGの違いは何ですか?

SVGは数式(ベクター)ベースで画像を表現する形式です。JPGはラスタ(ビットマップ)画像形式、PNGはバイナリコードで画像データを圧縮する形式です。グラフィックデザインでは、各要素の意図した寸法が誰でも容易に確認できるSVGが好まれます。

SVGファイルをWord文書に挿入するには?

SVGファイルは、通常の画像を挿入するのと同じ要領でMicrosoft Word文書に組み込めます。挿入したSVG画像を選択すると、Word上部の「書式」タブから編集が可能です。Microsoft OutlookやExcelでも同じ操作ができます。

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