RTFファイルとは?特徴・開き方・変換方法をわかりやすく解説
RTFファイルとは?知っておくべきポイント
- RTFファイルは「リッチテキストフォーマット(Rich Text Format)」形式のファイルです。
- Microsoft WordやNotepad++などのテキストエディタで開けます。
- FileZigZagなどのオンラインツールを使えば、PDF、TXT、DOCXなどに変換できます。
この記事では、RTFファイルとは何か、他のテキスト文書との違い、そして開き方やPDF・DOCXなど別形式への変換方法について詳しく解説します。
なお、RTFという略称は他の技術用語にも使われていますが、いずれもファイル形式とは関係ありません。たとえば「Response to Forecast(予測への対応)」「Real-Time Feedback(リアルタイムフィードバック)」「Realtek Fast Ethernet」「Run-Time Fault(実行時フォールト)」などがその例です。
RTFファイルとは何か?
拡張子が「.rtf」のファイルは、リッチテキストフォーマット(Rich Text Format)ファイルです。プレーンテキストファイルとは異なり、太字や斜体などの文字装飾、さまざまなフォントやサイズ、さらには画像まで保持できる点が大きな特徴です。
RTFファイルが便利な理由は、多くのプログラムがこの形式に対応しているからです。たとえばmacOSのアプリで作成したRTFファイルを、WindowsやLinuxで開いても、ほぼ同じ見た目で表示されます。
RTFファイルの開き方
WindowsでRTFファイルを開く最も簡単な方法は、標準搭載されている「ワードパッド(WordPad)」を使うことです。Macの場合は、Appleの「テキストエディット(TextEdit)」や「Pages」が利用できます。
通常は、ファイルをダブルクリックするだけで、いずれかのアプリが起動して開きます。うまくいかない場合は、アプリを手動で起動し、「ファイル」>「開く」メニューからRTFファイルを選択してください。
このほかにも、LibreOffice、OpenOffice、AbleWord、Jarte、AbiWord、WPS Office、SoftMaker FreeOfficeなど、同様に使えるテキストエディタやワープロソフトが数多くあります。
Zoho DocsやGoogle Docsを使えば、オンラインでRTFファイルを開いて編集することも可能です。オンラインアプリの利点は、何もインストールする必要がないことです。アップロード機能でファイルを読み込めば、編集・印刷・共有などを自由に行えます。
Google Docsを利用する場合は、GoogleドライブにファイルをアップロードしてからDocsにインポートするか、Docsのサイトから直接アップロードする方法があります。
注意点として、RTFファイルに対応しているすべてのプログラムが、同じようにファイルを表示できるわけではありません。これは、一部のプログラムがRTF形式の新しい仕様に対応していないためです。詳細は後述します。
有料ソフトでは、Microsoft WordやCorel WordPerfectでも開けます。
上記のWindows用RTFエディタの中には、LinuxやMacで動作するものもあります。macOSであれば、AppleのテキストエディットやPagesを使うのが手軽です。
意図しないアプリでファイルが開いてしまう場合は、Windowsで既定のRTFファイルを開くアプリを変更できます。たとえば、Notepadで編集したいのにOpenOffice Writerで開いてしまうような場合に便利です。
RTFファイルの変換方法
最も手軽な変換方法は、FileZigZagのようなオンラインツールを使うことです。RTFファイルをDOC、PDF、TXT、ODT、HTMLなど、さまざまな形式に変換できます。また、ZamzarもRTFをPDFのほか、PNG、PCX、PS形式に変換できるオンラインサービスです。
Doxillionは無料のドキュメント変換ソフトで、RTFをDOCXをはじめとする多数のドキュメント形式に変換できます。
もう一つの方法は、前述のエディタを利用することです。ファイルを開いた状態で、「ファイル」メニューや「エクスポート(書き出し)」オプションから、別のファイル形式で保存できます。
RTF形式についての詳細情報
RTF形式は1987年に初めて登場しましたが、Microsoftによる更新は2008年で終了しました。それ以降もいくつかの改訂が行われています。ドキュメントエディタがファイルを作成時と同じように表示できるかどうかは、どのバージョンのRTFが使われているかによって決まります。
たとえば、RTFファイルに画像を挿入することはできますが、最新のRTF仕様に対応していないリーダーでは、画像がまったく表示されないことがあります。
RTFファイルはかつてWindowsのヘルプファイルとして使われていましたが、その後、拡張子「.chm」を使用するMicrosoft Compiled HTML Helpファイルに置き換えられました。
最初のバージョンは1987年にリリースされ、MS Word 3で採用されました。1989年から2006年にかけて、バージョン1.1から1.9.1までがリリースされ、最終バージョンではXMLマークアップ、カスタムXMLタグ、パスワード保護、数式要素などがサポートされました。
RTF形式はテキストベースでバイナリ形式ではないため、Notepadのようなプレーンテキストエディタで開くと、ファイルの中身を直接読むことができます。
RTFファイルはマクロをサポートしていませんが、だからといって「.rtf」ファイルがマクロから安全だとは限りません。たとえば、マクロを含むMS Wordファイルの拡張子を「.rtf」に変更すれば安全に見えますが、本物のRTFファイルではないため、MS Wordで開くとマクロが通常通り実行されてしまう恐れがあります。
拡張子は似ていますが、RTFファイルはWRFファイルやSRFファイルとは別物です。
よくある質問(FAQ)
RTFファイルはウイルスになり得ますか?
はい、まれにあります。ほとんどのファイル形式と同様、RTFファイルにマルウェアが含まれていた事例があります。Webからダウンロードしたファイルは、無料のウイルス対策ソフトでスキャンするようにしましょう。
AndroidでRTFファイルを開くには?
公式のDropbox、Googleドライブ、Microsoft Officeアプリで、Android端末でもRTFファイルを開けます。また、Google PlayストアにはRTFファイルの表示に特化したアプリも多数あります。
Word文書をRTFファイルとして保存するには?
Microsoft Wordで「ファイル」>「名前を付けて保存」>「ファイルの種類」から「リッチテキスト形式(*.rtf)」を選択します。WordでRTFファイルを開く際は、ファイル選択画面で「すべてのファイル」が選択されていることを確認してください。
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