プライベートブラウジングとは?ChromeとSafariでシークレットモードを使う方法
プライベートブラウジング、いわゆる「シークレットモード」は、少し静かにウェブを閲覧するための方法として人気を集めています。しかし、それが実際に何を意味し、どの程度あなたを保護してくれるのか、正しく理解している人は意外と少ないかもしれません。
この記事では、シークレットモードとは何か、どのように動作するのか、そしてどんな場面で役立つのか(あるいは役に立たないのか)を詳しく掘り下げて解説します。
プライベートブラウジングとは?
プライベートブラウジングセッション中、ブラウザは閲覧したウェブサイトを履歴に記録しません。また、そのセッションに関連するデータ(Cookieなど)も、ローカルのデバイスには保存されません。
これは、例えばパートナーへのプレゼントをネット通販で探しているときなどに便利です。プライベートブラウジングを有効にしていれば、相手がずっと欲しがっていたLEGOのスターデストロイヤーをこっそり検索して注文しても、バレる心配がありません(ただし、自宅への配送状況を追跡されたら話は別です。そこまでは防げません)。
なぜサプライズが台無しにならないのでしょうか。それは、LEGOのサイトがそのブラウジングセッションの履歴から消去されるからです。さらに、パートナーがあなたのノートPCやデスクトップを使ったとしても、ターゲティング広告によって秘密が露呈することもほぼありません。つまり、実用的な機能なのです。
また、プライベートブラウジングは、従量制のペイウォールを回避したいときや、ログイン状態だと自分の情報が保存されているサイトの挙動をテストしたいときなどにも役立ちます。
Chromeでシークレットモードを有効にする方法
シークレットモードの有用性がわかったところで、主要なブラウザでの使い方を見ていきましょう。まずはChromeからです。
シークレットセッションを開始するには、Chromeを開き、右上にある縦に並んだ3つの点(⋮)をクリックします。次に、ドロップダウンメニューから「シークレット ウィンドウを開く」を選択してください。

クリックすると、新しい暗い色のウィンドウが開きます。これだけで、シークレットモードの準備完了です。

補足:キーボードショートカットでもプライベートブラウジングを開始できます。
Macなら「Command + Shift + N」、Windowsなら「Ctrl + Shift + N」を押すだけで、暗い色のウィンドウがすぐに開きます。マウス操作は一切不要です。
Safariでシークレットモードを有効にする方法
Safariでプライベートブラウジングウィンドウを開く方法も、Chromeとよく似ています。
Safariの新規ウィンドウを開き、「ファイル」メニューをクリックして、ドロップダウンから「新規プライベートウインドウ」を選択するだけです。

このオプションを選択すると、よく似たブラウザウィンドウが開きますが、アドレスバーが暗い色になり、「プライベートブラウズが有効です」という表示が現れます。

ショートカットも同様に使えます。「Command + Shift + N」を押すだけで、シークレットセッションを開始できます。
これで、Safariでもコンピュータに目立つ痕跡を残さずに閲覧できます。次に、この機能が実際にどこまで守ってくれるのか(そして守ってくれないのか)を詳しく見ていきましょう。
シークレットモードは何を守ってくれるのか?
シークレットモードの利便性については説明しましたが、ここでプライベートブラウジングが具体的にどう役立つのかを整理しておきましょう。
以下が、シークレットモードが行うことと、あなたを守る仕組みです。
- 訪問したウェブサイトは閲覧履歴に保存されないため、後からブラウザの履歴を見返しても、どこを訪れたのか分かりません(他人に見られることもありません)
- Cookieなどのキャッシュ情報はデバイスにローカル保存されません(シークレットセッションごとに新しく作成されます)
- オンラインフォームに入力した情報(メールアドレスや住所など)はGoogleに保存されません
これらの機能は確かに非常に便利ですが、安心感に浸って油断してはいけません。次に、プライベートブラウジングでは守れないことについて説明します。
シークレットモードで守れないこと
プライベートブラウジングセッション中でも、以下の事実には注意が必要です。
- Cookieなどが端末に保存されなくても、ウェブサイト側は独自のサーバーであなたの情報を収集している可能性があります。また、接続に使用したネットワーク側も情報を取得できます
- 職場や学校がブラウザセッションを監視している場合、訪問したサイトのIPアドレスは依然として把握されます。不適切なサイトやNSFW(成人向け)サイトを会社のWi-Fiやパソコンで閲覧しないようにしましょう
- プライベートブラウジングはマルウェアやウイルスからは守ってくれません。普段通り、安全対策を怠らないことが重要です
忘れてはいけないのは、シークレットモードを使っていても、検索履歴が記録される可能性があり、雇用主はあなたのアクセス先を見ることができ、ウェブサイトは位置情報などを収集できるという点です。
プライベートに、そして安全にウェブを閲覧しましょう。
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