ブラウザジェスチャを使い始めるべき3つの理由
あなたは1日のうち、どれくらいの時間をウェブ閲覧に費やしていますか?Nielsenの2014年の調査によると、アメリカ人は1日あたり11時間をオンラインで過ごしているとのこと。これは相当なウェブ閲覧時間です!そのうち、非効率なブラウジング習慣によってどれほどの時間が無駄になっているか、考えてみたことはありますか?失った時間は二度と取り戻せません。
だからこそ、誰でもすぐに使えるブラウザテクニックはとても便利です。時間を節約し、短い時間でより多くの情報を閲覧できるようになります。プロのように快適にウェブを操れるようになれば、「今までどうやって過ごしていたんだろう」と思うはずです。
しかし、多くのユーザーが見落としがちな便利なブラウザテクニックがあります。それが「ブラウザジェスチャ」です。この記事では、その基本と、使い始めるべき3つの理由をご紹介します。
ブラウザジェスチャとは?
すでにブラウザジェスチャをご存じの方は上級者と言えるので、次のセクションへスキップしても構いません。初めて聞くという方のために、簡単に解説します。
ブラウザジェスチャとは、マウスのクリックと移動(デスクトップやノートPCの場合)、あるいはタップや長押し(モバイル端末の場合)を組み合わせた操作のことで、多くのウェブブラウザがひとまとまりの操作として認識するものです。
各ジェスチャにはさまざまなブラウザ操作が割り当てられており、認識されたジェスチャを行うたびに、対応するアクションが実行されます。つまり、キーボードショートカットのマウス版・タッチ版と考えると分かりやすいでしょう。
注意点として、多くのブラウザには変更できない標準ジェスチャがあらかじめ用意されています(ジェスチャ機能全体の有効・無効だけを切り替え可能)。ただし、独自のジェスチャを自由に設定できる拡張機能も存在します。標準機能では物足りないと感じたら、拡張機能の導入を検討するのがおすすめです。
ブラウザジェスチャが便利な3つの理由
「キーボードショートカットがあるのに、わざわざジェスチャを使う必要があるの?」と思うかもしれません。確かにそれは好みの問題ですが、ジェスチャが支持される理由は明確です。
1. 操作が速い
ウェブを閲覧しているとき、私たちの手は99%マウスの上にあります。(例外は、LynxやQutebrowserのようなキーボード主体の特殊なブラウザを使っている場合くらいでしょう。)手がすでにマスにあるため、キーボードショートカットのように「正しいキーの位置を探す」時間が不要です。クリックして、決められた動きを描くだけで完了します。
2. 覚えやすい
お使いのブラウザでキーボードショートカットの一覧を開いてみてください。その数は数百個に及びます。厳選しても、覚える価値のあるショートカットは何十個にもなります。すべてを暗記するのは至難の業ですよね。
一方、ブラウザジェスチャは直感的で文脈に沿っているため記憶に残りやすくなっています。たとえば「左ドラッグで前のページへ戻る」「右クリック→左クリックで次のページへ進む」といった具合です。さらに独自ジェスチャを定義できる拡張機能を使えば、「W」の字を描いてWikipediaを開いたり、ジグザグを描いてタブを閉じたりといったカスタマイズも可能です。
3. 制限がない
独自ジェスチャに対応した拡張機能を使えば、描ける図形や動きに制限はありません。キーボードには物理的なボタン数の限界があり、しかもその大半はブラウザ標準の数百個のショートカットで既に占有されています。
さらに、ブラウザごとにショートカットの割り当てが異なるのに対し、ジェスチャなら同じ動作をすべてのブラウザで共通して使えます(標準ショートカットを上書きする必要もありません)。
インストールしたい3つのジェスチャ拡張機能
強調しておきますが、ブラウザジェスチャを本格的に活用するなら、自由度の高い拡張機能の導入が鍵となります。数ある中でも特におすすめの3つをご紹介します。
1. crxMouse(Chrome、Opera)
crxMouseは、現在利用できるジェスチャ系拡張機能の中でも群を抜いて優秀な一つです。カスタム動作の定義はもちろん、スクロールホイールを組み合わせたジェスチャにも対応しており柔軟性が高く、ジェスチャ軌跡の見た目までカスタマイズできる点が魅力です。
ちなみに、OperaでもChromeの拡張機能を利用できます。設定方法を確認しておくと良いでしょう。
2. FireGestures(Firefox)【配布終了】
FireGesturesは、FirefoxにおけるcrxMouse的存在として人気を集めていた拡張機能です。スクロールホイール連携など多くの機能を備え、さらにcrxMouseにはない「キープレスジェスチャ」にも対応。CtrlキーやShiftキーをジェスチャの開始キーとして使えました。
また、自作スクリプトで新しいアクションを追加し、それにジェスチャを割り当てることも可能で、上級者からも支持されていました。ただし現在は配布が終了しています。Firefoxユーザーの方は、代替となる同種の拡張機能を探してみてください。
3. Mouse Gestures(Edge)
Edgeが拡張機能に対応して以降、ChromeやFirefoxの有力なライバルとなりました。リリース当初のMicrosoft Storeはラインナップこそ限られていましたが、Mouse Gesturesは実用性の高い拡張機能の一つです。
残念ながら、この拡張機能は基本のジェスチャ操作を追加するのみで、カスタムジェスチャの定義には対応していません。今後のアップデートに期待しましょう。
マウスジェスチャをマスターしたら、さらに一歩進んで、その他の時短ブラウザテクニックもレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。必須ではありませんが、ウェブ閲覧の効率が確実に上がりますよ。
あなたはどう思いますか?ブラウザジェスチャは便利だと思いますか?それとも昔ながらのキーボードショートカット派ですか?ジェスチャを使っているなら、お気に入りのブラウザと拡張機能の組み合わせを、ぜひコメント欄で教えてください!
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