IEでInPrivateブラウズ(プライベート閲覧)を有効にする方法
ウェブを閲覧していると、訪れたサイトや行った操作の記録が、ブラウザーによってパソコンのハードディスクに残されていきます。具体的には、閲覧履歴・キャッシュ・Cookie・保存済みパスワードなどです。IE11には、こうしたプライベートなデータを端末に残さずにウェブを利用できる「InPrivateブラウズ」機能が搭載されています。
この記事で紹介する手順は、Windows 10/Windows 8/Windows 7上のInternet Explorer 11に対応しています。なお、Windows 10のMicrosoft Edgeでは操作方法が異なるためご注意ください。
InPrivateブラウズを有効にする手順
InPrivateブラウズが有効になっている間は、Cookieやインターネット一時ファイル(キャッシュ)といったプライベートデータがハードディスクに残りません。さらに、閲覧履歴・保存済みパスワード・フォームのオートフィル情報も、セッション終了時に完全に削除されます。
InPrivateブラウズは、ブラウザーの設定から簡単に起動できます。以下の手順に従ってください。
IE11を起動します。
ブラウザーウィンドウ右上にある歯車アイコン(操作メニュー/ツールメニュー)をクリックします。
ドロップダウンメニューから安全を選択します。
サブメニューからInPrivateブラウズを選択します。
Windows 8モードのIE11を使用している場合は、ブラウザー画面内の任意の場所を右クリックしてタブツールボタン(横並びの3点アイコン)を表示し、メニューからNew InPrivateタブを選択してください。
以上でInPrivateブラウズが有効になり、確認画面とともに新しいタブまたはウィンドウが開きます。アドレスバーに表示されるInPrivateのインジケーターで、プライベート閲覧中であることを確認できます。
InPrivateブラウズのウィンドウ内で行う操作には、以下のような挙動が適用されます。
Cookie
多くのウェブサイトは、ユーザー固有の設定などを保存する小さなテキストファイル(Cookie)をハードディスクに書き込みます。これはログイン情報の取得や、カスタマイズされた体験の提供に使われます。InPrivateブラウズが有効な場合、これらのCookieはウィンドウやタブを閉じた時点でハードディスクから削除されます。「スーパークッキー」とも呼ばれるDOMストレージも同様に削除されます。
インターネット一時ファイル
キャッシュとも呼ばれるこのデータは、ページの読み込み速度を上げるためにローカルへ保存される画像・マルチメディアファイル・Webページ一式などです。InPrivateブラウズのタブやウィンドウを閉じると、即座に削除されます。
閲覧履歴
IE11は通常、訪問したURL(アドレス)の記録を保存しますが、InPrivateブラウズモード中はこの履歴が一切記録されません。
フォームデータ
氏名や住所などWebフォームに入力した情報は、通常IE11によって保存され、次回以降の入力に再利用されます。しかしInPrivateブラウズ有効時は、フォームデータがローカルに記録されることはありません。
オートコンプリート
IE11のオートコンプリート機能は、過去の閲覧履歴や検索履歴をもとに、URLや検索キーワードの入力を予測・補助します。InPrivateブラウズモードでの閲覧中は、このデータも保存されません。
クラッシュ復元
IE11はクラッシュに備えてセッションデータを保存しており、再起動時に自動復元できる仕組みになっています。複数のInPrivateタブを開いている状態で1つのタブだけがクラッシュした場合も、同様に復元が可能です。ただし、InPrivateブラウズのウィンドウ全体がクラッシュした場合は、セッションデータがすべて消去され、復元はできません。
RSSフィード
InPrivateブラウズモード中に追加したRSSフィードは、タブやウィンドウを閉じても削除されません。削除するには、各フィードを個別に手動で取り除く必要があります。
お気に入り
InPrivateブラウズセッション中にお気に入り(ブックマーク)へ登録したサイトは、セッション終了後も残ります。標準の閲覧モードでも表示されるため、不要であれば手動で削除してください。
IE11の設定
InPrivateブラウズセッション中に行ったIE11設定の変更は、セッションを閉じた後もそのまま保持されます。
InPrivateブラウズを終了したいときは、開いているタブまたはウィンドウを閉じて、通常の閲覧セッションに戻るだけです。
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