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Firefoxブラウザでキオスクモードを有効にする方法【設定・解除手順を解説】

特定のアプリだけを使えるようにし、それ以外のアプリやOS自体へのアクセスをすべて制限したい——そんなふうにデバイスを設定したい場面は意外と多くあります。いわゆる「キオスクモード」と呼ばれる状態です。Windows 10にも標準でキオスクモードが用意されていますが、指定できるのはMicrosoft純正アプリ1つのみという制約があります。

Firefoxブラウザでキオスクモードを有効にする方法【設定・解除手順を解説】

おそらくそうした理由から、Mozillaは自社のWebブラウザ「Firefox」にキオスクモード機能を搭載しました。この機能を使えば、そのパソコンではFirefoxによるウェブ閲覧以外の操作を一切できなくなり、閲覧専用端末として運用できます。ちなみに、この機能の要望は18年ほど前からユーザーから寄せられていたと言われています。当時のMozillaは、キオスク端末がこれほど重要になるとは想定していなかったのかもしれません。

なお、Windows 10本体のキオスクモード設定方法については、「Windows 10でキオスクモードを有効にする方法」の記事もあわせてご覧ください。

キオスクモードとは?どんな場所で使われている?

キオスクモードとは、パソコン全体をロックし、あらかじめ指定した1つのアプリケーション以外を一切操作できないようにする設定のことです。こうした「キオスク端末」は、さまざまな場所に設置されており、利用者は意図された特定のアプリだけを使用できます。これは、利用者の注意を目 的の用途に集中させ、パソコンを汎用的に使われることを防ぐために行われます。

Firefoxブラウザでキオスクモードを有効にする方法【設定・解除手順を解説】

前述のとおり、キオスクモードは単一アプリへの操作を絞り込む仕組みです。そのため、店舗・ショッピングモール・図書館などの案内端末、自動販売機、プロモーション時のプレゼンテーションや資料展示用端末などに設置すると特に効果的です。

また、Firefoxで表示される広告が気になる方は、「Firefoxにおすすめの広告ブロッカー」に関する記事も参考になります。

Firefoxでキオスクモードを有効にすると、何が変わる?

Firefoxブラウザでキオスクモードを有効にする方法【設定・解除手順を解説】

Firefoxでキオスクモードを有効にすると、事前に設定されたアプリ以外の操作は一切できなくなります。具体的には、以下のような制限がかかります。

  1. 強制的に全画面表示になり、最小化も終了もできない。
  2. 最小化・最大化・閉じるボタンが表示されなくなる。
  3. F11キーを押しても、対応する動作が一切起こらない。
  4. 右クリックが無効になり、仮に反応してもコンテキストメニューは表示されない。
  5. 画面下部のステータスバーが消え、リンクにマウスを乗せてもURLが表示されない。
  6. ツールバー・タイトルバー・ブックマーク・ナビゲーション・メニューバーなどが非表示または無効化され、ユーザーは限られた操作しか行えない。

さらに、複数のタブを開いたり、Firefoxのオプションや設定を変更したりすることもできません。既定のページや内蔵ページも開けず、このモードから簡単に抜けることもできません。結果として、ユーザーは事前に決められたウェブページと、そこに配置された少数のリンクを行き来するだけのクローズドな環境に置かれることになります。

Firefoxブラウザで不具合やトラブルが発生している場合は、解決策をまとめた記事もぜひご覧ください。

Firefoxブラウザでキオスクモードを有効にする方法【設定・解除手順を解説】

Firefoxでキオスクモードを有効にする方法

キオスクモードの概要と用途がわかったところで、実際にFirefoxでキオスクモードを有効にする2つの方法を紹介します。

方法1:「ファイル名を指定して実行」から起動する

ステップ1. Windowsキー+Rキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。

ステップ2. テキストボックスに「firefox -kiosk」と入力し、Enterキーを押します。

Firefoxブラウザでキオスクモードを有効にする方法【設定・解除手順を解説】

ステップ3. Mozilla Firefoxがキオスクモードかつ全画面表示で起動します。

注意: キオスクモードを有効にする前に、他のFirefoxのウィンドウやセッションが開いていないことを確認してください。

方法2:ショートカットを作成してキオスクモードで起動する

デスクトップに専用のショートカットアイコンを作成しておけば、いつでもワンクリックでキオスクモードを起動できます。

ステップ1. デスクトップ上にFirefoxの新しいショートカットを作成します。

ステップ2. ショートカットを右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。

ステップ3. プロパティダイアログで、「リンク先(Target)」という項目の横にあるテキストボックスを探します。

ステップ4. 既存の文字列は削除・変更せず、その末尾に以下のコマンドを追記します。

-kiosk

注意: 「リンク先」に入力されている最後の文字と、追加するコマンドの間には必ず半角スペースを入れてください。

Firefoxブラウザでキオスクモードを有効にする方法【設定・解除手順を解説】

ステップ5. 「適用」ボタンをクリックし、変更したショートカットからFirefoxを起動します。

Firefoxのキオスクモードを解除する方法

キオスクモードを有効にしている間は、パソコンの他の機能を利用できません。解除が必要になった場合は、以下の手順に従ってください。

ステップ1. キーボードの「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を同時に押します。画面にオプション一覧が表示されます。

ステップ2. 一覧から「タスクマネージャー」を選択すると、新しいウィンドウが開きます。

ステップ3. 「プロセス」タブをクリックし、現在実行中のプロセス一覧から「firefox」で始まる名前のプロセスを探します。

ステップ4. Firefoxのプロセスを選択し、ウィンドウ右下にある「タスクの終了」ボタンをクリックします。

Firefoxブラウザでキオスクモードを有効にする方法【設定・解除手順を解説】

ステップ5. 「firefox」で始まるプロセスが複数ある場合は、この操作を繰り返します。

ステップ6. これでFirefoxのキオスクモードが終了し、通常モードに戻ります。

Google ChromeではなくMozilla Firefoxを選ぶべき5つの理由についても、あわせてチェックしてみてください。

キオスクモードで使えるその他のコマンドと活用テクニック

ヒント1. 実行コマンドにウェブサイトのURLを指定すると、起動時にそのページを読み込みます。

例:firefox -kiosk https://wethegeek.com/

このコマンドを「ファイル名を指定して実行」で使用すると、指定したサイトがキオスクモードのFirefoxで開きます。

ヒント2. 上記のコマンドは、方法2で説明したショートカットのプロパティに同じ文字列を追記することでも利用できます。
ヒント3. 次のコマンドを使えば、キオスクモードをプライベートブラウジングモードで直接起動できます。

例:firefox -kiosk -private-window https://blogs.systweak.com/

ヒント4. キオスクモード中にページを印刷したい場合は、次のコマンドを使用します。

firefox -kiosk -printing

印刷ダイアログを表示せずに、キオスクモードで開いている現在のページをそのまま印刷できます。

ヒント5. コマンドプロンプトを使う管理者向けには、次のコマンドラインがあります。

run firefox.exe -kiosk

Firefoxブラウザをさらに安全に使うための方法については、こちらの記事も参考にしてください。

Firefoxブラウザでキオスクモードを有効にする方法【設定・解除手順を解説】

Firefoxのキオスクモード、どう思いますか?

Firefoxのキオスクモードは、商用目的だけでなく家庭でも活躍します。たとえば、子どもがインターネットやYouTubeを見たいときにキオスクモードを有効にしておけば、大事な書類やアプリを勝手に操作される心配なく、安心して端末を任せられます。

Firefoxのキオスクモードに関する感想や質問があれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。FacebookやYouTubeでも情報を発信しています。技術系のTipsやよくある問題の解決策を定期的に投稿していますので、ニュースレターを購読して最新情報をお見逃しなく。

  1. 主要ブラウザをシークレットモード(プライベートブラウジング)で自動起動する方法

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  2. Windows 10のキオスクモードを有効にする方法【設定手順を徹底解説】

    Windows 10には数多くの優れた機能が搭載されていますが、中にはあまり知られていない隠れた機能もあります。そのひとつが「キオスクモード」です。この機能を使うと、PCをキオスク端末のように変身させ、利用者が操作できるアプリを事前に設定した1つだけに制限できます。 キオスク端末化されたPCでは、指定したタスク(Microsoft Storeからインストールしたアプリ)のみを実行可能となり、その他のアクセスや設定、さらにはデスクトップへのアクセスまですべて無効化されます。この機能は、サービスセンターでお客様の受付や発券を行う端末として、あるいは待合ロビーで来訪者がインターネットを閲覧できる端末