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「com.apple.WebKit.Networking.xpc」とは?役割と安全性を徹底解説(実はマルウェアではありません)

Macを定期的にチェックする習慣がある方なら、「com.apple.WebKit.Networking.xpc」という名前を目にしたことがあるかもしれません。ファイアウォールのオプション設定に、見覚えのない項目として突然現れることがあります。

表示されるメッセージは、「com.apple.WebKit.Networking.xpc 受信接続を許可しますか?」といった内容です。

ここで疑問になるのが、これがMacシステムの正規のコンポーネントなのか、それともブラウザを乗っ取って深刻な脅威をもたらすMacマルウェアなのかという点です。本記事では、com.apple.WebKit.Networking.xpcの正体と役割について詳しく解説します。

com.apple.WebKit.Networking.xpcは危険なのか?

com.apple.WebKit.Networking.xpcが危険な要素かどうかを確認する最初のステップは、アンチマルウェアソフトでスキャンを実行し、このファイルが検出結果に含まれるかどうかを調べることです。併せて、ジャンクファイルや不要ファイルを整理してMacのパフォーマンスと安定性を保つ、Mac最適化ツールの活用もおすすめです。

プロのヒント:システムトラブルや動作の遅延を引き起こす可能性のある、パフォーマンスの問題、ジャンクファイル、有害なアプリ、セキュリティ上の脅威をMacでスキャンしてみましょう。

スキャンの結果、com.apple.WebKit.Networking.xpcが不審な要素や脅威として検出されなければ、それはシステムの正規の、あるいは必要不可欠な一部であると考えて問題ありません。

また、「情報を見る(Get Info)」レポートからもcom.apple.WebKit.Networking.xpcに関する情報を確認できます。このファイルは以下の場所に格納されています。/System/Library/Frameworks/WebKit.framework/Versions/A/XPCServices

ファイルのアクセス権限は次の通りです。

  • System(システム)– 読み書き可能
  • Wheel – 読み取りのみ
  • Everyone(全ユーザー)– 読み取りのみ

各種情報源を調べたところ、com.apple.WebKit.Networking.xpcはApple純正の製品であることが判明しました。Safari、メール、メッセージ、App Store、iCloudなど、インターネット接続を必要とするプログラムで使用されています。ただし、何者かが「情報を見る」で表示されるファイル情報を偽装している場合はこの限りではありません。

Safariで表示されるcom.apple.WebKit.Networking.xpcのポップアップ

Safariの使用中に、「com.apple.WebKit.Networking.xpcが、キーチェーン内のキー“Apple ID認証(日付、時刻)”を使用してサインインしようとしています」というメッセージが表示されることもあります。頻繁に表示されるとかなり煩わしいものですが、実は正当な理由によって表示されているものであり、マルウェアの症状や攻撃の兆候ではない可能性が高いのです。

ここで技術的な仕組みを簡単に説明しましょう。Safariがセキュアなウェブサイトにアクセスすると、サイト側から証明書への署名が求められます。ブラウザはそれに応じて、キーチェーンに保存された証明書を使用して署名を行います。

しかし、キーチェーン内で正しい証明書と誤った証明書が混同され、Safariが誤った証明書を使用しようとすることがあります。この場合、不要な証明書を抑制(無効化)することで、署名プロセスが正常に機能するようになります。ただし注意が必要なのは、システム証明書やルート証明書を抑制すると、関連するウェブサイトへのアクセスに支障をきたす可能性がある点です。

中には、Safariで新しいタブを開くたびにこのメッセージが表示されるというユーザーもいます。特定のウェブサイトが原因だと疑った彼らの解決策は、そのサイトを「トップサイト」セクションから削除することでした。その結果、Safariが毎回証明書を要求しなくなったとのことです。

MIT.eduのウェブサイトでは、この問題に対処する具体的な手順が紹介されています(以下はMIT固有の例です)。以下の手順に従ってください。

  1. キーチェーンアクセスを開きます。
  2. 左下の「分類」にある「鍵」をクリックします。
  3. 「名称」列のヘッダーをクリックして、名前順に並べ替えます。
  4. MITの個人証明書(yourname Certificate)を探します。
  5. 該当する行をダブルクリックします。
  6. 次に、「アクセス制御」をクリックします。
  7. 「+」ボタンをクリックすると、Webkit.Frameworkフォルダが自動的に開きます(/System/Library/Frameworks/WebKit.framework)。
  8. Versions > A > XPC Servicesへ移動します。
  9. com.apple.WebKit.Networking.xpcを選択します。
  10. 「追加」をクリックします。
  11. 最後に、「変更内容を保存」をクリックして完了です。

まとめ

一見すると別のマルウェアの脅威として片付けたくなりますが、com.apple.WebKit.Networking.xpcは実際には正規の、むしろ必要不可欠なMacシステムのコンポーネントです。Safariからメッセージアプリまで、インターネット接続が必要なあらゆる場面でその存在が確認できます。

いつものように、見慣れないファイルやプログラムを扱う際には、慎重に見極めることが大切です。正規の項目を安易に削除してしまうことも、問題を放置することと同じくらい危険であり得ます。

あなたはcom.apple.WebKit.Networking.xpcを見かけたことがありますか?ぜひご意見をお聞かせください!

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