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CrashPlan Personalを使ってインターネット経由でPCを相互バックアップする方法

PCのデータをバックアップすることの重要性は、今さら言うまでもありません。しかし、実際にきちんと実行している人は意外と少ないのが現実です。その理由はシンプルで、PCのバックアップが依然として面倒だから。外付けドライブを新たに購入したり、高額な月額料金のかかるクラウドストレージ契約が必要になったりと、ハードルが高いのです。

ところが、複数のPCをお持ちなら、解決策はすでに自宅の中にあるかもしれません。それは、PC同士を互いのバックアップ先として使うという方法です。近年の家庭用PCの多くは、出荷時点で1TBクラスの大容量ドライブを搭載しています。せっかくの空き容量、バックアップ領域として有効活用しない手はありません。

CrashPlan Personalとは?

CrashPlan Personalを使ってインターネット経由でPCを相互バックアップする方法

理屈の上では理想的に聞こえますが、実際に手作業でPC間のバックアップを行うのは骨の折れる作業です。そこで必要になるのが、バックアップを自動化してくれるソフトウェアです。今回紹介するのが、定番のバックアップツール「CrashPlan Personal」です。

CrashPlanは世界中で人気のあるバックアップソフトウェアです。個人利用の範囲であれば無料で使える点が魅力で、ソフトウェアをダウンロードしてアカウントを作成するだけで導入できます。無料で利用できるとはいえ、アカウント登録は必須なので注意しましょう。

初回登録時には30日間の無料トライアルが適用され、オンラインストレージなどの便利な機能を試すことができます。トライアル終了後もこれらの機能を使い続けるには有料プランへの移行が必要ですが、料金は妥当な水準です(無制限ストレージプランで月々払いの場合、月額5ドル)。

なお、PC間でのバックアップだけであれば、有料プランに加入する必要はありません

バックアップの作成手順

複数のPC間でバックアップを行うには、まずすべてのPCにCrashPlanをインストールします。Windows・Mac・Linuxの各バージョンが用意されているため、OSが混在する環境でも安心して使えるのが嬉しいポイントです。

CrashPlanのメイン画面を開いたら、ウィンドウ下部にある「Another Computer(別のコンピュータ)」という項目を探してください。ここをクリックすると、バックアップ先となるPCを選択する「Destinations(送信先)」セクションへ移動します。

CrashPlan Personalを使ってインターネット経由でPCを相互バックアップする方法

リンクをクリックすると「Destinations」セクションの「Computers」タブが表示され、自分のアカウントに登録済みでCrashPlanがインストールされているすべてのPCが一覧で現れます。バックアップ先にしたいPCを選び、「Start Backup」ボタンを押せばバックアップが開始されます。

CrashPlan Personalを使ってインターネット経由でPCを相互バックアップする方法

初回のバックアップには相応の時間がかかります。デスクトップPCのデータを丸ごとバックアップする場合は特に顕著で、有線LANによるローカル接続でも、数百GB規模のデータ転送には半日以上かかることも珍しくありません。

バックアップ対象を変更する

CrashPlan Personalを使ってインターネット経由でPCを相互バックアップする方法

CrashPlanは、メインメニューの「Files」に表示されている項目をバックアップします。デフォルトではユーザーフォルダ一式が選択されており、ドキュメントや画像、動画といった重要データをまとめてカバーできるようになっています。

ただし、独自のフォルダを作ってファイルをあちこちに保存しているユーザーも多いはず。「Change」ボタンをクリックするとファイル選択画面が開き、バックアップ対象を自由に変更できます。フォルダ単位はもちろん、ドライブ全体を選択することも可能です。

とはいえ、選択範囲が大きくなるほど相手側PCのディスク容量を圧迫し、バックアップ時間も長くなります。基本は再取得できないデータだけをバックアップするのがおすすめです。再インストールで復元できるアプリケーション類は除外し、ドキュメント・写真・動画などに絞り込みましょう。

ファイルを復元する方法

CrashPlan Personalを使ってインターネット経由でPCを相互バックアップする方法

これでバックアップ環境の完成です。所有するすべてのPCで同じ設定を行えば、各マシンが互いのファイルを守り合う「バックアップネットワーク」を簡単に構築できます。CrashPlanはバックアップのスケジューリング機能を備えており、予定時刻に相手のPCがオフラインでも、オンラインになるまで自動的に待機してくれるため、手間は一切不要です。

では、いざファイルを復元したくなったときは?ご安心ください、こちらも簡単です。

復元機能はソフトウェアの「Restore」セクションにあります。ここではファイルブラウザーが表示され、バックアップ内のフォルダをたどりながら、必要なファイルだけをピンポイントで復元できます。うっかりファイルを削除してしまったときに役立つ機能です。バックアップ全体を戻したい場合は、階層の最上位フォルダを選択すればOK。配下のサブフォルダは自動的にすべて選択されます。

あとは「Restore」ボタンを押すだけ。とはいえ、復元にもバックアップと同等の時間がかかります。数GBを超えるような大容量データの場合は、気長に待ちましょう。

あなたのバックアップ手段は?

CrashPlan Personalは、PC間(その他のデバイス間でも)でデータをバックアップできる、無料で手軽なソリューションです(本記事ではPC間バックアップという一つの用途に絞って紹介しました)。皆さんはどんな方法でバックアップをしていますか?CrashPlan Personalはベストな選択肢でしょうか?それとも、ほかにおすすめのツールがあるでしょうか?

※なお、CrashPlanの提供プランや料金体系は変更されることがあります。導入前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

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