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JupiterでLinuxノートPCのバッテリーをより長持ちさせよう

LinuxノートPCのバッテリー駆動時間をもっと伸ばしたいと思いませんか?「Jupiter Applet」は、CPUの制御やLinuxカーネル・ハードウェア設定の最適化を通じて省電力化をサポートしてくれる小型ユーティリティです。パフォーマンスの低下はほとんど感じられないのに、バッテリーはぐっと長持ちします。

バッテリーを節約するための基本テクニック

ノートPCのバッテリーを長持ちさせる方法は数多くありますが、その多くはごく基本的なものです。たとえば、電源に接続していないときは画面の輝度を下げる、使用するソフトウェアに気を配るといったこと。要するに、必要のない場面で電力を大量に消費する機能を使わないようにする、というのが大原則です。

そんな中、Jupiterのようなソフトウェアも大きな助けになります。AC電源につながっていないときに、自動的に消費電力を抑えてくれるからです。普段の作業では、CPUの性能を100%引き出す必要はほとんどありません。Jupiterはそれを見越して、賢く省エネ運転を行います。さらに、Bluetoothなど電力を食うデバイスをワンクリックでオフにできるクイック操作も備えています。これだけで、「バッテリーが完全に切れる」という絶望的な瞬間までの時間を大きく延ばせるのです。

Jupiterの使い方

Jupiterの真価は、バックグラウンドでの働きにあります。このソフトはPCがAC電源に接続されているかどうかを自動的に判別し、バッテリー駆動時にはCPUの消費電力を抑えます。とはいえ心配は無用です。バッテリー持ちよりもCPUのフル性能が必要な場面では、そちらを優先する設定も可能です。

JupiterでLinuxノートPCのバッテリーをより長持ちさせよう

トレイアイコン(Ubuntuではアプレットとして表示)からは、いつでもJupiterの各種設定を手動で変更できます。PCのパフォーマンスレベルを、自分の好みに合わせて設定しましょう。

JupiterでLinuxノートPCのバッテリーをより長持ちさせよう

デフォルトでは、AC電源接続時に「Maximum Performance(最大パフォーマンス)」、バッテリー駆動時に「Power Saving(省電力)」が選択されています。両者の中間となる「Power On Demand(オンデマンド)」というモードも用意されています。どれを選んでも、Jupiterはその設定を記憶してくれます。たとえばバッテリー駆動中に「Power On Demand」を選べば、次回以降バッテリー駆動時に自動的に同じ設定が適用されます。いろいろ試してみるのもいいでしょう。

また、アプレットからは電力を食うデバイスを素早くオフにすることもできます。Bluetoothはその典型例で、外出先では使わないことが多いのに、かなりの電力を消費します。しばらくオフラインで耐えられるなら、WiFiを切るのも効果的です。

JupiterでLinuxノートPCのバッテリーをより長持ちさせよう

さらに、このアプレットからはディスプレイ設定にもアクセスできます。解像度の変更や外部ディスプレイのオフも、素早く行えます。

JupiterでLinuxノートPCのバッテリーをより長持ちさせよう

画面の解像度や向き(回転)まで変更できるのは地味に便利ですが、正直なところ「なぜここにあるのか?」と首をかしげたくなる機能でもあります。それでも、あると助かることには変わりありません。

Jupiter Appletのインストール方法

LinuxノートPCやネットブックにJupiter Appletを導入してみたい方は、まずJupiter公式サイトでインストール手順を確認してください。Fuduntu向けにはRPMパッケージが、Ubuntuユーザー向けには人気Linuxブログ「Webupd8」が提供するPPAが用意されています。

Webupd8のPPA(ppa:webupd8team/jupiter)は、Y PPA Managerなどのツールで簡単に追加できるほか、以下のコマンドでも追加できます。

sudo apt-add-repository ppa:webupd8team/jupiter
sudo apt-get update
sudo apt-get install jupiter

EEE PCをお使いの場合は、jupiter-support-eeeパッケージも忘れずにインストールしておきましょう。

sudo apt-get install jupiter-support-eee

まとめ

筆者はJupiterを1週間ほど使ってみましたが、おかげでバッテリー駆動時間が約45分ほど延びました。3年落ちのネットブックとしては、決して見過ごせない改善です。あなたの環境ではどれくらい効果がありましたか?ぜひコメント欄でお知らせください。

さらに細かく電力管理を行いたい方には「GNOME Power Statistics」がおすすめです。Windowsユーザーなら「BatteryCare」、Macユーザーなら「Watts」を試してみてください。


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