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パソコンの動作が重い?PCパフォーマンス低下の原因トップ10と対処法

このページが表示されるまでに時間がかかりませんでしたか?もしそうなら、あなたのPCがなぜ遅く感じられるのか、その答えに一歩近づいたことになります。デスクトップでもノートPCでも、スペック以上に動作が重く、まるで1990年代の骨董品のような動きをしてしまうことは珍しくありません。

ウェブ閲覧、文書作成、ゲームなど、用途を問わず、パフォーマンスの低さはさまざまな問題を引き起こします。皮肉なことに、こうした問題の多くは予防できるものであり、最悪の場合でも簡単に解決できることがほとんどです。古いハードウェアへの依存、アプリケーション管理の甘さ、エアフローの悪化、ハードディスクのデフラグ必要性まで——この記事では、PCの動作が遅くなる原因を見つけるために知っておくべきことをすべて解説します。ほとんどのケースは費用ゼロで素早く対処できますよ。

1. システム起動時に時間がかかる

Windowsの起動自体は、どのPCでもほぼ同じ時間で完了します。問題は、ドライバーやスタートアップファイルの読み込み段階です。PCにソフトウェアを追加していくと、Windowsの起動時に自動的に立ち上がるように設定されたアプリが増え、動作が鈍くなり、最悪の場合フリーズすることさえあります。

対策としては、起動時に読み込まれるアプリケーションの数を減らすことです。MSConfigや、より高機能な「Autoruns」といったユーティリティを使えば、起動の遅さを改善できます。

2. ハードディスクの断片化

パソコンの動作が重い?PCパフォーマンス低下の原因トップ10と対処法

PCが遅くなる最も一般的な原因の一つが、ハードディスクの断片化(フラグメンテーション)です。近年は高速かつ大容量のドライブが主流になったため、その影響には疑問の声もありますが、ディスクの断片化チェックはそれほど時間もかからず、パフォーマンス改善に役立ちます。

Windowsでは、スタート > コンピューター を開き、C: ドライブを右クリックして プロパティ > ツール > 最適化(デフラグ) を選択し、画面の指示に従ってください。

なお、SSDはデフラグできませんが、代わりに「最適化」機能を使うことでピークパフォーマンスを維持できます。

3. 一時ファイルが溜まりすぎている!

テンポラリ(一時)フォルダーは、頻繁に使うファイルへ高速にアクセスできるようにすることで、Windowsやブラウザの動作を速めるための仕組みです。ここには、ウェブからダウンロードしたデータや、他のアプリが日常的に必要とするデータなどが保存されます。

しかし、ハードディスクの使用率が90%を超えると、パフォーマンスは目に見えて低下します。これに対処する最良の方法の一つが、Windowsの一時ファイルの削除とブラウザのクリーンアップです。インターネット履歴や一時インターネットファイルの削除はブラウザから直接行えますが、Windowsの一時フォルダーを掃除するなら「CCleaner」が便利です。

4. ページファイルの設定ミス

エラーメッセージの表示やパフォーマンス低下は、Windowsのページファイルに問題があることが原因の場合があります。ページファイルとは、処理の際にデータを一時的に退避させるために使われる、ハードディスク上の領域のことです。

パソコンの動作が重い?PCパフォーマンス低下の原因トップ10と対処法

ページファイルのサイズを増やすのは簡単です。スタート を開いて コンピューター を右クリックし、プロパティ を選択します。そこから 詳細設定 > パフォーマンスの設定 > 詳細設定 と進み、仮想メモリ変更 をクリックして、ページファイルのサイズを大きめに変更しましょう。これにより実質的に利用可能なメモリ量が増えます。

なお、それ以上ディスク容量を割り当てられない場合は、不要なソフトウェアのアンインストールや、新しいハードドライブの追加が必要になります。

5. アンインストールの残骸とWindowsレジストリ

Windowsでソフトウェアをアンインストールしても、アンインストーラーがすべてのファイルを完全に削除してくれるとは限りません。「CCleaner」を使えばソフトを丸ごと削除できますが、過去のアンインストールの痕跡やその他の問題によって、Windowsレジストリに不具合が蓄積している可能性があります。

Windowsレジストリは、OSやインストール済みソフトのためのファイルパスや設定情報を格納する巨大なデータベースのようなものです。これが破損したり肥大化したりすると、起動の遅さ、全体的なパフォーマンス低下、シャットダウンの遅延、スリープからの復帰不良などを引き起こします。

この場合もCCleanerが活躍しますが、レジストリ修復ツールは他にも多数存在します。ツールを実行する前に必ずレジストリのバックアップを取っておきましょう。PCの動作が遅い状態でも、この一手間は欠かせません。

6. ネットワークが遅い?

多くの場合、ネットワーク速度はPC本体のパフォーマンスに直接影響しません。しかし、データのダウンロードやクラウドアプリケーション、リモート仮想環境の利用に頼っているなら、ネットワーク速度の遅さは大きなボトルネックになります。

パソコンの動作が重い?PCパフォーマンス低下の原因トップ10と対処法

まず、ネットワークケーブルがしっかりと接続され、損傷していないことを確認しましょう。無線ルーターを使用している場合は、最適な接続が得られているかチェックし、ルーターの設定を見直すことも大切です。Windowsのコマンドプロンプトで「tracert」コマンドを使えば通信状況を確認できますし、各種サイトで提供されているスピードテストを利用すれば、実際の回線速度を測定できます。

また、原因が自分のLAN内にあることも忘れずに。ネットワーク管理ソフトを使えば、他人が勝手に回線を借用していないか確認し、不正アクセスを遮断できます。

7. ウイルスとスパイウェア

セキュリティソフトを使っているなら、マルウェアやウイルスからシステムを守れているはずです。しかし、悪意のあるソフトウェアはPCの動作を遅くする最大の要因の一つであり、ウェブからダウンロードしたソフトのインストール時に知らず知らずのうちに侵入してくることがあります。マルウェアはウイルス、ワーム、トロイの木馬だけではありません。ツールバーのハイジャックやFacebookアプリの中にも、マルウェアそのもの、あるいはマルウェア感染の温床になるものが数多く存在します。

対策としては、ウイルス対策・マルウェア対策ツールを導入し、定期的にスキャンが実行されるよう設定しておくことです。これらのツールが入っていないまま感染すると、駆除はかなり困難になります。

8. セキュリティソフトが足を引っ張っていない?

セキュリティ対策ソフトは、PCに最初からバンドルされているものではなく、評判の良いアンチマルウェア/アンチスパイウェア製品を選ぶようにしましょう。無料で使える優秀なツールはたくさんありますが、どのソフトでもシステムリソースを大量に消費する可能性はあります。

パソコンの動作が重い?PCパフォーマンス低下の原因トップ10と対処法

セキュリティソフト(または他のアプリ)がリソースを食いつぶしていないか確認するには、タスクバーを右クリックするか、CTRL+ALT+DELETEキーでタスクマネージャーを開きます。「プロセス」タブと「パフォーマンス」タブを見れば、どのアプリが最もリソースを消費しているか特定できるでしょう。犯人がセキュリティソフトだった場合は、設定を変更するか、思い切って別のソフトに乗り換えましょう。オンラインには無料の優れたウイルス対策・マルウェア対策アプリが多数あるので、入れ替えは難しくありません。

なお、複数のウイルス対策ソフトを同時に実行するのは逆効果です。互いを脅威と認識し合い、かえってPCの動作がさらに遅くなることがあります。

9. 古いハードウェア

PCの動作が遅い問題の隠れた元凶といえるのが、古いハードウェアです。よくある話ですが、5年ほど前に購入したPCを少しずつパーツ単位でアップグレードしていった結果、新品同様の輝く部品ばかりになったのに、期待通りの性能が出ない——そんな状態に陥ることがあります。

これはたいてい、RAMだけが未交換だったり、バス速度の遅い旧型マザーボードだけが残っていたりといった、単一の要素が原因です。また、老朽化したケーブルは転送速度の低下やデータ損失を招き、一見ちゃんとしたPCなのに動作がもっさりして見える原因にもなります。

10. 設置場所・エアフロー・通気性

PCの寿命を左右する要素はいくつもありますが、特に注意したいのがホコリです。

パソコンの動作が重い?PCパフォーマンス低下の原因トップ10と対処法

わずかなホコリでもPC内部では大惨事になりかねません。だからこそ、通気口、ケーブル、ファン、ヒートシンクに溜まったホコリを除去するための定期メンテナンスが必要です。CPU、グラフィックカード、マザーボードが適切に冷却されるような内部エアフローが確保されていないと、パフォーマンス低下は避けられません。

PCは風通しがよく、比較的涼しく、ホコリの少ない場所に設置しましょう。また、PCの通気口を物で塞ぐのも厳禁です。

定期的なメンテナンスでPCを高速化しよう!

これらの対策を一つ、あるいは組み合わせて実行すれば、PCの速度は確実に向上します。場合によっては劇的な効果が得られることもあります。

ただし、定期的なメンテナンスに代わるものはありません。ハードウェアを清潔に保ちホコリを防ぐことも、CCleanerなどのユーティリティでこまめにチェックすることも重要です。月に1日ほどメンテナンスの日を設けて、残りの日々を快適な速度で過ごせるようにしておきましょう。

結局のところ、PCは決して安い買い物ではありません。投資を大切に手入れすることが、最高の結果につながります。

画像クレジット: Shutterstock(Laptop dirty fan front view with dust / Closeup of Virus Detected Sign on LCD Screen / Knot in network cable / Broken hard disk drive / Man on laptop)

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