Windows 10で開発者モードを有効・無効にする3つの方法
Windows 10の開発者モードとは?
以前はWindowsでアプリを開発・インストール・テストする際、Microsoftから開発者ライセンスを購入し、30日または90日ごとに更新しなければなりませんでした。しかしWindows 10の登場により、開発者ライセンスは廃止されました。現在は開発者モードを有効にするだけで、Windows 10上で自由にアプリのインストールやテストを始められます。
開発者モードを活用すれば、Windowsストアにアプリを提出する前にバグのチェックや改善点の洗い出しができ、より品質の高いアプリをリリースすることにつながります。
アプリインストールの3つのセキュリティレベル
設定では、デバイスのセキュリティレベルを用途に合わせて以下の3段階から選択できます。
- Windowsストアアプリ:デフォルトの設定です。Windowsストアで配信されているアプリのみインストールできます。
- サイドロードアプリ:Windowsストアの認証を受けていないアプリ(社内専用アプリなど)をインストールするための設定です。
- 開発者モード:デバイス上でアプリのテスト・デバッグ・インストールが可能になり、サイドロードも行えます。
開発者の方や、サードパーティ製アプリをテストしたい方は開発者モードを有効にしましょう。一方で、開発者モードは一般ユーザーには不要な機能でもあるため、セキュリティ向上のために無効化したいケースもあります。本記事では、Windows 10で開発者モードを有効または無効にする方法を3つ紹介します。
Windows 10で開発者モードを有効/無効にする方法
作業中に予期せぬ問題が発生した場合に備えて、あらかじめシステムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
方法1:設定アプリから切り替える
- 「Windowsキー + I」を押して設定を開き、「更新とセキュリティ」をクリックします。

- 左側のメニューから「開発者向け」を選択します。
- 「Windowsストアアプリ」「サイドロードアプリ」「開発者モード」の中から希望の項目を選択します。

- 「サイドロードアプリ」または「開発者モード」を選択した場合は、確認画面が表示されるので「はい」をクリックして続行します。

- 設定を閉じてPCを再起動すれば完了です。
方法2:レジストリエディターから切り替える
注意:レジストリの編集は、誤った操作を行うとシステムに深刻な影響を与える可能性があります。必ず事前にレジストリのバックアップを取ってから作業してください。
- 「Windowsキー + R」を押し、「regedit」と入力してEnterキーを押すと、レジストリエディターが開きます。

- 次のレジストリキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\AppModelUnlock - 「AppModelUnlock」を右クリックし、「新規 > DWORD(32ビット)値」を選択します。

- 作成したDWORD値の名前を「AllowAllTrustedApps」に変更します。
- 同様の手順で、「AllowDevelopmentWithoutDevLicense」という名前のDWORD値ももう1つ作成します。

- 目的に応じて、それぞれの値を以下のように設定します。
- Windowsストアアプリのみ許可:両方の値を「0」に設定
- サイドロードアプリを許可:「AllowAllTrustedApps」を「1」、「AllowDevelopmentWithoutDevLicense」を「0」に設定
- 開発者モードを有効化:両方の値を「1」に設定

- レジストリエディターを閉じ、PCを再起動して変更を反映させます。
方法3:グループポリシーエディターから切り替える
補足:グループポリシーエディターはWindows 10 Pro/Enterprise/Educationエディションでのみ利用可能です。Homeエディションには搭載されていません。
- 「Windowsキー + R」を押し、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。

- 次のパスへ移動します。
コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windowsコンポーネント > アプリ パッケージの展開 - 「アプリ パッケージの展開」を選択した状態で、右側のウィンドウにある「信頼できるすべてのアプリのインストールを許可する」および「Windowsストアアプリの開発と統合開発環境(IDE)からのインストールを許可する」の2つのポリシーをダブルクリックします。

- 開発者モードを有効にする場合は、両方のポリシーを「有効」に設定し、「適用」→「OK」の順にクリックします。

- PCを再起動すると変更が保存されます。
ヒント:今後開発者モードを無効にしたい場合は、同じポリシーを「無効」に設定するだけでOKです。
まとめ
以上、Windows 10で開発者モードを有効または無効にする方法を3通り紹介しました。設定アプリからの操作が最も簡単ですが、環境に応じてレジストリやグループポリシーを使った方法も活用してみてください。この記事についてご不明な点がある場合は、コメント欄からお気軽にお問い合わせください。
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