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Hal.dll・Ntoskrnl.exeが原因のBSOD(ブルースクリーン)エラーの原因と直し方を徹底解説

ブルースクリーン・オブ・デス(BSOD)は、パソコンユーザーなら誰もが遭遇したくないトラブルです。さまざまな原因で引き起こされる厄介な問題であり、Windowsの進化とともにその様相も変わり続けています。もし同じ問題に直面していて、hal.dllとntoskrnl.exeが主な原因だと疑っているなら、この記事が解決への手助けになるでしょう。

解決策を紹介する前に、まずはこの2種類のファイルの役割と、なぜBSODを引き起こすことがあるのかを理解しておきましょう。

Hal.dllとは?

HAL(Hardware Abstraction Layer:ハードウェア抽象化レイヤー)は、カーネルと物理ハードウェアの間をつなぐ中継役として機能します。抽象化されたコアカーネルドライバーであり、Windows OS上で動作するシステムがIntel製・AMD製のCPUと互換性を持てるようにする重要な存在です。このファイルがないと、システムは各種マザーボードのチップセットと正しくやり取りできません。hal.dllなしでシステムが動作する唯一のケースは、特定のマザーボードメーカーおよびモデル専用にOSが最適化されている場合だけです。

hal.dllは、使用しているWindowsのバージョンに関わらず、システムの起動プロセスにおいて不可欠な役割を担います。ハードウェアとソフトウェアの間のカーネルとして機能し、このファイルが使われる際、アプリケーションはHAL環境が提供するプロキシ層を通じてシステムハードウェアと通信します。

プロのヒント

専用のPC最適化ツールを活用すれば、誤った設定、ジャンクファイル、有害なアプリ、セキュリティ上の脅威などを一括で除去できます。これらはシステム不具合や動作の遅さの原因となるため、定期的なメンテナンスにおすすめです。

Ntoskrnl.exeとは?

ntoskrnl.exeもhal.dllと似た役割を持ち、ハードウェア抽象化やメモリ管理をはじめとする複数のサービスにカーネル層を提供します。まさにコンピューターの中核を担う部分です。ntoskrnl.exeには、カーネル、エグゼクティブ、キャッシュマネージャー、ディスパッチャー、メモリマネージャーが含まれています。

Hal.dllとNtoskrnl.exeが原因のBSODを修正する方法

これら2つのファイルはどちらもWindows OSの動作に不可欠であるため、いずれかに不具合が生じると、コンピューターがクラッシュしたりBSODが表示されたりする可能性があります。hal.dllとntoskrnl.exeのエラー原因は多岐にわたり、ソフトウェア起因の場合もあれば、ハードウェア起因の場合もあります。ほとんどのケースで、hal.dllおよびntoskrnl.exeによるBSODの原因として考えられるのは以下の通りです。

  1. 古いデバイスドライバー
  2. 不具合のあるRAMデバイス
  3. ストレージまたはRAM容量の不足
  4. オーバークロックされたデバイス
  5. hal.dllおよびntoskrnl.exeに関連するシステムファイルの破損・欠落

原因は多いように感じられますが、朗報があります。それぞれの原因には対応する解決策が存在します。原因を特定できれば、解決までの時間も大幅に短縮できます。ただし、何がトリガーになったのか見当がつかない場合でも、以下の解決策を順番に試すことで問題を解決できる可能性が高まります。

それでは、具体的な対処方法を見ていきましょう。

解決策1:BIOSの起動順序を確認する

OSファイルが保存されているプライマリドライブが優先起動ドライブとして設定されていない場合、hal.dllとntoskrnl.exeによるBSODが発生することがあります。この問題を修正するには、Windows 10/11の修復用ISOファイルを使ってシステムを起動する必要があります。ISOイメージは別のパソコンを使って、8GB以上の容量があるUSBメモリやポータブルドライブに作成できます。Windows 10/11のディスクイメージを作成したら、USBドライブを問題のPCに接続し、以下の手順に従ってください。

  1. 起動時にF2キー、Deleteキー、または機種ごとに指定されたキーを押して、BIOS画面を表示します。
  2. BIOS画面で「Boot」タブを探し、起動順序が正しく設定されているか確認します。設定が誤っている場合は、上下の矢印キーでプライマリドライブを選択し、「+」または「-」キーで選択したドライブを先頭に移動します。
  3. 完了したらF10キーを押して設定を保存し、BIOSを終了します。

解決策2:サーフェステスト(ディスク診断)を実行する

故障したストレージドライブがhal.dllおよびntoskrnl.exeのエラーにつながるケースはまれではありますが、起こり得ます。ハードディスクに不良セクタがないかどうかを確認するには、ディスクデフラグツールを使用してディスクの健康状態をチェックし、パフォーマンスの改善とファイルのデフラグを行いましょう。

解決策3:ボリュームブートコード(VBC)を更新する

VBCが古くなっていたり破損していたりすると、hal.dll関連のエラーに遭遇する確率が高くなります。そのような場合は、BOOTMGRを利用できるようVBCを更新する必要があります。VBCはコマンドプロンプトから以下の手順で更新できます。

  1. 検索フィールドに「cmd」と入力し、表示された結果を右クリックして「管理者として実行」を選択し、コマンドプロンプトを開きます。
  2. 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
    bootsect /nt60 sys
  3. プログラムが、Windows OSの起動に使用されるドライブ上のVBCの更新を開始します。
  4. 完了したらシステムを再起動して変更を反映させ、問題が解消されたかどうかを確認します。

解決策4:SFCスキャンとDISMスキャンを実行する

hal.dllおよびntoskrnl.exeに関連するファイルのいずれかが破損していると、BSODの問題に直面する可能性が高くなります。これらのファイルはどちらも必須のシステムファイルであり、破損するとそれらに依存するプログラムが起動しなかったり、正常に動作しなかったりします。hal.dllまたはntoskrnl.exeのいずれかが破損・欠落していれば、システムはBSODを表示する可能性があります。

システムファイルは、十分な知識のない人によって操作されると破損することがあります。また、マルウェアがシステムファイルに干渉し、アクセス不能にするケースもあります。破損や欠落の原因が分からない場合は、まず強力なアンチマルウェアツールを実行してマルウェアを検出・除去することをおすすめします。その後、SFCおよびDISMスキャンを実行して、破損または欠落しているシステムファイルを修復しましょう。

スキャンを実行するには、以下の手順に従ってください。

  1. Windows + Rキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。「cmd」と入力し、Ctrl + Shift + Enterキーを同時に押して、管理者権限のコマンドプロンプトを起動します。許可を求められた場合は「はい」をクリックして続行します。
  2. 管理者権限のコマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
    sfc /scannow
  3. SFCスキャンが完了したら、ウィンドウを閉じてシステムを再起動します。以前に問題を引き起こしたのと同じ操作を行い、問題が解決したかどうかを確認します。
  4. 問題が解決しない場合は、手順1と同じ方法で管理者権限のコマンドプロンプトを開き、DISMスキャンを実行します。
  5. コマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
    DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
    なお、DISMスキャンには安定したインターネット接続が必要です。接続が不安定な場合はスキャンが完了しないことがあります。
  6. 処理が完了するのを待ってから、システムを再起動します。

hal.dllやntoskrnl.exeが原因のBSODには、すべての状況に対応できる万能の解決策は存在しません。そのため、原因がはっきりしない場合は、上記の解決策を順番に試すことで、効率的かつ効果的に問題を解決できるでしょう。

  1. Ntoskrnl.exeが原因のブルースクリーン(BSOD)エラーを解決する10の方法

    PCを使用中に、システムが突然フリーズし、気づけばブルースクリーンが表示されて再起動が必要になった——そんな経験はありませんか?Ntoskrnl.exeが原因で発生するブルースクリーンオブデス(BSOD)エラーは、実は多くのユーザーが悩まされているよくあるトラブルです。幸い、このガイドの手順に従えば解決できるケースがほとんどです。 Ntoskrnl.exeは「カーネルイメージ」とも呼ばれ、メモリ管理やハードウェア仮想化など、さまざまなシステムサービスを担当するOSの中核となる重要なファイルです。エラーの原因はファイル自体ではなく、RAMの不具合や古いドライバー、BIOS設定など周辺の要因である

  2. Ntoskrnl.exeによるブルースクリーン(BSOD)エラーを解決する方法【Windows 10対応】

    この記事を読んでいるということは、Ntoskrnl.exeが原因でブルースクリーンオブデス(BSOD)エラーに遭遇している可能性が高いでしょう。実は、このエラーは突然発生するものではありません。BSODなどのエラーが現れる前に、システムは以下のような前兆サインを示すことがあります。 システムの動作が遅くなる(パフォーマンス低下) CPU使用率の異常な上昇と過熱 頻繁な再起動やフリーズ これらの症状を放置すると、最終的にBSODエラーが発生したり、「ntoskrnl.exeファイルが見つかりません」というメッセージが表示されたりすることがあります。しかし、心配はいりません。適切な対処法さえ知