7-Zipで「アーカイブとしてファイルを開けません」エラーが出る原因と解決方法
7-Zipを使用している一部のユーザーから、アーカイブファイルを開こうとした際に「Cannot open file as archive(アーカイブとしてファイルを開けません)」というエラーが表示されるという報告があります。ダブルクリックでファイルを開いたときだけ発生するケースもあれば、アーカイブファイル自体が不完全または破損していることが原因の場合もあります。この記事では、この問題の原因を特定し、解決するための具体的な方法を紹介します。
「7-Zipでアーカイブとしてファイルを開けません」エラーの主な原因
このエラーは、アーカイブやプログラムの状態によって、さまざまな要因で発生します。よくある原因は以下のとおりです。
- 既定の起動プログラムの問題:7-Zipがファイルマネージャー(7zFM)ではなく、GUI版(7zG)でファイルを開こうとしている場合に発生することがあります。この場合は、7-Zipの既定の起動プログラムを変更することで解決できます。
- 破損したZipファイル:アーカイブファイルのダウンロードが完了していない、またはファイルが破損している場合にもこのエラーが発生します。その場合は、再ダウンロードするか、修復ツールを使って修復を試みましょう。
以下の対処法を試す前に、まず開こうとしているファイルが完全であることを確認してください。ダウンロードが途中で中断されたファイルは正しく開けないことがあります。ブラウザから直接ダウンロードする代わりに、ダウンロードマネージャーを利用すると、ファイルの完全性を保ちやすくなります。
方法1:アーカイブの既定の起動プログラムを変更する
この問題の多くは、誤った7-Zipの実行ファイルでアーカイブを開いていることが原因です。ダブルクリックや「開く」操作では、既定のプログラムが使用されます。既定が7zG(GUI版)に設定されていると、アーカイブとして正しく開くことができません。ダブルクリックでアーカイブを開けるようにするには、既定のプログラムを7zFM.exeに変更する必要があります。手順は以下のとおりです。
- ブラウザーを開き、「DefaultProgramEditor」というソフトウェアをダウンロードします。実行ファイルをダブルクリックしてアプリケーションを起動しましょう。
- 「File Type Settings(ファイルタイプ設定)」オプションをクリックして編集画面に入ります。
- 次に「Context Menu(コンテキストメニュー)」オプションを選択します。ここで既定のプログラムや右クリックメニューを設定できます。
- 一覧から拡張子「.7z」または「.zip」を探して選択し、「Next(次へ)」ボタンをクリックします。
注意:別の拡張子のアーカイブを使用している場合は、該当する拡張子を選択してください。 - コンテキストメニューには複数のプログラムを追加できます。「Open(開く)」コマンドを選択し、「Edit Selected Command(選択したコマンドを編集)」をクリックして既定のプログラムを設定します。
- ここで「7zG(GUI版)」を「7zFM(ファイルマネージャー)」に変更します。これにより、ダブルクリックでファイルを開けるようになります。
- 設定が完了したら、「Save Context Menu(コンテキストメニューを保存)」ボタンをクリックして変更を保存します。
方法2:別のアプリでアーカイブファイルを開いてみる
問題が7-Zip側にある可能性もあります。別のソフトウェアを使ってファイルを開くことで、問題の切り分けができます。ここでは例としてWinRARを使用しますが、その他の有名なアーカイブソフトでも同様に試せます。
- ブラウザーを開き、WinRARの公式サイトからダウンロードします。インストール手順に従ってインストールを行ってください。
- アーカイブファイルを右クリックすると、WinRARのオプションが表示されます。そこから直接ファイルを開く、または展開することができます。
- それでも開かない場合は、次の方法で紹介するWinRARの修復機能を試してみてください。
方法3:Zipアーカイブを修復する
アーカイブの修復に対応したツールは多数存在します。軽微な破損であれば、修復ツールですぐに直せることもあります。ここではWinRARの修復機能を使って、アーカイブの修復方法を説明します。お好みで他の信頼できる修復ツールを使用しても構いません。
- ショートカットをダブルクリックするか、Windowsの検索機能からWinRARを起動します。
注意:WinRARがインストールされていない場合は、公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。 - アーカイブファイルが保存されている場所へ移動し、対象ファイルを選択して、WinRARツールバーの「Repair(修復)」アイコンをクリックします。
注意:「Tools(ツール)」メニューからも「Repair Archive(アーカイブの修復)」オプションを選択できます。 - 破損ファイルをZipとして扱うかRarとして扱うかを尋ねられるので、適切な形式を選択します。修復後のアーカイブの保存先パスも指定できます。設定が終わったら「OK」ボタンをクリックしましょう。
- 修復が完了すると、指定した場所に修復済みのアーカイブが保存されます。そのファイルを開いて、正常に動作するか確認してください。
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