Mac
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Mac

macOSで「選択したサイズは選択したファイルシステムに対して有効ではありません」エラー(-69850)を解決する方法

Macのディスクユーティリティでディスクの消去やパーティション作成を行う際に、「選択したサイズは選択したファイルシステムに対して有効ではありません(-69850)」というエラーメッセージが表示され、困った経験はありませんか?本記事では、このエラーの原因と具体的な解決策を実体験や検証に基づいてわかりやすく解説します。

エラー-69850対策の重要ポイント

  • ディスクユーティリティでディスクイメージを消去しない。この操作は69850エラーを引き起こすことが多い
  • 最新のGUIDパーティションマップを使ってハードドライブを消去・パーティション分割する
  • ターミナルで外付けハードドライブをゼロクリアしてから、ディスクユーティリティで再フォーマットする(※事前に必ずデータのバックアップや復元を行うこと)

このエラーは、ディスクイメージを消去しようとしたとき、起動可能なUSBメモリを通常状態に戻そうとしたとき、あるいは起動用またはクローン済みのパーティションが存在する外付けHDDに新しいボリュームやパーティションを追加しようとしたときなどに発生します(Appleコミュニティでも同様の報告事例があります)。

これは、作成またはサイズ変更しようとしているボリュームやパーティションのサイズが、選択したファイルシステムと互換性がないことを示しています。ここからは、エラーの原因と対処法を順番に見ていきましょう。

エラー-69850が発生する主な原因

1. ハードドライブのブロックサイズのアラインメント問題

ディスクユーティリティは、パーティションサイズをドライブのブロックサイズに正しく揃えられない場合があります。特に特殊なセクターサイズを持つハードドライブで頻繁に起こります。サイズがブロックサイズの適切な倍数になっていないと、このエラーが発生することがあります。

2. ハードドライブの破損やディスクエラー

ドライブ自体にエラーが存在すると、消去やパーティション追加の際に問題が生じ、-69850エラーが表示されることがあります。

3. パーティション方式の非互換性

選択したパーティション方式が、特定のファイルシステムに割り当てようとしているサイズに対応していない可能性があります。パーティションマップとファイルシステムの組み合わせに互換性がない場合、ディスクユーティリティはこのエラーを返します。

4. ファイルシステムのサイズ制限

すべてのファイルシステムにはボリュームサイズの上限が設定されています。大容量ボリュームに対応しているものでも、何らかの制限は存在します。ファイルシステムが扱える容量を超えるパーティションを作成しようとすると、このエラーが発生します。

5. ディスクイメージのエラー

消去対象が実物のディスクドライブではなく、フォルダやディスクの中身を圧縮コピーした「ディスクイメージ」である場合もエラーが出ます。ディスクイメージはマウント中にしかディスクユーティリティに表示されないため、基本的に消去できません。

エラー-69850の解決方法

このエラーが発生すると、再フォーマットやパーティション再構成といったディスク管理作業が妨げられます。以下の方法から、自分の状況に合ったものを試してみてください。

方法1:ディスクイメージを消去していないか確認する

ディスクユーティリティでディスクイメージを消去する際にエラーが出るのは、ある意味当然のことです。ディスクイメージはマウントされている間しかディスクユーティリティに表示されませんが、消去処理の過程でデバイスは一時的にアンマウントされます。そのため、ほとんどの場合、ディスクイメージの消去は失敗します。

そもそもディスクイメージは、起動可能なインストーラーやソフトウェア配布、アーカイブ、ファイル圧縮など特定の目的のために使われるものなので、消去する必要はありません。ファイルを保存したいだけなら、通常のハードドライブを使用しましょう。

方法2:First Aidを実行してドライブを修復する

ディスクユーティリティの「First Aid」機能は、ハードドライブのファイルシステム上の軽微なエラーをチェック・修復できます。Macでハードドライブの消去に失敗した場合は、まずFirst Aidでドライブの診断と修復を行いましょう。

  1. サイドバーから対象のハードドライブを選択します。
  2. 「First Aid」→「実行」をクリックしてチェックを開始します。

方法3:パーティション方式にGUIDパーティションマップを選択する

Appleのファイルシステム(Mac OS拡張形式およびAPFS)は、MBRパーティション方式と互換性がありません。GUIDパーティションマップは、macOSやWindowsで広く利用されている現代的なパーティション方式です。

ハードドライブの消去やパーティション追加の際にスキーマとして「GUIDパーティションマップ」を選択すれば、-69850エラーを回避できるはずです。

方法4:外付けハードドライブ全体を消去する

パーティション作成時にエラー69850が発生する場合、外付けハードドライブにファイルシステムレベルの問題がある可能性があります。無理にパーティション操作を続けるのではなく、まずファイルをバックアップし、その後ドライブ全体を消去して初期化し直しましょう。

  1. ディスクユーティリティを開きます。
  2. 「表示」ボタン→「すべてのデバイスを表示」を選択します。
  3. サイドバーで外付けハードドライブ本体(External直下の最上位デバイス)を選択します。
  4. 「消去」をクリックします。
  5. 名前を入力し、希望のファイルシステムを選択、「スキーマ」欄で「GUIDパーティションマップ」を選びます。
    macOSで「選択したサイズは選択したファイルシステムに対して有効ではありません」エラー(-69850)を解決する方法
  6. 「消去」をクリックして完了です。

方法5:ターミナルで外付けハードドライブをゼロクリアする

ディスクユーティリティでの消去が-69850エラーによってどうしても失敗する場合は、ターミナルを使って外付けドライブをゼロクリアする方法に切り替えましょう。

注意: ゼロクリアとは、ドライブを未初期化状態に戻すことを意味します。ドライブ上のすべてのビットとバイトが0になり、どんなデータ復旧ソフトウェアからも空のディスクとして認識されます。

そのため、この操作を行う前には十分な検討が必要です。ドライブが破損しているために消去しようとしているのであれば、ゼロクリアの前に必ずデータを救出してください。そうしないと、データは永久に失われます。

破損したハードドライブからのデータ救出には、データ復旧ソフトウェアが必要です。「iBoysoft Data Recovery for Mac」は第一候補としておすすめできる、実績のあるプロフェッショナルなデータ復旧ツールです。破損・アンマウント・アクセス不能になったUSBメモリ、SSD、HDDなどのストレージデバイスからのファイル復旧に対応しています。

必要なデータを取り出したら、ターミナルでハードドライブをゼロクリアします。ゼロクリアが完了したら、改めてディスクユーティリティで消去・フォーマットを行ってください。

本記事が、エラー69850によるディスク消去やパーティション作成の失敗でお悩みの方の助けになれば幸いです。役に立ったと思ったら、ぜひ他の方にもシェアしてください。

  1. MacでAdobe Premiere Pro CCを高速化する方法|動作が重い・カクつくときの対処法まとめ

    Premiere Proを使っていると、突然動作が重くなり、編集作業がストレスフルになることはありませんか?また、クリップの再生速度を変更する方法を知っておくと、トランジションや映像エフェクトの仕上がりに幅が出て、表現力が大きく向上します。しかし、ラグやクラッシュ、再生の遅延は編集体験を台無しにしてしまう大きな要因です。 実はPremiere Pro自体に問題がない場合でも、Mac側のパフォーマンスが原因でトラブルが起きていることが少なくありません。本記事では、Premiere Proを高速化するための実践的なテクニックを紹介し、あなたの編集スキルを次のレベルへ引き上げます。 Part 1.

  2. Windows 11/10/8/7で「ドライブ文字が利用できません」エラーを解決する方法

    ドライブに別のドライブ文字を割り当てようとしたとき、Windowsパソコンに「ドライブ文字が利用できません(Drive letter not available)」というポップアップが表示され、作業が妨げられることがあります。ご安心ください。この記事では、「ドライブ文字が利用できません」エラーが発生する理由と、その解決方法をわかりやすく解説します。記事を読み終える頃には、トラブルなくドライブ文字を変更できるようになっているはずです。この問題の解決に必要なのは、お使いのWindowsパソコンのレジストリだけ。所要時間はわずか3分程度です。「ドライブ文字が利用できません」エラーが発生する原因このメ