macOS Venturaをクリーンインストールする方法を徹底解説!初心者向け完全ガイド
WWDC 2022でAppleは、Spotlightでの画像検索や「ステージマネージャ」など、数々の新機能を備えた新OS「macOS 13 Ventura」を発表しました。最新OSの新機能やパフォーマンス向上を体験できるのは、Macユーザーにとって大きな楽しみですね。
旧バージョンのmacOSからアップグレードするのではなく、macOS Venturaをクリーンインストールしたいとお考えなら、この記事が参考になります。本記事では、起動可能なUSBメモリ(ブータブルUSB)を使ってクリーンインストールを行う詳細な手順を解説します。
目次
- 1. クリーンインストール前に知っておくべきこと
- 2. 起動可能なUSBからmacOS Venturaをクリーンインストールする方法
- 3. macOS Venturaのクリーンインストールに関するFAQ
macOS Venturaをクリーンインストールする前に知っておくべきこと
アップグレードではなくクリーンインストールを選ぶ理由
アップグレードではなくクリーンインストールを選ぶのは、Macをまっさらな状態で使い始めたい人や、売却・譲渡のためにデバイスを初期化したい人に向いています。通常のアップグレードではOSのみが更新され、既存のデータや設定はそのまま残ります。一方、クリーンインストールを行えば、不要なソフトウェアを一切含まない、購入時のような真っ新な状態のOSをMacに導入できます。
また、macOS Venturaをクリーンインストールすることには、次のようなメリットがあります。
- 動作の安定性向上
- レスポンスの改善
- ストレージ容量の有効活用
- パフォーマンスと効率の向上
- アプリケーションとの互換性向上
macOS Venturaの対応機種
すべてのMacがmacOS Venturaに対応しているわけではありません。新しいOSをインストールする前に、自分のMacが対応しているかどうかを必ず確認しましょう。macOS Venturaに対応している機種は以下の通りです。
- iMac(2017年以降)
- iMac Pro(2017年以降)
- MacBook(2017年以降)
- MacBook Pro(2017年以降)
- MacBook Air(2018年以降)
- Mac mini(2018年以降)
- Mac Pro(2019年以降)
- Mac Studio(2022年)
クリーンインストールに必要なもの
対応機種のMacに加えて、外付けドライブが2台必要です。1台は起動可能なインストーラの作成用、もう1台はファイルのバックアップ用です。起動用ドライブには16GB以上のストレージ容量が必要です。
さらに、macOS Venturaをクリーンインストールするには、Mac内の空き容量も確保しておきましょう。Venturaのインストーラは約12GBありますが、OSを正常に動作させたり主要なアプリをインストールしたりするためにも、追加の空き容量が必要です。内蔵ディスクに少なくとも16GB以上の空き容量があることを確認してください。
起動可能なUSBからmacOS Venturaをクリーンインストールする手順
事前に知っておくべき要件がわかったところで、実際の手順を見ていきましょう。以下の手順に従って進めてください。
ステップ1:Mac内のファイルと書類をバックアップする
クリーンインストール中にデータが失われる可能性に備えて、あらかじめMacのデータを外付けハードディスクやiCloudなどのクラウドサービスにバックアップしておくことをおすすめします。ここでは、Time Machineを使って外付けドライブにバックアップする方法を紹介します。
- 外付けドライブがMacに接続されていることを確認します。
- Appleメニュー > システム環境設定 > Time Machine を開きます。
- 「バックアップディスクを選択」ボタンをクリックし、Time Machineのバックアップ先として使用するドライブを選択して、「ディスクを使用」をクリックします。
ステップ2:USBメモリで起動可能なmacOS Venturaインストーラを作成する
まず、App StoreまたはAppleの公式サイトからmacOS Venturaのインストーラをダウンロードします。ダウンロードが完了したら、以下の手順に従ってください。
- USBメモリをMacに接続します。
- Launchpad > その他 から「ディスクユーティリティ」を起動します。左側のサイドバーの「外部」にあるUSBドライブを選択し、マウントポイントに表示されているドライブ名を控えておきます。
- 「ターミナル」を起動します(Finder > アプリケーションから見つけられます)。
- 以下のコマンドラインをコピーしてターミナルに貼り付けます。注意:コマンド内の「MyVolume」は、ご自身のUSBドライブ名に置き換えてください。
sudo /Applications/Install\ macOS\ Ventura.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume - コマンドを入力したら、Returnキーを押します。
- 処理が完了するまで待ち、完了後にUSBメモリを安全に取り外します。
これで、macOS Venturaをクリーンインストールするための起動可能なUSBメモリの作成は完了です。続けて以下の手順に進みましょう。
ステップ3:リカバリーモードで起動セキュリティ設定を変更する
- Macを再起動して、リカバリーモードで起動します。Intel搭載Macの場合は、起動直後にCommand + Rキーを同時に押し続けます。Appleシリコン(M1/M2)搭載Macの場合は、電源ボタン(Touch ID)を数秒間長押しし、「起動オプションを読み込み中」と表示されるまで待ちます。
- リカバリーモードで起動したら、画面上部のメニューから「ユーティリティ」>「起動セキュリティユーティリティ」を選択します。
- 「セキュリティなし」を選択し、「外部メディアまたはリムーバブルメディアからの起動を許可」にチェックを入れます。「閉じる」ボタンをクリックして設定を保存します。
- Macをシャットダウンします。
ステップ4:MacにmacOS Venturaをクリーンインストールする
すべての準備が整ったら、いよいよmacOS Venturaのクリーンインストールです。作成した起動可能なUSBメモリを使って、以下の手順でインストールを行います。
- USBメモリをMacに接続します。Optionキーを押しながらMacの電源を入れ、起動オプションが表示されるまで待ちます。
- リストから作成した起動ディスクを選択すると、ウィンドウが表示されます。
- 「ディスクユーティリティ」を選択して「続ける」をクリックします。
- Macの内蔵ディスクを選択し、「消去」ボタンをクリックして、ディスク全体を初期化します。
- 消去が完了したらディスクユーティリティのウィンドウを閉じ、「macOS Venturaをインストール」を選択してクリーンインストールを開始します。
- 画面の指示に従ってインストールを完了させます。
まとめ
macOS Venturaのクリーンインストールは、Appleの最新OSの新機能を快適に体験したい方に最適な選択肢です。この記事では、起動可能なUSBメモリを使ってmacOS Venturaをクリーンインストールする詳細な手順を解説しました。ぜひmacOS 13がもたらす便利さを楽しんでください。なお、ベータ版を試して不具合が多いと感じた場合は、macOS Venturaベータ版をアンインストールして元のOSに戻すこともできます。
macOS Venturaのクリーンインストールに関するよくある質問
Q1: macOS Venturaへアップグレードするにはどうすればいいですか?
macOS Venturaにアップグレードする場合は、まずMacのバックアップを取ることが重要です。その後、システム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」またはApp StoreからmacOS Venturaのインストーラをダウンロードし、画面の指示に従ってインストールしてください。
Q2: macOS Venturaにアップグレードすべきですか?
新機能やパフォーマンス向上を早く体験したいのであれば、アップグレードする価値は十分にあります。ただし、公開当初のベータ版には不具合が含まれている可能性があるため、安定性を重視する方は正式版のリリース後、様子を見てからアップグレードするのも一つの方法です。
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