「セキュリティポリシーによりスクリーンショットが撮影できません」エラーの解決方法
「セキュリティポリシーによりスクリーンショットが撮影できません」エラーとは
「セキュリティポリシーによりスクリーンショットを撮影できません」というメッセージは、アプリの制限やポリシーによって画面のキャプチャが妨げられた際に表示されます。ブラウザのシークレット(プライベート)モードを使用しているときや、アプリ内のプライバシー保護機能が有効になっているときに発生しがちです。
このセキュリティ対策は、クレジットカード番号などの金融情報やパスワードといった機密データを守り、ユーザーのプライバシーを維持する目的で、アプリやウェブサイトによって実装されていることが一般的です。
また、アプリ側の制限やデバイス全体に適用されるポリシーによってもスクリーンショット機能が無効化されることがあります。特に、企業や教育機関から支給された端末では、データの安全性と整合性を保つために厳格なポリシーが設定されているケースが多く見られます。
本記事では、こうしたセキュリティポリシーを回避するために試せるさまざまな方法を詳しく解説します。
1. ブラウザのフラグ設定を変更する
ブラウザのシークレットウィンドウでスクリーンショット禁止のメッセージが表示される場合、その原因の多くはユーザーのプライバシーを守るための厳格なセキュリティポリシーです。ただし、ブラウザには「フラグ」と呼ばれる隠し設定があり、これにアクセスして値を変更することで、ブラウザの挙動を自分の用途に合わせて調整できます。
手順はGoogle ChromeとMozilla Firefoxで多少異なります。お使いのブラウザに合わせて、以下の手順に従ってください。
1-1. Google Chromeの場合
- デバイスでGoogle Chromeを開きます。
- アドレスバーにchrome://flagsと入力してEnterキーを押します。
- ページ上部の検索バーに「Screenshot」と入力します。
- Incognito Screenshot(シークレットのスクリーンショット)オプションの下にあるドロップダウンメニューを選択します。
- Enabled(有効)を選択します。
- 画面下部のRelaunch(再起動)ボタンをタップして、ブラウザを再起動します。
1-2. Mozilla Firefoxの場合
- デバイスでFirefoxを起動します。
- 3点メニュー(⋮)アイコンをタップし、「設定」を選択します。
- 「プライベートブラウジング」の項目へ移動します。
- 「プライベートブラウジング中のスクリーンショットを許可する」オプションをオンにします。
- ブラウザを再起動します。
- セキュリティポリシーのメッセージがまだ表示されるかどうかを確認します。
2. Googleアシスタントを活用する
もうひとつ便利な回避策が、Googleアシスタントを使ってスクリーンショットを撮る方法です。スクリーンショットのジェスチャーやショートカットをブロックしている一部のアプリの制限を迂回できる場合があります。ただし、アシスタントによる撮影自体を防ぐ対策が施されたアプリもあり、すべてのアプリで動作するわけではない点には注意が必要です。それでも、試してみる価値は十分にあります。
この機能を使うには、まずデバイスでGoogleアシスタントが有効になっていることを確認してください。以下の手順で有効化できます。
- Googleアプリを開きます。
- 右上のプロフィールアイコンをタップします。
- 「設定」を開きます。
- 「Googleアシスタント」を選択します。
- 「Hey GoogleとVoice Match」を選びます。
- 「Hey Google」のトグルをオンにします。
- 「OK Google、スクリーンショットを撮って」と話しかけてGoogleアシスタントを起動します。アシスタントが現在の画面をキャプチャし、自動的に端末のギャラリーに保存します。保存された画像はいつでも閲覧・共有できます。
3. 最近使ったアプリ画面を利用する
上記の方法がどれもうまくいかない場合の最終手段として、「最近使ったアプリ」画面を利用して対象アプリのスクリーンショットを撮る方法があります。直接のスクリーンショット機能が無効化されていても、この方法なら間接的にアプリの内容をキャプチャできます。
ポイントは、バックグラウンドに最小化されたアプリは明示的に終了しない限り動作し続けるという点です。「最近使ったアプリ」画面には各アプリの直近の状態が表示されるため、これを利用すれば間接的なスクリーンショットが可能になります。最近使ったアプリ画面を開き、目的のアプリに切り替えてからスクリーンショットを撮りましょう。
著者について

Raza Arshad(ラザ・アルシャド)
Raza ArshadはGoogle認定ITサポートプロフェッショナルです。細部への鋭い観察眼と問題解決への情熱を持ち、バグやWindows関連の問題の特定と解決を得意としています。コンピュータシステムに関する深い知識を活かし、複雑な問題の中から根本原因を見極め、効果的なソリューションを実装します。バグ検出とWindowsトラブルシューティングにおける卓越したスキルは、あらゆるITサポートチームにとって貴重な存在となっています。
-
Wi-FiでInstagramが動かない・読み込めないときの対処法9選
ソーシャルメディアは現代の生活に欠かせない存在となり、SNSアカウントは自分自身の延長とも言えるものになりました。数あるSNSの中でも、特に若い世代から絶大な支持を得ているのがInstagram(インスタグラム)です。写真やリール動画の共有、ストーリーの投稿、新しい人とのつながりなど、魅力的な機能を備えたこのプラットフォームは、世界で10億人以上のアクティブユーザーを抱えています。 しかし、そんな人気のInstagramにも完璧ではありません。バグや不具合、アプリの強制終了などが発生することがあります。原因は端末側の設定にある場合もあれば、サーバー障害や大規模なバックグラウンド更新による一時的
-
GroupMeでメンバーを追加できない問題を解決する8つの対処法
GroupMeはMicrosoftが提供する無料のグループメッセージアプリです。学校の課題や授業の連絡、ミーティングの情報共有に便利なことから、学生を中心に大きな人気を集めています。特に便利なのが、スマートフォンにアプリをインストールしていなくてもSMS経由でグループにメッセージを送れる機能です。 しかし、そんなGroupMeでは「メンバーを追加できない」というトラブルが発生することがあります。新しいメンバーをグループに招待しようとしても、うまく追加できず困っている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、GroupMeでメンバーを追加できない問題の原因と、誰でも簡単に試せる8つの解決策を