Androidで使えるおすすめFTPクライアント13選!スマホから快適にファイル転送
FTP(File Transfer Protocol)を活用すれば、企業や個人の業務は格段に効率化されます。ウェブサイトの管理やファイルの編集作業を、スマートフォン1台でいつでもどこからでも行えるため、時間と手間を大幅に節約できます。Windows 10やmacOS、LinuxなどのデスクトップOSには数多くのFTPクライアントが存在しますが、クラウドサーバーの管理はPCが推奨されるとはいえ、スマートフォンでの管理ができないわけではありません。Android端末からクラウドサーバーやウェブサイトに接続したいとお考えなら、この記事はまさにうってつけです。今回は、Androidで使える優秀なファイル転送プロトコル(FTP)クライアントをご紹介します。

Android向けおすすめFTPクライアント一覧
AndroidにおすすめのFTPクライアント13選
リストをご紹介する前に、まずFTPクライアントの仕組みについて簡単に解説しておきましょう。FTPでは、PCやスマホが「クライアント」として動作し、対向側が「サーバー」となります。Bluetooth接続もケーブルも必要ありません。両方のデバイスが同じWi-Fiネットワークに接続されていることだけが条件です。Wi-Fi環境がない場合でもご安心ください。テザリング(アクセスポイント機能)を使えば、同様にFTPを利用できます。本記事のテーマは、モバイルデバイスでのファイル転送に欠かせないAndroid用FTPクライアントです。それでは早速、リストを見ていきましょう。
1. Admin Hands

Admin Handsは、Google Playストアで入手できる高機能FTPクライアントの一つです。主な特徴は以下の通りです。
- FTPクライアントやSSHターミナルへの素早い接続が可能
- Admin Handsを使えば自動化タスクを実行できる
- SSHモニタリング(内蔵テキストエディター)、バッチ操作対応、SSH/SFTP/FTP/Telnetの並列接続など、多彩な機能を搭載
- 最大128スレッドによる高速マルチスレッド処理で動作が軽快。コンピューター上でスクリプトやコマンドを実行可能
- マスターキー暗号化された安全なパスワード管理(AES-256)に対応
- SSH、TELNET、SFTP、FTP、HTTPなど複数のプロトコルをサポート
- ホストへのpingを一括実行可能(2種類の方法あり)
- フルカラー表示のSSH・Telnetターミナルを内蔵
- ターミナルテーマに合わせたサウンドも提供
- 矢印キーや特殊文字を備えた追加キーボードを搭載
- シンプルでモダン、そして親しみやすいインターフェース
- 無料版とプレミアム版(月額1.99ドル)の2種類を提供
2. PowerFTP

PowerFTPは知名度こそ高くないものの、Android用FTPクライアントとしてトップクラスの性能を誇ります。
- 場所を選ばず複数のサーバーを一元管理・制御できるのが強み
- ローカル/リモートファイルエクスプローラーを搭載し、ウェブサイトやWebアプリのデータベースへアクセス可能
- SFTPシェルコマンド(SSH)を送信できる内蔵ターミナル付き
- 複数のディレクトリやファイルのアップロード・ダウンロード・削除を再帰的に実行可能
- 分割画面モードをオプションとして利用できる
- ユーザーが指定した間隔でリモート/ローカルのフォルダを自動同期可能
- 内蔵エディターで、デバイス上またはリモートのファイルを開く・編集・並べ替え・保存できる
- 同期中にデバイスがスリープしないよう設定できるスリープロック機能を搭載
3. FileZilla

FileZillaは、PCおよびAndroidで最も有名なFTPソフトウェアです。主な特徴は以下の通りです。
- スマホとPC間のFTP接続設定がとても簡単
- ツール自体は完全無料で、アプリ内課金もなし
- FTP、SFTP、SSHファイル転送プロトコル対応など、必要な主要機能をすべて網羅
- サブフォルダを含むフォルダの一括転送ができない点が小さな難点。それ以外の使い勝手は非常にシンプル
- Windows、Linux、*BSD、macOSなど、さまざまなOSで動作
- IPv6に対応し、4GBを超える大容量ファイルの転送・再開にも対応
- 多言語対応
- HTTP/1.1、SOCKS5、FTPプロキシ対応、サイトマネージャー、ドラッグ&ドロップ、ファイル名フィルターなど豊富な機能を搭載
- リモートファイル検索が可能で、ディレクトリ閲覧状況を全デバイス間で同期できる
4. Turbo FTP Client

シンプルかつ実用的なクライアントをお探しなら、Turbo FTP Clientを強くおすすめします。主な特徴は以下の通りです。
- スクリプトファイルを直接編集できるフル機能の内蔵エディターを搭載
- 標準のFTP・SFTP機能に加え、FTPESにも対応
- パスワード認証と秘密鍵認証を備え、セキュリティを強化
- タスク実行・操作・データ転送時にセキュリティを確保
- ファイル同期のスケジュール設定が可能
- フォルダを監視し、あらゆる処理を自動化できる
- OpenPGPをネイティブサポート
5. SSHelper

次にご紹介するのはSSHelperです。主な特徴は以下の通りです。
- スマートフォンのための強力でマルチプロトコル対応のセキュアなサーバーを提供
- 標準的な非root化Android端末でも完璧に動作
- さらに、root化済み端末向けの特別な機能も提供
- SFTP、Rsync、SCPなど、複数の転送方式に対応
- ユーザーが意識することなくバックグラウンドで動作する安全な通信プロトコルを提供
- さらに重要な点として、対話型のSecure Shellセッションをサポート
6. Easy FTP Client

シンプルで使いやすいインターフェースを求めるなら、「eFTP Client」としても知られるEasy FTP Clientがベストな選択肢です。
- FTPとSFTPの両方の機能に対応
- アップロード・ダウンロード時に複数ファイルの送受信が可能
- ファイルを複数のアーカイブに分割し、パスワードで保護できる
- 必要に応じてファイル転送の一時停止・再開が可能
- ローカルドライブ上のファイルの名前変更・削除・並べ替え・転送が可能
- 選択した帯域幅に応じて1〜5ドルのアプリ内課金あり
- 難点は無料版のデータ容量が3GBまでという点で、大容量ファイルの転送時には制限となる
7. FtpCafe FTP Client

FtpCafe FTP Clientは、このリストの中でも屈指の使いやすさを誇るツールです。主な特徴は以下の通りです。
- SFTP、FTPS、FTP経由で複数ファイルを転送可能
- インターフェースが明快でシンプル
- ツールは完全無料
- ファイル転送の一時停止・再開に対応
8. Solid Explorer

Solid Explorerは本来ファイルマネージャーですが、以下の理由によりAndroid用FTPクライアントのベストリストに名を連ねています。
- 高性能なファイルマネージャーでありながら、FTPクライアントとしても使用可能
- セットアップが簡単
- 2ペイン構造により、ファイル管理が直感的に行える
- 強力な暗号化でファイルを保護
- アプリやデータのバックアップを任意の場所に作成可能
- NASやクラウドストレージ上のファイルも管理できる
9. Web Tools: FTP, SSH, HTTP

Web Tools: FTP, SSH, HTTPは、前述の他のAndroid用FTPクライアントとは一線を画すツールです。その理由は以下の通りです。
- ファイルの管理に加えて、ネットワークの監視も行える
- SFTP、HTTP、FTPプロトコルを使用
- 生産性向上のためSSHクライアントも搭載
- リモートドライブへの到達を確認するIPアドレス可用性チェッカーを提供
- オンライン速度測定機能も備える
- 専用FTPクライアントではなくウェブサイト管理向けに設計されたツールだが、ソースコードが編集可能という点で優れたツールの一つ
10. AntTek Explorer ProKey

AntTekは、最もよく知られ愛用されているツールの一つです。主な特徴は以下の通りです。
- 驚くほど滑らかな動作を実現
- 他のツールと同様に、シンプルで使いやすいユーザーインターフェースを提供
- アプリからFTP経由で新しいフォルダの作成、ファイルのアップロード・ダウンロード・編集・直接転送が簡単に行える
- すべてのフォルダを画面上で一覧表示できる
- 任意のデバイスファイルをコピー、切り取り、削除、名前変更、転送、圧縮・解凍できる
- DropboxやGoogle Driveなどのクラウドストレージサービスにも対応
- 内蔵オーディオプレイヤーを搭載し、楽曲の再生も可能
- ブックマークやショートカットの作成、パネルテーマの変更もできる
11. AndFTP

AndFTPは、最も有名でダウンロード数の多いAndroid用FTPクライアントの一つです。主な特徴は以下の通りです。
- FTP、SFTP、FTPS、SCPなど、各種インターネットプロトコルへの接続に対応
- ローカル・リモートのファイルに対し、アップロード、ダウンロード、編集、削除、名前変更、同期、作成といった操作がオンラインで可能
- カスタム操作の実行や、ファイル・ディレクトリの権限変更も可能
- インターフェースはやや古風だが、非常に効率的でシンプルなツール
- 戻るボタンにも対応
- アップロード・ダウンロードともに再開(レジューム)機能をサポート
- FTPのアクティブ/パッシブモードに対応
- FTPのユーザー名とパスワードを端末に保存したくない場合は、認証プロンプトを利用可能
- さらに、シェルコマンドによるRSA・DSA秘密鍵認証にも対応
12. FTP Server

次にご紹介するのはFTP Serverです。主な特徴は以下の通りです。
- インターネット経由でファイルの閲覧・転送が簡単に行える
- 複数のFTPユーザーをサポートし、各ユーザーに異なるアクセスポイントを割り当て可能
- Wi-Fi、Ethernet、テザリングなど、あらゆるネットワークインターフェースで利用可能
- 機密ファイルを公開するかどうかを判断するため、ユーザーごとに権限を付与できる
- 内部ストレージや外部SDカード上の任意のフォルダ・ディレクトリにアクセス可能
- ディレクトリパスごとにフルアクセスまたは読み取り専用アクセスを許可できる
- ルーターのポートが開放されていれば、遠隔地から自動的に接続してファイルへアクセス可能
13. Termius

リストの最後はTermiusです。LinuxやUNIXサーバーの管理に活用できるツールで、その他の重要な特徴は以下の通りです。
- 統合RSA/DSA/ECDSA鍵ジェネレーターとPuTTY鍵インポーターを備えた人気のSSH・Telnetクライアント
- 4つのエディションを提供:Free、Pro(月額8.33ドル)、Team(月額19.99ドル/シート)、Enterprise(価格は要相談)
- ユーザーインターフェースはシンプルで、広告表示なし
- デバイスにタグを付けてグループ化・整理できる
- カラフルなテーマ、ダークモード、フォントによるカスタマイズにも対応
- ポートフォワーディングとトンネリングにより、あらゆるサービスや接続を暗号化
- 有料版ではAES-256エンドツーエンド暗号化を提供
- アカウント保護のための二要素認証と、ファイルコピーを簡単にする2ペインSFTP機能を搭載
- 設定やログイン情報は、接続されたすべてのデバイス間で同期される
- 頻繁に使うコマンドを保存・呼び出せるショートハンド(スニペット)機能も便利
まとめ
以上のように、Android向けの優秀なファイル転送プロトコル(FTP)クライアントは多数存在し、用途や好みに応じて自由に選択できます。本記事が皆さんの作業のお役に立てば幸いです。役に立ったと感じたら、コメント欄でフィードバックやこれらのツールの使用体験をぜひ共有してください。また、記事で紹介し損ねたアプリがあれば教えてください。次にどんなトピックについて知りたいかも、お聞かせください。
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