Androidスマホでファイルやアプリを非表示にする4つの方法
スマートフォンは今や私たちの生活に欠かせない存在となっています。スマホは自分自身の分身と言っても過言ではありません。連絡先、写真、メッセージ、各種アカウント情報など、あらゆる個人情報が保存されており、その中には他人に見られたくないプライベートなデータも含まれています。
家族や友人にスマホを貸す場面は意外と多いものです。しかし、勝手にファイルや写真を覗かれたり、SNSのアカウントに不正アクセスされたりすると、単に気まずいだけでなく、深刻な被害につながる可能性もあります。悪意のある人物であれば、あなたになりすまして投稿を行ったり、オンライン決済を勝手に利用したり、さらには銀行口座へアクセスすることさえできてしまうのです。
そのため、スマートフォンとその中身を不正アクセスから守ることは非常に重要です。基本的なロック画面に加えて、さらに一層のセキュリティ対策を講じることをおすすめします。WhatsAppやInstagramなど個人情報を含むアプリへのアクセス制限や、プライベートな写真・動画の非表示化など、Androidスマホでプライバシーを守る方法はいくつもあります。本記事では、その中でも特に役立つ方法をご紹介します。
Androidでファイル・アプリを非表示にする方法
1. 標準搭載のセキュリティ機能を使う
多くのAndroidスマートフォンには、ファイルやアプリを隠すための標準機能が備わっています。代表的なのが「セキュアフォルダ」や「セーフ」と呼ばれる保護領域です。このフォルダには、プライベートな画像、動画、音声ファイルなどを安全に保管できます。パスワードで保護されているため、他の人が勝手に開くことはできません。
この機能は、子どもや家族に見せたくないコンテンツへのアクセスを防ぐのにも効果的です。一般的にAndroid 7.0以降の端末で利用可能ですが、古いバージョンの端末をお使いの場合は「プライベートモード」を利用してみてください。
セキュアフォルダの場所は機種によって異なります。アプリドロワーに独立したアプリとして表示される場合もあれば、ファイルマネージャーやギャラリーアプリの一部として組み込まれている場合もあります。見つからない場合は、お使いのスマホの型番で検索してみると、内蔵のファイル非表示機能について詳しく知ることができるでしょう。
2. ゲストモードを活用する
スマホを誰かに貸さなければならないとき(例えば甥っ子にゲームをさせるときや、親に映画を見せるとき)は、ゲストモードが便利です。パソコンでユーザーアカウントを切り替えるように、スマホ上に新しいプロフィールを作成できる機能です。
ゲストモードでは、標準アプリのみが表示され、必要に応じてゲームや動画配信アプリなどを追加することもできます。ゲストモード使用中は、本体に保存されたメディアファイルやその他のアプリ・ファイルにはアクセスできないため、安心して端末を貸し出せます。
セットアップも簡単で、ゲストに使わせるアプリを自由に追加・削除できます。複数のプロフィールを作成して、それぞれのユーザーがデータを保存できるよう設定することも可能です。通常モードとゲストモードの切り替えもスムーズで、用が済んだらゲストプロフィールとそこに保存されたデータをまとめて削除できます。
3. キッズモードで子どもから守る
名前の通り、子どものために設計された特別なモードで、多くのAndroidスマホに搭載されています。キッズモードでは、子どもがアクセスできるアプリを制限したり、利用履歴を監視して不適切なアプリのダウンロードや閲覧を防いだりすることができます。インターネット上での行動にペアレンタルコントロール(保護者による管理)を適用すれば、子どもに安全なブラウジング環境を提供でき、安心してスマホを渡せるでしょう。
もし端末にキッズモードが搭載されていない場合は、Google Playストアから「Zoodles キッズモード」などのアプリをダウンロードすればOKです。子どもからファイルやアプリを隠すための効果的な手段となります。
4. サードパーティ製アプリを使う
アプリと個人データの両方をしっかり隠したいなら、サードパーティ製アプリの利用が最もおすすめです。Playストアには、アプリにパスワードロックをかけたり、隠しファイル用の金庫(ヴォルト)を提供したりするアプリが多数あります。ここでは、特におすすめのアプリを紹介します。
(1) App Lock
App Lockは、Playストアで最も人気のあるアプリロック系アプリの一つです。他人があなたのアプリを使用するのを防ぎ、写真や動画を隠しておけるヴォルト機能も備えています。さらに、特定のコードをダイヤラーに入力したときだけ表示される「隠しアプリ」機能もあるのが特徴です。また、アプリのアンインストールを防ぐ機能もあり、正しいパスワードがない限り削除などの操作はできません。
使い方はシンプルです。アプリをダウンロード・インストールしたら、ロックまたは非表示にしたいアプリを選択し、パスワードまたは指紋認証を設定するだけ。以降、対象アプリを開くたびに認証が求められます。
類似アプリとして「App Lock Fingerprint」もあります。こちらは、隠しアプリやロックされたファイルにアクセスしようとした人物の写真を自動撮影できる点が大きな違いです。
(2) Nova Launcher
Nova Launcherは、Playストアで入手できる多機能ランチャーアプリです。数ある便利機能の中に「アプリの非表示」があります。ただし、この機能は有料のPro版限定です。Pro版では、アプリドロワーから任意のアプリを選んで非表示にでき、選択したアプリは他人の目に触れなくなります。
有料版を購入したくない場合は、無料版でも工夫次第でアプリを隠せます。Nova Launcherではアプリ名やアイコンを編集できるため、例えば目立たないシステムアプリのような名前とアイコンに変更すれば、一目見ただけでは何のアプリかわからなくなります。「隠す」のではなく「偽装する」という、賢く効果的な方法です。
(3) Hide It Pro
Hide It Proは、アプリやファイルをこっそり隠せるユニークなアプリです。インストールすると、アプリドロワーには「Audio Manager(オーディオマネージャー)」という名前で表示され、開くと普通の音量設定画面のように見えます。秘密の隠しエリアを開くには、Audio Managerのロゴを長押しします。そうすると、写真、動画、ファイル、アプリなどを保管できる秘密のヴォルトにアクセスでき、パスワード保護も設定可能です。さらに、シークレットブラウジングができる内蔵ブラウザまで搭載されています。
(4) Apex Launcher
Apex Launcherは、Playストアで無料で入手できるランチャーアプリです。アプリや個人ファイルを隠すための優れたソリューションで、プライバシー保護のための多彩な機能を備えています。アプリ非表示機能を使うには、ホームボタンを長押しして「設定」を開き、「非表示アプリ(Hidden apps)」の項目を選択します。ここで隠したいアプリを追加すると、それらのアプリはパスワードで保護され、検索結果にも表示されないよう設定できます。
まとめ
以上、Androidデバイスでファイルやアプリを非表示にする方法をご紹介しました。標準機能からサードパーティ製アプリまで、目的や状況に合わせて最適な手段を選べば、大切なプライバシーをしっかり守ることができます。このガイドが参考になれば幸いです。ご不明な点がある場合は、ぜひコメント欄でお気軽にお尋ねください。
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