Samsung Exynos搭載フラッグシップ端末で4K・60fps動画撮影を有効にする方法
今年発売されたフラッグシップスマートフォンの多くは、4K解像度での動画撮影に対応しています。ただ、5分の4K動画をYouTubeにアップロードするだけで月間データ容量を使い切ってしまう可能性があることを考えると、少し皮肉な話です(無制限プランをご利用の方なら、おめでとうございます)。
QualcommのSnapdragon 845は、60FPSでの4K動画撮影に対応した初めてのQualcomm製SoC(System on Chip)であり、その後、他社のフラッグシップ向けSoCもこれに追いついています。Samsung Galaxy S9、Galaxy Note 9、OnePlus 6、LG G7 ThinQ、Sony Xperia XZ Premium、Huawei P10など、数多くの端末が4K動画撮影に対応しています。
なぜSamsungは4K撮影を無効化したのか
ここで少しややこしいのがSoCの話です。SoCが4K動画撮影に対応していても、メーカー側でその機能が実装されるとは限りません。たとえばExynos 8895は公式に4K動画撮影をサポートしている一方、Snapdragon 835は対応していません。そのため、SamsungはGalaxy S8とS8+における4K動画撮影を無効化し、さらにGalaxy S9、S9+、Note 9でも4K動画機能を無効にしました。
「せっかくの優れた機能を、なぜわざわざ無効にするのか?」と思われるかもしれません。その理由は、同一機種のSnapdragon版とExynos版を「対等な条件」に揃えるためです。どちらか一方だけが4K動画撮影というアドバンテージを持つことがないよう、あえて機能を抑えているのです。
要約:Samsungは、Galaxy S8、S8+、S9、S9+、Note 9のExynos版において4K動画撮影を無効化しています。理由は、これらのSnapdragon版が4K動画撮影に対応していないためです。スマートフォンメーカーが気まぐれにSoCの内蔵機能を無効化できてしまうというのは、なんとも不思議な時代になったものです。
root不要で4K・60fps撮影を復活させるスクリプト
幸い、XDAフォーラムの天才たち(具体的にはユーザーKunkerLV)のおかげで、上記Samsung端末のExynos版において60FPSの4K動画撮影を再度有効化するスクリプトが登場しました。しかも、root権限は一切不要です。

Exynos版のGalaxy S8、S8+、S9、S9+、Note 9で60FPSの4K動画撮影を有効にしたい場合は、以下の簡単な手順に従ってください。
必要なもの
- 上記のSamsung Exynos版端末のいずれか1台
- Rubberbigpepper.IgCamera APK
設定手順
まず、Rubberbigpepper.IgCamera APKをダウンロードし、Samsung端末にインストールします。
次にアプリを開き、「Settings(設定)」→ 一番右のタブ →「Edit Camera Script(カメラスクリプト編集)」の順にタップします。
表示された画面に、以下のコードを貼り付けてください。
preview-size=%pref_width%x%pref_height%
video-size=%video_width%x%video_height%
camera-mode=1
cam_mode=1
cam-mode=1
video-hfr=60
preview-fps-range=60000,60000
最後に「Apply(適用)」をタップすれば、4K解像度での動画撮影が可能になります!
注意:ストレージ消費にご用心
4K動画の撮影経験がない方は注意が必要です。4K動画は文字通り大量のストレージを消費します。わずか1分の4K動画でも最大約375MBに達することがあり、10分撮影すると合計で約3.75GB(3750MB)になります。クラウドストレージやYouTubeへのアップロードを考えると、かなりの覚悟が必要です。
手順中に問題が発生した場合は、下のコメント欄でお知らせください。あるいは、XDAフォーラムの本スクリプトの元スレッドを参照してみてください。
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