ARBをトリップさせずにMiui ROMをフラッシュする方法|ROM編集で文鎮化リスクを回避
最新のXiaomi端末には、MiuiにARB(Anti-Rollback Protection:アンチロールバック保護)が組み込まれています。そのため、誤って端末を文鎮化(ブリック)させてしまったユーザーや、新しいROMのフラッシュをためらっているユーザーが少なくありません。
このガイドでは、Miui ROMを編集して、ブートローダーの更新(つまりfirmware-updateフォルダ)を含めずにフラッシュできるようにする方法を紹介します。この手順を行うことで、Xiaomi端末が文鎮化するリスクを大幅に減らすことができます。
注意事項
本ガイドはXiaomi公式のMiuiベースROM専用です。カスタムROMやサードパーティ製のMiuiベースROMでの動作は保証できません。技術的には動作する可能性もありますが、試行するかどうかは完全に自己責任となりますので、あらかじめご了承ください。
編集方法は「PCを使う方法」と「Android端末だけで完結させる方法」の2通りがあります。
必要なダウンロードファイル
- META-INF-Masik-1.6.zip
- META-INF-Stock-Miui.zip
- MiuiPro-8.7.19-META-INF.zip
- META-INF-EU-Miui.zip
- Miui-Fastboot-Scripts-Modded.zip
方法1:PCを使った編集手順
まず、ROMのzipファイルを開きます。解凍はせず、zipの中身を直接閲覧できる状態にしてください。次に、中にある「META-INF」フォルダと「firmware-update」フォルダの両方を削除します。

続いて、上記のダウンロードセクションから任意のMETA-INFフォルダをダウンロードし、削除した場所に代わりに入れます。
これで準備完了です。編集済みのROM zipファイルをXiaomi端末に転送すれば、安全にフラッシュできます。
方法2:Android端末だけで編集する手順
この方法では、「FX File Explorer」または「MiXplorer」などのファイラーアプリを使用します。
まず、ROMのzipファイルを長押しし、アーカイブ展開機能を使って別フォルダに解凍します。

解凍されたフォルダから、「META-INF」フォルダと「firmware-update」フォルダを削除します。
次に、上記ダウンロードセクションから入手したMETA-INFフォルダをコピーして入れます。
そして、編集後のフォルダ全体を長押しして再アーカイブ(zip化)します。この際、必ず「圧縮せずに保存(Store)」を選択してください。通常の圧縮を行うと、正しくフラッシュできなくなります。
あとは、TWRPなどのカスタムリカバリーから、編集済みのアーカイブをフラッシュするだけです。
Fastboot ROMの場合の編集方法
Fastboot ROMを扱う場合は、PC上でROMを解凍するだけです。
次に、ダウンロードセクションから入手したfastbootスクリプトを、解凍したROMのフォルダに追加します。
あとは、使用したいスクリプトを実行します。例えば「flash_all.bat」を実行すると、全パーティションをフラッシュし、データも初期化されます。なお、スクリプトの代わりに「MiTool」を使ってフラッシュすることも可能です。
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