USBケーブル不要!AndroidからPCへファイルをワイヤレス転送する5つの方法
AndroidスマホとPCの間でファイルを素早くやり取りしたい場面はよくありますよね。しかし、いちいちUSBケーブルを接続するのは面倒ですし、デバイスを差し込むたびに鳴るあの「カコンッ!」というWindowsの接続音も耳障りです。実は、USBケーブルを使わずにAndroidとPC間でファイルを転送する方法がいくつもあるのです。この記事では、そんな便利な方法をご紹介します。
ここでは「クラウドストレージ」系の方法は紹介しません。Google Driveの使い方くらい、誰でもご存じですからね。今回はワイヤレスADBや画面ミラーリングなど、AndroidとPCの間でファイルを無線送信できるクールな方法に焦点を当てます。ケーブルレスなライフスタイルを始めたい方は、ぜひ読み進めてください!
方法1:ワイヤレスADB
最も効率的な方法のひとつが、シンプルなワイヤレスADB接続です。特にAndroid好きの方にはおすすめ。初期設定のときだけUSBケーブルが必要ですが、一度設定してしまえば、そのUSBケーブルはもう不要になります。
注意:以下の手順を進めるには、事前にADBのインストールが必要です。
まず、Android端末をUSBケーブルでPCに接続し、通常どおりADBターミナルを起動します。
次に、ADBターミナルで以下のコマンドを入力します。
adb tcpip 5556
これによりADBホストがtcpipモードで再起動されるため、続いてAndroid端末のローカルIPアドレスを調べる必要があります。
ADBターミナルで以下を入力します。
adb shell
ifconfig
これはWindowsのコマンドプロンプトでipconfigコマンドを実行するのに似ています。出力リストからAndroid端末のIPアドレスを見つけてください。通常は192.168.x.xのような形式になっています(下図参照)。
ADBシェルでexitと入力して抜けたら、次のコマンドを入力します。
adb connect xxx.xxx.x.x:5556(xxxの部分をAndroid端末のIPアドレスに置き換えてください)
これでUSBケーブルを外しても、引き続きADBを使用できます!pushやpullなどのADBコマンドによるファイル転送も自由自在です!
方法2:Droid Transfer
まず、PCにDroid Transferソフトウェアを、AndroidスマホにDroid Transferコンパニオンアプリをそれぞれインストールします。
PCとAndroidの両方でDroid Transferアプリを起動したら、コンパニオンアプリの「QRコードをスキャン」オプションを使用します。
これでAndroidとPCがソフト経由でワイヤレス同期されます。あとは両プラットフォーム間でドラッグ&ドロップするだけで、簡単にファイルをやり取りできます。
方法3:AirDroid
Droid Transferと非常に似ているのがAirDroidです。「スクリーンミラー」タイプのソフトウェアで、Androidの画面をローカルネットワーク上のワイヤレス(またはUSB)接続経由でPCにキャストし、PCからスマホを操作できるようにします。しかも、両プラットフォーム間でファイルをワイヤレス転送する用途にも使えます。
必要なのは、PC用とAndroid用のAirDroidソフトウェアだけです(ダウンロードリンクは公式サイトにつながり、Windows、Mac、iOS、AirDroid Webなど全プラットフォーム向けのリンクが揃っています)。
次に、両デバイスでサインインするAirDroidアカウントを作成するか、おなじみの「QRコードをスキャン」方式を選びましょう。
PCとAndroidが同期されたら、AirDroidのデスクトップソフトを使ってAndroid端末をリモート操作したり、ローカルネットワーク経由でファイルを送受信したりできます。
方法4:WiFi File Explorer
これはWiFiネットワーク経由で、Android端末とWebブラウザの間にローカル接続を確立するアプリです。Android端末にWiFi File Explorerアプリをインストールし、PCと同じWiFiネットワークに端末を接続します。
するとアプリがURLリンクを表示するので、それをPCのブラウザで開きます(アプリにメールでリンクを送ってもらうことも可能)。ブラウザ上でスマホのストレージ内容が表示されるので、そこからファイルをダウンロードしてPCに保存できます。
さらに、PC側からWiFi File Explorerのウィンドウへファイルをドラッグ&ドロップすることもできます。例えば、アプリはスマホの中身をツリー形式のリストで表示します。PCに保存してあるバイクゲームのAPKファイルや「高音質」のYouTube MP3データなどを転送したい場合も、ウィンドウにドラッグ&ドロップするだけでSDカードに書き込まれます。
方法5:Vysor
このリストで唯一の有料アプリです(月額2.50ドルなら、その機能を考えれば決して高くありません)。VysorはAirDroidと同様の本格的なスクリーンミラーアプリですが、より多機能で、画面遅延がほとんどなく動作も滑らかです(これはスクリーンミラーアプリに共通する悩みどころ)。そのため、例えばPCからAndroidのサッカーゲームを操作するのにも最適です。
なお、公式のワイヤレスモードを利用するにはVysor Proへのアップグレードが必要です。ただし、ワイヤレスADB接続経由でVysorに接続するテクニックもあります。これは本ガイドで先に紹介したワイヤレスADB接続の作成方法とまったく同じ手順で、基本版のVysorに「有線USB接続がある」と思い込ませる仕組みです。
残念ながら、基本版のVysorでこのワイヤレスADBの「ハック」を使っても、ファイル転送機能にはVysor Proが必要です。とはいえ、Vysor ProにはフルスクリーンモードやHD画質の画面ミラーリングなど、ほかにも便利な機能が多数含まれています。Androidの画面をPCにワイヤレスキャストしたい方にとっては、長期的に見て月額2.50ドルの価値は十分あるでしょう。
-
AndroidからPCへファイルを転送する3つの方法|クラウド・Bluetooth・転送アプリを徹底解説
現代では、パソコンよりもスマートフォンを使う時間の方が圧倒的に長くなっています。そのため、写真や動画、書類などのファイルの多くは、PCではなくスマホの中に保存されているのが実情です。しかし、AndroidやiPhoneには保存できる容量に上限があり、それ以上データを増やすことができません。そこで、空き容量が豊富なPCにデータを移しておくのが賢い選択となります。 とはいえ、スマホからPCへのファイル移行は意外と手間がかかるものです。すべてのファイルやフォルダを手作業で一つずつ移していたら、膨大な時間がかかってしまいます。ご安心ください。この記事では、AndroidとPCの間でファイルを効率よ
-
【保存版】Androidの内部ストレージからSDカードへファイルを転送する方法
すべてのAndroidスマートフォンには内部ストレージの容量に限りがあり、使い続けるうちに徐々に一杯になっていきます。2年以上同じスマホを使っているなら、すでに「ストレージ容量不足」に悩まされている可能性も高いでしょう。これは、時間が経つにつれてアプリ自体のサイズや、それに関連するデータが占める領域が大きくなるためです。古いスマホでは、新しいアプリやゲームのストレージ要件についていくのが難しくなります。さらに、写真や動画といった個人メディアファイルも大量の容量を消費します。そこで本記事では、Androidの内部ストレージからSDカードへファイルを転送する方法をご紹介します。 前述のとおり、