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AndroidからPCへファイルを転送する7つの方法【状況別おすすめ解説】

Androidスマホやタブレットで撮った写真や保存したファイルを、PCに移したいと思ったことはありませんか?実は、AndroidからWindows PCへのファイル転送にはさまざまな方法があり、どれも難しくありません。

USBケーブルを使った接続、Bluetooth、クラウド同期など、標準機能だけでも複数の選択肢があります。さらに、AirDroidやPushbulletのような便利なアプリを使えば、Wi-Fi経由で手軽にデータをやり取りすることも可能です。急ぎであれば、メールに添付して送るという方法もあります。

この記事では、AndroidからPCへファイルを転送する7つの方法を、それぞれの手順とともに詳しく解説します。自分の環境や用途に合った方法を見つけてください。

1. Bluetoothでファイルを転送する

まず紹介するのは、Bluetoothを使った転送方法です。PC側にBluetoothアダプタ(USBドングル)があるか、内蔵されている必要があります。ケーブル不要で気軽に使えるため、小さめのファイルを送りたいときに特に便利です。

まずは、WindowsとAndroidの両方でBluetoothを有効にしましょう。

Windows側の設定:

  1. Win + Iキーを押して「設定」を開きます。
  2. 「デバイス」セクションを選択し、左側の「Bluetoothとその他のデバイス」タブを開きます。
  3. Bluetoothのスイッチをオンにし、「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリックします。
  4. 再度「Bluetooth」を選択すると、周辺機器のスキャンが始まります。

Android側の設定:

画面上部から2回下にスワイプしてクイック設定パネルを開き、「Bluetooth」を長押しします。表示されたメニューの「利用可能なデバイス」の中から、自分のWindows PCの名前をタップしてください。

その後、スマホとPCの両方にセキュリティコードの確認画面が表示されます。Android側で「ペア設定」、PC側で「はい」をタップすれば接続完了です。ペアリングが成功すると、PCに「デバイスの準備ができました」という通知が届きます。

接続が確立したら、PC画面右下のシステムトレイにあるBluetoothアイコンを右クリックし、「ファイルの受信」を選択して「次へ」をクリックします。

続いて、Android側でファイルアプリやギャラリーを開き、転送したいファイルを選択します。「共有」ボタンから「Bluetooth」を選び、デバイス一覧に表示された自分のPCをタップしましょう。

転送が完了すると通知が届くので、保存先を指定して「完了」をクリックすれば終了です。

2. AirDroidを使ってファイルを転送する

AirDroidは、Androidユーザーなら持っておきたい定番アプリの一つです。基本無料で、有料のプレミアムプランもあります。アカウントを作成するか、Google・Facebook・Twitterアカウントで素早くサインインできます。

AirDroidは単なるファイル転送ツールにとどまらず、通知の同期やテザリング機能なども備えています。同じWi-Fiネットワーク上のPCへ、簡単にファイルを送信できるのが魅力です。

使い方は以下の通りです:

  1. AirDroidアプリをインストールして起動します。
  2. 端末内のすべてのファイルへのアクセス許可を求められるので、「続行」をタップし、「すべてのファイルの管理を許可」をオンにします。
  3. 「OK」をタップすると「セキュリティとリモート機能」の画面が開くので、ファイル転送のために「ファイル」オプションがオンになっていることを確認します。
  4. AirDroidの公式ダウンロードページからデスクトップクライアントを入手し、PCにインストールします。
  5. サインインを求められない場合は、任意のアイコンやメニューをクリックするとログイン画面が表示されます。
  6. 「転送」タブで自分のPC名を選択し(スマホとPCが同じネットワークに接続されている必要があります)、クリップアイコンをタップします。
  7. 転送したいファイルを選んで「送信」をタップすれば完了です。虫眼鏡アイコンをクリックすると、転送されたファイルの保存フォルダを開けます。

逆に、PCからAndroidへファイルを送りたい場合は、デスクトップ上のファイルをAirDroidクライアントにドラッグ&ドロップするだけでOKです。

3. Pushbulletを使ってファイルを転送する

PushbulletもAirDroidと同様に、スマホとPC間でデータや通知を同期できるアプリです。AirDroidが合わない場合、またはうまく動作しない場合の最有力の代替手段と言えます。

基本的な使い方:

  1. PushbulletのAndroidアプリをインストールします。
  2. インストール時にGoogleアカウントでサインインし、画面の指示に従って進めます。
  3. メディアファイルへのアクセス許可を求められたら「許可」をタップします。
  4. Pushbulletの公式サイトにアクセスし、Webクライアントにサインインするか、Windows用アプリをダウンロードします。

ファイルをPCに送るには、アプリ下部のナビゲーションバーで「Pushing」を選択し、クリップアイコンをタップします。ポップアップに「写真を撮影」「写真を送信」「ファイルを送信」の3つの選択肢が表示されるので、「ファイルを送信」を選び、共有したいファイルを選択して「送信」ボタンを押しましょう。

少し待つと、送信した画像やファイルがPC側のWebクライアントに、送信元デバイス名の横に表示されます。ファイル名をタップすると、すぐにダウンロードできます。

うまく転送できないときは「リモートファイル」機能を活用:

  1. Pushbulletアプリで「アカウント > リモートファイル」を開き、「リモートファイルアクセス」を有効にします。
  2. PC側で「リモートファイルアクセス」をクリックし、自分のAndroidデバイスを選択すると、スマホ内のファイルやフォルダが一覧表示されます。
  3. 転送したいファイルを選んで「Request」をクリックします。同じネットワークに接続していれば、ほぼ瞬時にファイルが共有されます。

共有されたファイルは、PC側の「デバイス > 自分のAndroidデバイス」の下に表示されるので、タップしてダウンロードしてください。

4. Windowsの共有フォルダ経由でファイルを転送する(FTP)

Androidのファイルマネージャーアプリと、ローカルネットワーク上のWindows共有フォルダがあれば、PCへのデータコピーはとても簡単です。

ここでは例として「Solid Explorer File Manager」を紹介しますが、Google Playには他にも多くのファイルマネージャーがあり、同様の機能を搭載しているものがほとんどです。

Solid Explorerには「FTPサーバー」という機能があります。左上のメニューボタンをタップし、下にスクロールして「Toolbox」を展開すると見つかります。

手順は以下の通りです:

  1. Android端末をWi-Fiに接続します。
  2. FTPサーバーの「Start」をタップして有効化すると、FTPアドレスが表示されます。
  3. そのアドレスをPCのWebブラウザまたはファイルマネージャーに入力します。
  4. Android端末のフォルダ構成がブラウズできる状態で表示されるので、共有したいデータを探します。
  5. 目的のファイルを見つけたら右クリックして「フォルダへコピー」を選択し、PC上の保存先を指定して「OK」をクリックします。

この方法はUSBケーブルを使う方法と似ていますが、ケーブルが不要なのが大きなメリットです。

5. USBケーブルでファイルを転送する(最も確実な定番方法)

スマホとPCさえあれば、付属のUSBケーブル一本でファイル転送ができます。なるべく純正ケーブルを使用するのが、トラブル防止のためにおすすめです。

Wi-Fi経由のアプリ転送ほどおしゃれな方法ではありませんが、確実性と転送速度の面で最も優れた、基本かつベストな方法です。

古いAndroidバージョンの場合:

初めてPCに接続すると「アクセスを許可しますか?」という通知が表示されるので、「許可」をタップします。次に通知シェードを下ろして「USBファイル転送がオンになりました」という通知を探し、タップして詳細設定を開きます。「ファイル転送」が選択されていることを確認しましょう。

新しいAndroidバージョンの場合:

PCと接続すると「USBの使用目的」ポップアップが表示されるので、「ファイル転送/Android Auto」をタップします(表記は多少異なる場合がありますが、考え方は同じです)。

ポップアップが表示されない場合は、画面上部から下にスワイプし、「Androidシステム」の通知をタップして「ファイル転送」を選択してください。これでUSBファイル転送が自動的に有効になります。

PC側の操作:

接続後、PCが「このデバイスをどうしますか?」と尋ねてきたら、「デバイスを表示してファイルを開く」を選択します。すると、Android端末のストレージがフォルダ形式で自動的に開きます。

開かない場合は、エクスプローラーを起動して「PC」の中から自分のAndroid端末(モデル名で識別できます)を探してください。接続されていれば、スマホの中身を閲覧し、好きなデータをPCにコピーできます。

なお、初めて接続する際は、Windowsが必要なドライバーを自動的にインストールしようとします。また、スマホ側からPC向けのAndroidファイルマネージャーがインストールされることもあります。

もし接続に問題が生じた場合は、AndroidスマホがPCに認識しないときの対処法を確認してみてください。

6. microSDカードを使ってファイルを転送する

アプリもワイヤレス通信も使わない、もう一つのシンプルな方法がmicroSDカードの活用です。USBケーブルが手元になく、手軽に済ませたい場合に特に役立ちます。ただし、microSDをSDカードサイズに変換するアダプターと、カードリーダーが必要になります。

手順は非常にシンプルです。まずファイルをスマホのmicroSDカードに保存し、端末の電源を切ってからカードを取り出します。あとはそれをPCのカードリーダーに挿入すれば、データを閲覧・コピーできます。

最近のスマホにはmicroSDスロットがない機種も増えていますが、そのような端末でも多くはUSB OTGに対応しています。USB OTGアダプター経由でUSBカードリーダーをスマホに直接接続すれば、同様の操作が可能です。

7. クラウドストレージやメールでファイルを転送する

最後に紹介するのは、日常的によく使う2種類のアプリを活用する方法です。

DropboxやGoogleドライブなどのクラウドサービスを使っているなら、気づかないうちにすでにPCへデータが同期されているかもしれません。両サービスとも「カメラアップロード」の自動化機能を提供しており、PCにクライアントをインストールしていれば、撮影した写真が自動的にPCへ同期されます。

他のクラウドサービスでも同様の機能が利用できます。Android端末上のクラウドフォルダに任意のデータをコピーすれば、Windows側へ自動的に同期されます。

もう一つの方法がメールです。メールは、デバイス間でディスクを使わずにデータをやり取りする最初の手段であり、今でも多くの人にとって手軽な選択肢です。スマホでファイルをメールに添付して自分宛てに送信し、PCでそのメールを開いて添付ファイルをダウンロードするだけです。

ただし、この方法は手軽な反面、やや野暮ったいのが難点です。頻繁にファイルをやり取りするなら、上記のいずれかの方法の方がはるかに快適でしょう。

まとめ:AndroidからPCへのファイル転送は思ったより簡単

このように、AndroidからWindows PCへのファイル転送方法は実に多彩です。USBケーブル、Bluetooth、専用アプリ、FTP、microSDカード、クラウド、メールと、あらゆるサイズのデータに対応した選択肢が揃っています。

迷うくらい選択肢があるのは良いことですが、どの方法が自分に合っているか見極めるのが唯一の課題かもしれません。まずは定番のUSBケーブル接続を試し、ワイヤレスの利便性を求めるならAirDroidやPushbulletを検討するのがおすすめです。

なお、ファイルの移動先はPCだけとは限りません。AndroidのファイルをiPhoneに移すことも可能なので、機種変更の際にも活用できます。

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