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Linuxを再インストールしたら必ず行いたい5つの重要な初期設定

Linuxを再インストールしたら必ず行いたい5つの重要な初期設定

公開日:2025年11月15日 午前6:00 EST

Linuxを使い始めたばかりの頃は、特にWindowsやmacOSからの移行の場合、すべてがどこか馴染みにくく感じられるものです。見た目も操作感も異なり、システムの仕組みに慣れるまでには多少の時間が必要になります。

しかし、カスタマイズやアプリのインストールに手を出す前に、ディストリビューションのインストール直後に必ず済ませておくべき重要なステップがいくつかあります。これらの小さな作業は、後々の大きな時間の節約になり、新しい環境をすぐに「自分のもの」と感じさせてくれるだけでなく、Windowsからの移行も格段にスムーズにしてくれるでしょう。

何よりもまずパッケージをアップデートする

早めのアップデートが後々のトラブルを防ぐ

Linuxを再インストールしたら必ず行いたい5つの重要な初期設定

新しいLinuxディストリビューションのインストールが完了したら、ブラウザを開くのも、テーマをいじるのも、設定を変更するのも、まずすべてのアップデートを行ってからにしています。

というのも、Linuxをインストールするときに入手するのは、数週間、あるいは数か月前にビルドされたシステムイメージであることが多いからです。つまり、システムが依存するすべてのソフトウェア部品であるパッケージは、初期状態のままではすでに古くなっているわけです。

最初のアップデートを飛ばすと、奇妙な問題に遭遇しがちです。アプリがインストールできなかったり、一部のシステムツールが正常に動作しなかったり、オーディオ・Bluetooth・Wi-Fiなどのドライバーが期待どおりに振る舞わなかったりします。特に新しいハードウェアでは、最新のパッチを取り込むまで不具合が残ることが少なくありません。

そこで私はすぐにターミナルを開き、次のコマンドを実行します。

sudo apt update && sudo apt upgrade -y

このコマンドはDebian系・Ubuntuベースのディストリビューション専用です。FedoraやArchベースなどを使用している場合は、パッケージマネージャーに応じてコマンドが異なるので注意してください。

Flatpakサポートを有効にする

アプリ導入のベストな方法

Linuxを再インストールしたら必ず行いたい5つの重要な初期設定
出典:https://flathub.org/en?category=popular

Flatpakはもう一つのアプリ導入手段で、今では私のお気に入りになっています。高速で安全、そしてほぼすべてのLinuxディストリビューションで動作します。近年は多くの開発者がアプリをFlatpakとしてリリースしており、その大半はFlathubで見つけられます。

最近のディストリビューションはFlatpakを標準搭載して登場することが増えていますが、もし搭載されていなくても簡単に有効化できます。ターミナルを開いて次のコマンドを実行するだけです。

sudo apt install flatpak

このコマンドもDebian系・Ubuntuベースのディストリビューション向けです。その他のディストリビューションでは、Flatpak公式のセットアップページを参照してください。

続いて、次のコマンドでFlathubリポジトリを追加します。

flatpak remote-add --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo

これで追加設定なしに、Flathubから、あるいはソフトウェアストア経由で、ほとんどのアプリをインストールできるようになります。

デスクトップを自分のスタイルに仕立てる

Linuxの醍醐味はカスタマイズ

この項目で「これ一つでOK」という手順は存在しません。すべてのLinuxディストリビューションには独自のデスクトップ環境が付属しており、カスタマイズ方法は使っている環境に大きく左右されます。お気に入りのスタイルが見つかるまで、試行錯誤するのが楽しいところです。

最も人気のあるデスクトップ環境はGNOMEとKDE Plasmaの2つです。GNOMEはシンプルで洗練された設計が特徴で、初期状態でも使いやすいものを求める人や、macOS風のクリーンで中央寄りのデザインが好きな人に向いています。一方のKDE Plasmaは圧倒的な柔軟性が持ち味で、Windows風のレイアウトを初期状態から使いたい人に最適です。

どの環境を選んでも、アイコン、テーマ、壁紙、フォントはもちろん、パネルやメニューの配置まで思い通りに変更できます。調整を重ねれば、あなただけの完全にユニークなLinuxデスクトップを作り上げられるでしょう。

インスピレーションが欲しいなら、Redditのr/unixpornなどUNIXカスタマイズ系コミュニティをチェックするのがおすすめです。他のLinuxユーザーが投稿するクリエイティブなデスクトップ構成が満載で、新しいテーマやツールとの出会いの場になります。

Windowsアプリの互換性環境を整える

今でも頼りになるWindowsプログラムがある

「Linuxではもうアプリの互換性は問題にならない」という意見をよく目にしますが、正直なところ私は同意できません。ほぼすべてのアプリに優れた代替品があるのは事実ですが、それでも適切な代わりが存在しないWindowsプログラムに、今なお依存している部分があります。

ゲームなら、Steamが断然おすすめです。Valveの互換レイヤー「Proton」は驚くほどよく機能し、大多数のWindowsゲームをLinux上で遊べます。特にシングルプレイヤー作品との相性が抜群で、私にとってSteamは新環境で真っ先にインストールするアプリの一つです。

同じProtonは他のストアでも利用可能ですが、その場合はHeroic Games Launcherのようなランチャーが必要です。Epic GamesやGOGのライブラリにアクセスしながら、裏側ではProtonを活用できます。

Microsoft Officeなど汎用的な生産性アプリを動かしたい場合は、WinBoatが便利です。Linux内で軽量なWindows仮想マシンを走らせ、Windowsアプリを直接インストール・実行できます。

ただし完璧ではありません。GPU支援がないためパフォーマンスはやや劣りますが、「どうしてもWindowsアプリが必要」という場面では頼れる切り札になります。

LinuxとWindowsの時計を同期する(デュアルブート環境)

WindowsとLinuxでは時刻の扱いが違う

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LinuxとWindowsをデュアルブートしていると、OSを切り替えるたびに時刻がずれることに気づいたことはありませんか? Windowsを終了した時点では何ともないのに、Linuxを起動すると数時間ずれている——よくある現象です。

原因は、両OSで時刻の扱い方が異なることにあります。Windowsはハードウェアクロックをローカル時間として保存しますが、LinuxはUTC(協定世界時)を前提としています。そのため、システムを切り替えるたびに、互いの時刻を逆方向へ修正し合ってしまうのです。

解決策はシンプルです。次のコマンドで、LinuxにUTCではなくローカル時間を使うよう指示しましょう。

timedatectl set-local-rtc 1 --adjust-system-clock

その後PCを再起動すれば、LinuxとWindowsの両方で時刻が一致するはずです。地味な調整ですが、後々の混乱を大きく減らしてくれる一手です。

Linuxに慣れ親しむために

これらの小さな初期設定を済ませれば、いよいよ楽しい本番——実際に使い込む段階です。Windowsからの移行者を助けてくれるアプリも豊富にそろっています。Linuxは実験こそが醍醐味なので、遠慮なく探索してみてください。

いろいろなアプリを試し、新しいデスクトップ環境で遊び、納得がいくまでカスタマイズしましょう。調整と検証を重ねるほど、Linuxの柔軟性と個性の深さを実感し、愛着が湧いてくるはずです。


著者プロフィール:ラガヴ・セティ(Raghav Sethi)は2022年、大学のオープンソースコミュニティブログへの寄稿からテックライターとしてのキャリアをスタートしました。同年中にMakeUseOfへ加わり、以来Apple、Android、AI分野を幅広く執筆しています。ハンズオン検証記事から、新興テックトレンドの背景を探るオピニオン記事まで、活動は多岐にわたります。MUOに加えてXDA Developersでも記事を公開しており、主にLinuxとオープンソースソフトウェアを担当。執筆以外ではコーディングプロジェクトやギター演奏を楽しみ、日頃から使用するデバイスに最新ベータ版ソフトを入れるというスリルも楽しんでいます。

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