LinuxにZoomをインストールする方法!Fedora・openSUSE・Manjaro・Ubuntu/Debian別の手順を徹底解説
「LinuxでもZoomは使えるの?」——在宅勤務が決まり、Zoomを使ったリモート会議や同僚・顧客とのやり取りが始まるとき、最初に浮かんだのがこの疑問でした。結論から言うと、答えはイエス。LinuxにもZoomをインストールできます。
この記事では、Fedora、openSUSE、Manjaro(Arch)、Ubuntu/Debianという4つの代表的なディストリビューションにZoomクライアントをダウンロードしてインストールする方法を、それぞれの手順付きでわかりやすく紹介します。
FedoraへのZoomのインストール方法
ここではFedora 35を使用して説明します。まずはZoom公式サイトからパッケージをダウンロードしましょう。
- WebブラウザでZoomのダウンロードページを開きます。
- 「Linux Type」で「Fedora」、「OS Architecture」で「64-bit」を選択し、「Download」をクリックします。
- ファイルをダウンロードフォルダに保存します。
- ターミナルウィンドウを開き、以下のコマンドを入力します。
sudo rpm -i Downloads/zoom_x86_64.rpm
- rootパスワードの入力を求められたら入力し、続けて「y」と入力します。これでZoomパッケージがインストールされます。
- アプリケーションメニューからZoomを起動します。
なお、ターミナルやコマンドライン操作を避けたい場合は、ダウンロードしたパッケージ(x86_64.rpm)を右クリックして「ソフトウェアのインストールで開く」を選択する方法もあります。
rootパスワードの入力を求められたら入力します。
あとはZoomのインストールが完了するのを待つだけです。
openSUSEへのZoomのインストール方法
SUSE Linux Enterpriseの派生版であるopenSUSE Leapは、オープンソースコミュニティで最も安定性が高く人気のあるディストリビューションのひとつです。このチュートリアルではopenSUSE Leapを使用します。
- WebブラウザでZoomのダウンロードページを開きます。
- 「Linux Type」で「OpenSUSE」、「OS Architecture」で「64-bit」を選択し、「Download」をクリックします。
- ファイルをダウンロードフォルダに保存します。
- ダウンロードが完了したら、ターミナルウィンドウを開いて以下のコマンドを入力します。
sudo zypper install Downloads/zoom_openSUSE_x86_64.rpm
- rootパスワードの入力を求められたら入力し、続けて「y」を選択します。これでシステムにZoomがインストールされます。
- 「Signature verification failed [6-File is unsigned](署名の検証に失敗しました)」というメッセージが表示された場合は、「i」(ignore=無視)を選択します。
- インストールが完了したら、アプリケーションメニューからZoomを起動できます。
また、「zoom_openSUSE_x86_64.rpm」パッケージを右クリックして「Discoverで開く」を選択することも可能です。
この方法なら、GUI画面からZoomをインストールできます。
ManjaroへのZoomのインストール方法
ManjaroはArch Linuxベースのディストリビューションで、特にLinux初心者にとって扱いやすいことで知られています。
ただし注意点として、Arch系ディストリビューションへのZoomクライアントのインストールは、Debian系やRHEL系とは大きく異なります。Arch系の場合、makepkgコマンドを実行してZoomクライアントをインストールする必要があります。
- ターミナルを開き、
gitとbase-develツールをインストールします。
sudo pacman -S git base-devel
- git cloneでZoomパッケージを取得します。
git clone https://aur.archlinux.org/zoom.git
- 「zoom」ディレクトリに移動し、
makepkgコマンドでZoomをインストールします。
cd zoom makepkg -si
インストールの続行を求められたら「y」と入力します。
- インストールが完了したら、アプリケーションメニューからZoomを起動できます。
Ubuntu/DebianへのZoomのインストール方法
- WebブラウザでZoomのダウンロードページを開きます。
- 「Linux Type」で「Ubuntu」(またはDebian)、「OS Architecture」で「64-bit」を選択して「Download」をクリックします。.debファイルをダウンロードフォルダに保存してください。
- ターミナルウィンドウを開きます。「Downloads」ディレクトリに移動し、
apt installコマンドでZoomのインストールを開始します。
cd Downloads sudo apt install ./zoom_amd64.deb
rootパスワードの入力を求められたら入力し、続けて「y」を選択します。
- インストールが完了したら、アプリケーションメニューからZoomを起動できます。
あるいは、.debファイルをダブルクリックしてソフトウェアセンターのインストーラーを起動し、「インストール」ボタンをクリックする方法もあります。
よくある質問
1. Zoomプラグインがたくさんあるのに、なぜLinux用クライアントをインストールすべき?
Zoomプラグインは複数のWebブラウザ向けに提供されていますが、万が一ブラウザが動作しなくなった場合に備えて、クライアントを持っておくと安心です。さらに、新しいバージョンがリリースされても、開発者がプラグインを更新するまで数か月かかることがあります。
2. Zoomクライアントは簡単にアンインストールできる?
はい、コマンドラインから簡単にアンインストールできます。どのディストリビューションでも、1つのコマンドで削除可能です。
たとえば、UbuntuベースのディストリビューションからZoomクライアントをアンインストールするには、以下のコマンドを入力します。
sudo apt autoremove zoom
Red Hat系ディストリビューションからアンインストールする場合は、以下のコマンドを使用します。
sudo yum remove zoom
Arch系ディストリビューションでも同様に簡単です。
sudo pacman -Rs zoom
その他のLinuxディストリビューションからのアンインストールも、同じように簡単に行えます。
3. ディストリビューションのリポジトリから直接インストールしてはいけないの?
Linux開発チームは、Zoomをリポジトリに取り込むことに対して消極的でした。しかし状況は変わりつつあります。たとえばFedoraでは、リポジトリにZoomが含まれています。
Zoomのような人気アプリケーションにLinux向けのインストールオプションが用意されているのは嬉しいことです。多くのアプリ開発チームが新バージョンのリリース時にLinuxを見過ごしがちである中、Zoomの開発者はLinux向けインストールを提供するだけでなく、Ubuntu、Debian、Archなど複数のディストリビューション向けのインストーラーまで用意しています。
Zoomの活用についてさらにサポートが必要な方は、Zoomのキーボードショートカット早見表や、カスタム背景の使い方に関する記事もぜひチェックしてみてください。
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