Ubuntu 10.04でGNOMEとKDEを切り替える方法――両方のデスクトップ環境を共存させる手順
以前、「Ubuntuを使ってみるべき理由」に関する記事を公開したところ、「なぜKubuntuに触れないのか」という質問をいくつかいただき、「やはりKDEこそ本命だ」という声もありました。実は、両方の環境を同時に使うことができるのです。
Ubuntuは標準でGNOMEデスクトップ環境を採用しており、Compizによる美しい視覚効果も含めて、機能的で比較的すっきりとしたデスクトップを提供します。一方、Kubuntuが採用しているKDEデスクトップ環境は、かつてないほど多くの機能と装飾を備えるようになりました。
「ちょっと試してみたいな」と思っているなら、今すぐ試せます。ほんの数個のコマンドと再起動だけで、すぐにKDEを使い始められます。
KDEか、それともGNOMEか?
見た目以外にも(まあ当然ですが)、KDEとGNOMEにはいくつか重要な違いがあります。今Ubuntuをお使いなら、あなたはGNOMEを実行しています(XubuntuならXFCEですね)。
まずはデスクトップ全体を見渡してみてください。やりたいことを簡単に実現でき、Windowsとはあまり似ておらず、独自のツール類を備えています。
一方、KDEは一見かなりWindows風に見えますが、デスクトップの外観に関してははるかに多くのカスタマイズ余地を与えてくれます。Microsoftのガラス調インターフェースに慣れ親しんだ方なら、馴染みのある操作性を持つKDEの方が賢明な選択に感じられるかもしれません。逆にWindows流のやり方にうんざりしているなら、GNOMEの方が新鮮に映るでしょう。
KDEには独自のアプリケーション群も付属しており、KonquerorやAmarokのように、あちこちに不要なほど「K」の付いた名前が並んでいます。両方の環境をインストールすることの主な欠点は、双方のソフトウェアパッケージが常にメニューに表示されてしまうことですが、どちらかを削除すれば、関連するパッケージも一緒に取り除けます。
いずれにせよ、KDEをインストールすることは、少し違った味わいでLinuxを体験する絶好の機会です。気に入らなければ削除も簡単です(その手順も後ほど紹介します)。
リポジトリの追加
まず最初に、コマンドラインを使用します。お好みのコンソールを開いてください(標準のUbuntuなら「アプリケーション」→「アクセサリ」から「端末」を起動できます)。以下のコマンドを入力します:
sudo add-apt-repository ppa:kubuntu-ppa/backports
パスワードの入力を求められるので、入力してください(画面には表示されません)。「Enter」キーを押します。続いて「システム」→「システム管理」から「ソフトウェア・ソース」ウィンドウを開きます。「アップデート」タブをクリックし、「サポートされていないアップデート(lucid-backports)」を有効にしましょう。
先ほど追加したリポジトリは、「他のソフトウェア」タブで確認できます。確認が済んだらウィンドウを閉じてください。
KDEのインストール
再びコマンドラインに戻り、端末を開いて以下を入力します:
sudo apt-get update
アップデートが完了したら、次のコマンドでKDEをダウンロードします:
sudo apt-get install kubuntu-desktop
これからダウンロードされるアーカイブの一覧、ダウンロードサイズ、およびディスク上の最終サイズが表示されます。「y」を入力して「Enter」キーを押すとダウンロードが始まります。コーヒーを淹れたり、ひと息ついたりする時間は十分にあるでしょう。戻ってくると、端末ウィンドウ内でKDEのインストーラーが起動しているはずです。
次に、デフォルトのディスプレイマネージャーを選択する必要があります。私はGDMで問題に遭遇したことがなく(過去に一度、KDMのせいでコマンドラインからUbuntuを復旧しなければならなかった経験があります)、前者を選びました。これは各自の判断によりますが、GDMは私の環境で安定して動作しているため、おすすめします。
選択を確定するとインストールが始まります。コーヒーを飲み干して、端末が下の画像のような状態になるまで待つ余裕は十分あるでしょう。
この時点でコンピューターの再起動が必要ですが、その前に自動ログインを無効にしておきましょう。そうしないと、起動時にKDEを選択できません。GNOMEで設定するには、「システム」→「システム管理」→「ログイン画面」を開きます。「ログインするユーザーを選択できるようにログイン画面を表示する」を有効にして、ウィンドウを閉じてください。
再起動してログイン画面が表示されたら、ユーザー名をクリックし、パスワードを入力します。画面下部の「セッション」という項目で「KDE」を選択してから、通常どおりログインしましょう。
これでKDEが立ち上がる様子が確認できるはずです。いつでもGNOMEに戻りたくなったら、一度ログアウトして「セッション」で「GNOME」を選択すればOKです。
KDE/GNOMEの削除
実際に試してみたものの、自分には合わなかった場合でも心配いりません。KDEを削除して純粋なGNOMEデスクトップに戻すことは、たった一つの非常に長いコマンドで可能です。このコマンドは非常に長いため、TXTファイルにまとめてありますので、必要に応じてこちらからダウンロードしてください。
もしKDEにすっかり夢中になったなら、同様に長大なコマンドでGNOMEを完全に削除することもできます。こちらも便利なTXTファイルとしてまとめられており、ここからダウンロードできます。
端末にコマンドを貼り付けるには、「Ctrl+Shift+V」を押します。このコマンドはKDE関連のパッケージをすべて削除し、GNOME側のパッケージを再チェックします。次回起動時には、純粋なGNOMEのUbuntu環境が復活しています。
まとめ
KDEとGNOMEの両方を使える状態にしておくのはとても便利です。特に、まだOSを吟味中の初心者にとって有用でしょう。家族などで共有しているPCであれば、両方の環境をインストールしておくのも悪くない選択です。遅かれ早かれ、自分に合った方を見つけられるはずです。ちなみに私は、ドックを組み合わせたGNOMEがお気に入りです。
Ubuntuでどんなことを試すにしても、ぜひコメント欄でお知らせください。あなたはKDE派?それともGNOME派?あるいは両方使いこなしている?もしかすると別のデスクトップ環境かもしれませんね。遠慮なく教えてください!
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