Linuxのフォントを簡単に管理・比較できる「Font Manager」の使い方
シンプルなGUIでLinuxのフォントを閲覧・管理しましょう。「Font Manager」は、システムにインストール済みのフォントの閲覧、比較、管理はもちろん、新しいフォントの追加まで行えるツールです。デザイナーならどのプラットフォームでも持っておきたい必須アイテムと言えるでしょう。
Windowsユーザーはコントロールパネルからフォントを管理でき、OS Xユーザーには高機能な「Font Book」が用意されています。ところが、Ubuntuをはじめとする多くのLinuxディストリビューションには、これに相当するツールが標準で搭載されていません。
そこで登場するのが「Font Manager」です。ほとんどのLinuxディストリビューションのリポジトリで提供されており、インストール済みフォントをひと目で確認したり、新しいフォントを手軽に追加したりできます。
それでは、さっそく見ていきましょう。
フォントをブラウズする
Font Managerを起動すると、メインウィンドウが表示されます。フォントの一覧とプレビューパネルは直感的で分かりやすい構成です。
これはシステム内のフォントを見直すのに最適な方法です。プロジェクトに取り組んでいるときも、このツールを使えば理想のフォントを素早く見つけられます。プレビューパネルのサイズは調整可能なので、フォントがどのくらいの大きさまで美しくスケールするのかも確認できます。
「参照(Browse)」ボタンをクリックすると、表示が少し変わります。
フォントの一覧はそのままに、今度は各フォント名がそのフォント自体で表示されます。特定のフォントのすべてのバリエーションを確認することもでき、非常に便利です。
また、複数のフォントを組み合わせたときの見え方を並べて比較したくなることもあるでしょう。それは「比較(Compare)」機能で実現できます。デザイナーにとってかなり役立つ機能です。
ご覧のとおり、このツールは「完璧なフォントを探すデザイナー」のために細部まで考え抜かれて作られています。筆者もガイド記事の表紙をデザインするときにお世話になっています。
Linuxに新しいフォントをインストールする
新しいフォントをインストールしたいと思ったことはありませんか?残念ながら、そのためのボタンはもう少し分かりやすい場所にあってほしいところですが、ちゃんと存在します。
そう、歯車アイコンをクリックしてフォントをインストールします。クリックすると標準のファイルブラウザーが開き、複数のフォントを選んでまとめてインストールできます。
あるいは、起動時に特定のディレクトリをスキャンするようFont Managerに設定することもできます。
この設定は「設定(Settings)」から行えます。ここで追加したフォルダ内のフォントは、自動的にシステムへインストールされます。個人的には便利だと感じますが、何千ものフォントコレクションを持つ人には、この自動挙動が想定外の驚きとなるかもしれません。
実際、Ubuntuソフトウェアセンターのコメントでは、Adam Saveranさんが次のように指摘しています。
「…[Font Manager]にディレクトリを追加すると、選択したディレクトリ内のすべてのフォントが実際にインストールされてしまう。数百〜数千のフォントが一気に読み込まれようとして、システムに深刻な(とはいえ一時的な)問題を引き起こしかねない。(自分は実際に経験しました。)」
Adamさんをはじめ、他のコメント投稿者たちもプログラム自体については悪評を書いていません(「優秀」「デフォルトでインストールされるべき」という言葉が何度も登場しました)。ただし、この挙動は頭に入れておくべきポイントです。
Font Managerを入手する
Font Managerをインストールする準備はできましたか?お使いのLinuxのバージョンにもよりますが、パッケージマネージャーで「font-manager」という名前で見つけられるはずです。もし見つからない場合は、上級者向けにソースコードをダウンロードしてビルドすることも可能です。
まとめ
ようやくLinuxマシン向けのまともなフォントマネージャーに出会えて嬉しく思います。多くの面で、これまで最高のフォントマネージャーだと思っていたMacのFont Bookよりも、こちらのほうが好みだとすら感じています。
もちろん、読者の皆さんの中には、もっと優れたソフトをご存じの方もいるでしょう。ぜひコメント欄でお気に入りのソフトを教えてください。あわせて、おすすめの無料フォントへのリンクも歓迎します!
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