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Ubuntu 14.04「Trusty Tahr」へのアップグレード手順を徹底解説

Ubuntuをお使いなら、最新版へのアップグレード方法を知っておきましょう。

数週間前、CanonicalはUbuntuの新バージョン「14.04(Trusty Tahr)」をリリースしました。当サイトでは詳細なレビューを行い、現行ユーザーがアップグレードすべき理由や、Windows XPユーザーが乗り換えるべき理由についても解説してきました。しかし、既存ユーザーが実際にどうやってアップグレードすればよいのかについては、起動可能なメディアの作成方法に触れただけで、詳しい手順は説明していませんでした。アップグレードは非常に重要です。Ubuntuに関するさまざまな記事でも、更新のメリットについて繰り返し取り上げています。

ご安心ください。現在お使いのUbuntu環境からのアップグレードは、とても簡単です。

アップデートを適用する

作業を始める前に、まず現行バージョンで利用可能なすべてのアップデートを適用しておきましょう。「ソフトウェアの更新」アプリを開くか、以下のコマンドを実行します。

sudo apt-get update && sudo apt-get dist-upgrade

このステップは非常に重要です。一部のアップデートには、アップグレード中に問題を引き起こしうるバグの修正が含まれているためです。

データをバックアップする

Ubuntu 14.04「Trusty Tahr」へのアップグレード手順を徹底解説

また、作業開始前に必ずデータのバックアップを取っておいてください。Ubuntuのアップグレードはほとんどの場合スムーズに完了しますが、ユーザーごとに環境構成が異なるため、何かトラブルが起こる可能性はゼロではありません。

個人的におすすめなのは、シンプルなバックアップユーティリティ「Deja Dup」と、より高機能な「CrashPlan」の2つです。もちろん、外部ドライブへ手動でファイルをコピーするだけでも構いません。大切なのは、すべてのデータがパソコンの外のどこかに安全に保存されていることです。

アップグレードを実行する

Ubuntu 14.04「Trusty Tahr」へのアップグレード手順を徹底解説

Ubuntu 13.10をお使いの場合、すでに14.04へのアップグレードを促す通知が表示されているはずです。パソコンの起動時に小さなダイアログボックスとして表示されます(上記画像参照)。何らかの理由で通知が表示されない場合は、次のコマンドでアップグレードを強制できます。

sudo update-manager -d
Ubuntu 14.04「Trusty Tahr」へのアップグレード手順を徹底解説

アップグレードを選択すると、アップグレードユーティリティが起動します。この際、システムパッケージだけでなく、インストール済みのアプリケーションもすべて更新されます。そのため、ダウンロードするパッケージの数が非常に多く、アップグレード全体には数時間かかるのが一般的です。

Ubuntu 12.04 LTSからの場合

Ubuntu 12.04 LTSをお使いの方は、「新しいLTSリリースの通知があるはずなのに表示されない」と不思議に思うかもしれません。これは、Canonicalが14.04の最初のポイントリリースである「14.04.1」の公開まで、12.04ユーザーへの配信を見送っているためです。14.04.1は現行リリースよりも安定性が高いと見込まれています。

待ちたくない方は、無理に待つ必要はありません。次のコマンドを実行すれば、アップグレードを強制的に開始できます。

sudo update-manager -d

通常のアップデートツールの上部に、アップグレードの案内が表示されます。

Ubuntu 14.04「Trusty Tahr」へのアップグレード手順を徹底解説

7月に14.04.1が正式リリースされれば、「ソフトウェアの更新」画面の上部に通知が表示されるようになります。上記のスクリーンショットとよく似た見た目ですが、正しいバージョン番号が表示されるはずです。

その他のバージョンからの場合

それ以外のリリース(13.04、12.10、さらには10.04 LTSなど)をお使いの方は、サポートを受け続け、新機能の恩恵を受けるために、14.04へのアップグレードを真剣に検討すべきです。

理論上は、このアップグレード経路を使って14.04に到達することも可能ですが、決して快適な体験にはなりません。最大の問題は、どのリリースからでも直接14.04へアップグレードできるわけではなく、許可された経路しか選べない点です。たとえば12.10ユーザーは、13.04→13.10→14.04という順序で段階的にアップグレードする必要があります。また10.04ユーザーは、LTS間のアップグレードが許可されているため、まず12.04へ移行してから14.04へアップグレードすることになります。

つまり、14.04に到達するまでに多くのアップグレード工程が必要になるうえ(必要なパッケージのダウンロードにも相当な時間がかかります)、各リリースごとの変更点が原因で、途中で問題が発生するリスクも高くなります。要するに、時間とリスクを考えると割に合わないのです。

どうしてもアップグレード経路を試したい場合は別ですが、筆者としてはクリーンインストールを行うことをおすすめします。ホームディレクトリを独立したパーティションに分けておけば、ファイルを失わずに再インストールできますが、それでもバックアップは忘れずに取りましょう。

まとめ

Ubuntuのアップグレード方法を知っておくことはとても重要です。手順は簡単で、さまざまな改善の恩恵を受けられます。頻繁にアップグレードしたくない方でも、14.04 LTSに移行しておけば、最長5年間はアップグレードせずに済むので安心です。

アップグレード時にどんなトラブルに遭遇したことがありますか? おすすめのバックアップツールがあれば、ぜひコメント欄でお聞かせください!

画像クレジット:Happy Goat Via Shutterstock

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