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LinuxでiTunesを使う方法|WINEとVirtualBoxでの導入手順を徹底解説

はじめに知っておきたいポイント

  • 最も簡単な方法: WINEを使ってWindows互換環境を構築し、そこにiTunesをインストールする。Linuxには公式のiTunesアプリは存在しない。
  • 代替手段: VirtualBoxでWindows仮想マシンを構築する方法もある。

この記事では、Windows 10が動作する仮想環境を利用して、Linuxマシン上でiTunesを使う方法を詳しく解説します。紹介する手順は、WINE バージョン5.0.3 および VirtualBox バージョン6.1 を基準としています。

WINEを使ってLinuxにiTunesをインストールする方法

LinuxでiTunesを実行するなら、WINEを利用するのが最も手軽な選択肢です。WINEは互換性レイヤーを提供するプログラムで、Linux上でWindowsアプリケーションを動かせるようにします。具体的な手順は以下の通りです。

  1. WINEをダウンロードしてインストールします。

  2. お使いのLinuxディストリビューションで、iTunesやそのファイルを扱うために追加パッケージが必要かどうかを確認しましょう。この用途でよく使われるツールの一つがPlayOnLinuxです。

  3. Windows版iTunesをダウンロードし、インストールします。インストールの手順は、Windows本体にインストールする場合とまったく同じです。

  4. 最初のインストールが正常に完了しない場合は、ひとつ前の旧バージョンのiTunesを試してみてください。

    注意: 旧バージョンでは最新機能が使えないほか、最新のiOSデバイスとの同期に対応していない場合があります。

  5. インストールが完了すれば、Linux上でiTunesが起動できるようになります。AskUbuntu.comの投稿記事には、WINEでiTunesを動作させるためのより詳細な手順も掲載されているので、参考にするとよいでしょう。

VirtualBoxを使ってLinuxにiTunesをインストールする方法

もう一つの方法として、LinuxマシンにVirtualBoxをインストールするやり方があります。VirtualBoxは無料で使える仮想化ソフトウェアで、コンピューターの物理ハードウェアをエミュレートし、その内部にOSやプログラムをインストールできます。たとえばmacOSの中でWindowsを動かすことも、今回のようにLinuxの中でWindowsを動かすことも可能です。

この方法では、VirtualBox内にインストールするためのWindows環境(Windowsのインストールディスクが必要になる場合があります)をあらかじめ用意しておきましょう。準備が整ったら、以下の手順に従ってください。

  1. お使いのLinuxディストリビューションに対応したバージョンのVirtualBoxをダウンロードします。

  2. LinuxにVirtualBoxをインストールします。

  3. VirtualBoxを起動し、画面の指示に従ってWindows仮想マシンを作成します。

    重要: セットアップの過程で、Windowsのインストールディスクが求められることがあります。

  4. Windowsのインストールが完了したら、仮想マシン内でお好みのブラウザーを開き、Microsoft StoreからiTunesをダウンロードします。

  5. WindowsにiTunesをインストールすれば、すべての準備は完了です。

厳密に言えば、この方法はLinux上で直接iTunesを動かしているわけではありません。それでも、LinuxコンピューターからiTunesとその機能へアクセスできるようになる点は大きなメリットです。

現時点では、このVirtualBox方式か、先述のWINE方式のどちらかが、LinuxでiTunesを利用できる最良の方法となります。

AppleはLinux向けにiTunesをリリースするのか?

AppleはMac版のiTunesを終了し、後継としてApple Musicへ移行しました。Windows版は引き続き提供されていますが、ダウンロードはMicrosoft Store経由のみとなっています。

こうした状況に加えて、Linuxユーザーの数が相対的に少ないこと、そしてプログラムをLinuxへ移植・サポートするコストの高さを考慮すると、iTunesがLinuxプラットフォームに対応する可能性は極めて低いと言わざるを得ません。

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