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2016年のテクノロジー失敗作トップ7 ― 期待を裏切ったガジェットたち

2016年は、iPhone 7、Google Tango、FacebookのOculus Riftなど、大型テクノロジー製品が数多く登場した年でした。しかし、新しいガジェットが市場に溢れるほど、失敗作も避けては通れません。発売直後から発火事故が相次いだSamsungのGalaxy Note 7はその典型例といえるでしょう。今年登場したガジェットの中にも、期待を大きく裏切った製品が少なからず存在しました。ここでは、2016年の代表的なテクノロジー失敗作を7つご紹介します。

1. Samsung Galaxy Note 7

世界中がその発売を祝福したGalaxy Note 7でしたが、出荷開始からわずか数週間後に、本体から炎が噴き出すという報告がユーザーから相次ぎました。発火事故によって家や車に深刻な損害が生じたケースもありました。Samsungは責任を全面的に受け止め、大規模な交換・回収プログラムを実施。売上面で約100億ドル(約1兆円)の損失に加え、リコール関連の追加費用も負担したと報じられています。

2. GoPro「Karma」ドローン

GoProは今年、初のドローン「Karma」を発表しました。グリップスタビライザーによる滑らかな撮影や、バックパック一体型の持ち運びやすいデザインなど、完成度の高いユーザーフレンドリーなガジェットとして大きな注目を集めました。しかし、飛行中にドローンが突然電源を失うという重大な不具合が報告されると、同社は直ちにリコールを発表。製品の失敗を認める結果となりました。

3. ポートが削られたMacBook

イヤホンジャックのないスマートフォンには多くのユーザーが納得しても、iPhoneの充電すらままならないMacには誰も賛同できませんでした。従来のMagSafe充電ポートやSDカードスロットを廃し、USB-Cのみに絞ったMacBook Proは、デザイナーにとっては革新的な発想だったかもしれませんが、実用性の面で多くの人々の理解を得るには至りませんでした。

4. 一般消費者向け360度カメラ

2016年はVR(仮想現実)カメラが一般消費者向けに登場した年でもありましたが、残念ながら市場での評価は今ひとつでした。ニコンの360度VRカメラをはじめ、Ricoh Thetaや360Flyなどの製品が発売されましたが、動画の記録品質が低解像度だったことが大きなネックとなりました。画質向上への取り組みは続けられましたが、2016年はこれらのデバイスにとって成功の年とは言えません。翌年以降の改良版に期待が寄せられます。

5. Fitbit Blaze スマートウォッチ

類似デバイスが既に多数存在する中で登場したFitbit Blazeは、機能面では一定の評価を得ていました。しかし、充電のたびに本体をフレームから取り外さなければならない設計が、ユーザーの大きな不満の種となりました。毎日身につけて使うウェアラブルデバイスにとって、充電の手間は致命的な弱点です。こうした理由から、2016年のテクノロジー失敗作の仲間入りを果たしてしまいました。

6. チャットボット

Facebookは今年、友達や企業とコミュニケーションする新しい手段としてチャットボットを導入しました。カスタマーサービスへの素早いアクセスやEコマースとの連携など、非常に有望な構想でした。しかし、応答のもっさり感が全体のアイデアを台無しにし、ユーザーを引きつけるには至りませんでした。結果として、2016年の失敗リストに名を連ねることとなりました。

7. 「Lily」カメラ

時に、製品は設計の悪さや欠陥ではなく、単に市場に届かないことによって失敗します。空中に投げ上げるだけで自動追従撮影を行う「Lily」カメラは、特別なスキルを一切必要としない画期的なドローンカメラでした。CES イノベーションアワードを受賞し、予約販売額は3,400万ドル(約40億円)を超えるなど、大きな期待を集めていました。しかし、ついに一般市場に姿を見せることはなく、2017年に登場する見込みも極めて薄い状況です。

以上が、去りゆく2016年に私たちを失望させた7つのガジェットです。とはいえ、2016年は目を見張る技術革新が数多く実現した年でもあります。失敗から学びながら、テクノロジーは次のステージへと進んでいくのです。

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