コマンドプロンプトの基本:プログラムの起動とプロセスの終了方法
コマンドプロンプトの基本:プログラムの起動とプロセスの終了
コマンドプロンプトを使うと、プログラムを素早く起動できます。特に、検索機能から探すのが面倒なWindowsの管理ツールなどを呼び出す際に便利です。
この記事では、コマンドプロンプトでプログラムやプロセスを扱うための基本的な操作をいくつか紹介します。
プログラムの起動
コマンドプロンプトからプログラムを起動するには、プログラム名を入力するだけです。
notepad
このコマンドを実行すると、新しいメモ帳(Notepad)が起動します。この例が動作するのは、Windowsがメモ帳の場所をすでに把握しているためです。このようにプログラム名だけで実行した場合、コマンドプロンプトは自動的にカレントディレクトリ(プロンプト行の先頭に表示されているパス)とWindowsのシステムディレクトリを検索します。

実行ファイルが別の場所にある場合は、フルパスを指定する必要があります。上記の例であれば C:\Windows\System32\notepad.exe のように指定します。
プログラムを起動するもう一つの方法として、start コマンドがあります。
start notepad
実行結果は先ほどの例と同じですが、起動の仕組みが少し異なります。この場合、コマンドプロンプトは処理をWindows本体に引き渡し、Windows側が適切なプログラムを探して起動します。そのため、検索対象となる場所が増え、PATH 環境変数に登録されたすべてのパスや、レジストリに定義された「App Paths」(長い実行ファイルのパスをエイリアスで短縮できる仕組み)も検索されます。
コマンドの連結
&(アンパサンド)を使うと、複数のコマンドを連結して実行できます。
dir & notepad
このコマンドでは、まずカレントディレクトリの内容がターミナルに表示され、その後メモ帳が開きます。
&& を代わりに使うと、挙動を変えることができます。
dir && notepad
この形式では、最初のコマンドが正常に実行された場合のみ、2番目のコマンドが実行されます。ディレクトリ内容の表示中にエラーが発生した場合は、メモ帳は開きません。(補足:|| を使うと逆の動作になります。dir || notepad とすると、dir コマンドが失敗した場合にのみメモ帳が起動します。)
プロセスの終了
コマンドプロンプトは、プロセスを強制終了するためにも使用できます。マウスが手元にないときや、タスクマネージャー自体が応答しなくなったときなどに特に役立ちます。
taskkill /F /IM "notepad.exe" /T
上記のコマンドを実行すると、実行中のすべてのメモ帳インスタンスが即座に強制終了されます。notepad.exe の部分は、終了させたいプログラムの名前に置き換えてください。プログラム名がわからない場合は、tasklist コマンドを実行すると、現在実行中のすべてのプロセスの一覧を確認できます。
-
Windows 10のコマンドプロンプトを使ってファイルやフォルダを安全に隠す方法
コンピューターを使用している人なら誰でも、個人的なファイルやフォルダには非常に敏感なものです。パソコンにどんなデータを保存していても、特定のコンテンツを他人の目から隠したいと思う理由はいくらでも見つかります。また、誤って削除されたり変更されたりするのを防ぎたいファイルやフォルダもあるかもしれません。こうしたニーズに応えるため、Windowsにはファイルやフォルダを非表示にする便利な機能が標準で用意されています。 Windows 10でファイルやフォルダを非表示にする方法(一般的な方法) 初心者レベルを少し超えたユーザーなら、誰でも知っているのがこの従来の方法です。まず、非表示にしたいファイルや
-
【解決策】Windowsでコマンドプロンプトが勝手に表示・消える問題を直す7つの方法
Windowsデバイスを使用中に、コマンドプロンプト(CMD)の画面が突然表示されたり勝手に消えたりすることはありませんか?この問題の原因は何で、どうすれば解決できるのでしょうか?多くの場合、原因はシステム設定の構成にあります。また、破損したアプリや不具合のあるシステムファイルが引き金になるケースもあります。本記事では、この問題を解決するための具体的な対処法をいくつかご紹介します。 Windowsでコマンドプロンプトが勝手に表示・消える問題の解決方法 1. タスクマネージャーでCMDのスタートアップを無効にする デバイスの起動時にこの問題が発生しているなら、原因はスタートアップ設定にある可能性