Windows 10でファイル・フォルダーのアクセス許可を変更できないときの対処法
Windows 10/8/7では、新しいファイルやフォルダーを作成すると、Windows OSが自動的に一連の既定のアクセス許可(「実効アクセス許可」と呼ばれます)を割り当てます。状況によっては、これらのアクセス許可を変更したい、あるいは変更する必要がある場面もあるでしょう。

ファイルやフォルダーのアクセス許可を変更できない原因と対策
何らかの理由により、ファイルやフォルダーにカスタムのアクセス許可を設定できない場合は、以下に挙げる症状別の対処法を試してみてください。
1. 「セキュリティ」タブが表示されない場合
プロパティに「共有」タブは表示されるのに、「セキュリティ」タブだけが見当たらない場合は、そのドライブのプロパティを確認しましょう。「セキュリティ」タブはNTFSドライブでのみ表示され、FATファイルシステムを使用しているドライブには表示されません。
2. 変更を保存してもチェックマークが消えてしまう場合
アクセス許可を設定し、既定の場所以外(このフォルダー、サブフォルダーおよびファイルなど)に適用すると、Windows Vista以降では「特殊なアクセス許可」ボックスにチェックマークが追加されます。適用されたアクセス許可を確認するには、「詳細設定」→「編集」→対象のユーザー/グループを選択→「編集」の順にクリックします。アクセス許可の一覧の一番下までスクロールしないと確認できない場合がありますので注意してください。
3. 一部のユーザーのチェックマークが網掛けされ、チェックボックスが操作できない場合
このような状態になるのは、そのアクセス許可が明示的に設定されたものではなく、ファイルやフォルダーが保存されている親フォルダーから継承されたものだからです。継承の連鎖を断ち切るには、「セキュリティ」タブで「詳細設定」をクリックし、「詳細セキュリティ設定」画面で「編集」を開き、「親から継承可能なアクセス許可を含める」のチェックを解除します。
4. アクセス許可の設定自体が利用できない場合
まず自分のユーザーアカウントの権限を確認しましょう。Administrators(管理者)グループのメンバーとしてログインしていますか?あるいは、そのオブジェクトの所有者になっていますか?標準ユーザーとしてログインしている場合、表示できるのは自分自身のアクセス許可設定のみです。「セキュリティ」タブで他のユーザーやグループを選択すると、アクセス許可の欄がグレーアウトして操作できなくなります。
それでも解決しない場合
上記の方法でも問題が解決しない場合は、フリーツール「DropPermission」を利用すると、この問題を瞬時に回避できます。
さらに詳しくトラブルシューティングを行いたい方は、ファイルおよびフォルダーのアクセス許可に関する問題のトラブルシューティングについて解説した記事も参考にしてください。
なお、「このフォルダーを削除するには管理者のアクセス許可が必要です」というエラーメッセージが表示される場合は、こちらの記事をご覧ください。
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