Windows 10でWindows Updateエラー0x80010108が発生したときの対処法
これまで取り上げてきたWindows Update関連のエラーの中で、もうひとつ遭遇する可能性があるのが0x80010108というエラーコードです。このエラーは、Windows 10が動作するデバイスに機能更新プログラム(Feature Update)をインストールしようとした際に表示されることが多く、wups2.dllファイルが原因であると考えられています。
一部の更新プログラムのインストール中に問題が発生しましたが、後でもう一度試みます。このメッセージが引き続き表示される場合は、Webで検索したりサポートに問い合わせたりすると、次の情報が役立つかもしれません:
Windows 10への機能更新 – エラー 0x80010108
ただし、このエラーは通常のWindows Updateのインストール時にも発生することがあります。
Windows Updateエラー0x80010108の解決策
以下の方法を実行することで、エラーコード0x80010108を解決できるはずです:
- Windows Updateトラブルシューティングツールを使用する
- Windows Update関連サービスを再起動する
- wups2.dllファイルを再登録する
- ウイルス対策ソフトを一時的に無効化する
- クリーンブート状態でWindows Updateを実行する
- DNSキャッシュをフラッシュ(消去)する
各トラブルシューティング方法を実行するたびに、問題が解決したかどうかを必ず確認してください。
1] Windows Updateトラブルシューティングツールを使用する
[設定] > [更新とセキュリティ] > [トラブルシューティング]から、またはMicrosoftのオンライン版Windows Updateトラブルシューティングツールを実行してください。
どちらのツールも、Windows Updateに関連する問題を自動的に検出して修復してくれます。
なお、トラブルシューティングツールで「サービス登録が存在しないか破損しています」というエラーが表示される場合は、専用の対処記事をご参照ください。
2] BITS、Windows Update、暗号化サービスを再起動する
依存関係にあるWindowsサービスに問題が生じることは少なくありません。Windows Updateにおいては、BITSなどのサービスが不可欠です。暗号化サービス(Cryptographic Services)、BITS、Windows Updateサービスの再起動を強くおすすめします。
管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを順番に実行してください:
net start bits net start wuauserv net start CryptSvc net start trustedinstaller
その後、パソコンを再起動します。
TrustedInstallerサービスの主な役割は、Windows Updateやオプションのシステムコンポーネントのインストール、削除、変更を可能にすることです。
3] wups2.dllファイルを再登録する
DLLがWindowsに正しく登録されていない場合、OSはそのファイルを見つけることができません。レジストリの破損などが原因である可能性があります。そこで、wups2.dll(Windows Update Client Proxy Stub 2)ファイル(DLL/ダイナミックリンクライブラリ)を再登録してみるとよいでしょう。
WinXメニューから「ファイル名を指定して実行」を起動し、以下のコマンドを入力して実行します:
regsvr32 wups2.dll /s
これにより、Windows Updateエラー0x80010108が解決する可能性は十分にあります。
4] ウイルス対策ソフトを一時的に無効化する
一部のウイルス対策ソフトが、Windows Updateの正常な動作を妨げている場合があります。ウイルス対策ソフトやWindows Defenderを一時的にオフにして、問題が解決するかどうかを確認してみてください。
更新が完了したら、必ず再度有効にしてください。もちろん、これはあくまで一時的な対処法です。セキュリティソフトが誤ってWindows Updateサービスを不審なものとして検知していないかも併せて確認しておくと安心です。
5] クリーンブート状態でWindows Updateを実行する
クリーンブートを実行してからWindows Updateを行うのも有効な手段です。サードパーティ製アプリケーションや常駐サービスが原因となる競合を切り分けるのに役立ちます。
6] DNSキャッシュをフラッシュする
DNSキャッシュをフラッシュすると、パソコン上に残っている古いDNS情報が消去され、次回Windows Updateサービスが実行された際に最新のアドレス一覧を取得するようになります。DNSキャッシュを消去して、問題が解決するかどうかを確認してみてください。これが原因だった場合、キャッシュの消去によって問題が改善するはずです。
また、インターネット接続の状態確認、ルーターの再起動、イーサネットケーブルの抜き差し、複数のWebサイトやオンラインサービスへのアクセスを試みて接続の信頼性を検証するといった方法も有効です。
最後に、フリーツール「Fix WU」の利用も選択肢のひとつとして検討してみてください。
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