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Windows 10でPowerShellのコマンド履歴を表示・活用する方法

Windows PowerShellには、使用中に実行したすべてのコマンドを記憶する履歴(History)機能が標準で搭載されています。通常はアクティブなセッションの履歴のみが保持されるはずですが、実際にはそれ以上の履歴が残ることもあります。この記事では、PowerShellのコマンド履歴を確認し、賢く活用する方法を詳しく解説します。

Windows 10でPowerShellのコマンド履歴を表示・活用する方法

PowerShellのコマンド履歴を表示する方法

履歴機能の最大のメリットは、一度実行したコマンドを再入力せずに済む点です。しかし、何百件ものコマンドの中から目的のものを順にたどっていくのは非効率的です。そこで役立つのが、履歴の検索や、部分的にしか覚えていないコマンドの実行です。以下の方法を試してみてください。

  1. キーボード操作による方法
  2. 履歴を前方・後方に検索する
  3. 現在のセッションの全履歴を表示する
  4. 履歴から特定のコマンドを実行する
  5. 履歴内を検索する

記事の最後では、履歴のクリア、エクスポート、インポートの方法も紹介します。同じコマンドを頻繁に実行する必要がある方にとって非常に便利な機能です。

1. キーボード操作による方法

Windows 10でPowerShellのコマンド履歴を表示・活用する方法

Windowsを使っている方なら、コマンドプロンプトを使用した経験があると思います。上下の矢印キーで、実行したコマンドを前後に移動できるのはご存じでしょう。PowerShellでも同様の操作が可能です。さらに、コマンドの一部だけ覚えている場合は、次の手順で検索できます。

  • 覚えているコマンドの一部を入力します
  • F8キーを押し続けると、該当するコマンドが見つかるまで順に切り替わります
  • 検索語は蛍光緑色でハイライトされ、その後にコマンドの残り部分が表示されます

唯一の欠点は、検索語がコマンドの先頭である必要があるという点です。

2. 履歴を前方・後方に検索する

Windows 10でPowerShellのコマンド履歴を表示・活用する方法

履歴を前方または後方に検索したい場合は、Ctrl + RCtrl + Sを使用します。前者は履歴をさかのぼって検索し、後者は前方向きに検索します。ショートカットキーを押すと、画面下部に「bck-i-search」や「fwd-i-search」という表示が現れます。検索したい文字列を入力すると、コマンドの途中にある文字列でも検索できます。先ほどのF8方式より柔軟性が高い方法です。

3. 現在のセッションの全コマンド履歴を表示する

Windows 10でPowerShellのコマンド履歴を表示・活用する方法

History」と入力してEnterキーを押すと、現在のセッションで実行したすべてのコマンドが一覧表示されます。矢印キーを使えば以前のセッションで実行したコマンドも呼び出せますが、Historyコマンドの出力には含まれないので注意してください。また、「H」キーを押してEnterを押すだけでもコマンド履歴が表示されます。これはHistoryコマンドへのショートカットとして利用できます。

4. 履歴から特定のコマンドを実行する

Windows 10でPowerShellのコマンド履歴を表示・活用する方法

上記の画像を見ると、各コマンドの横にIDが割り振られていることが分かります。リストから特定のコマンドを実行したい場合は、Invoke-Historyコマンドレットを使用します。

  • 実行したいコマンドのIDを確認します
  • Invoke-History <ID>」と入力します。<ID>は実際の番号に置き換えてください
  • Enterキーを押すと、履歴からそのコマンドが即座に実行されます

5. 履歴内を検索する

Windows 10でPowerShellのコマンド履歴を表示・活用する方法

コマンド履歴内を検索する最も簡単な方法は、Historyの出力に対してSelect-Stringを使うことです。

  • 以下のように入力し、「Get」の部分を検索したい語句に置き換えます
  • Get-History | Select-String -Pattern "Get."
  • 検索条件に一致するすべてのコマンドが表示されます

IDも一緒に表示されるため、そのままInvoke-Historyコマンドを使って即座に実行することも可能です。

PowerShellの履歴をクリア・エクスポート・インポートする

履歴からすべてのコマンドを削除するには、「Clear-History」コマンドを実行するだけです。ただし注意点として、この操作を行っても、上下の矢印キーを使えば依然としてコマンドにアクセスできることを覚えておいてください。

すべてのコマンドをエクスポートするには、Export-ClixmlまたはExport-Csv形式を使用します。サンプルコマンドは以下の通りです。

Get-History | Export-Clixml -Path <Path>\PSHistorycommands.xml

Get-History | Export-Csv -Path <Path>\PSHistorycommands.csv

エクスポートしたコマンドを別のセッションや新しいセッションにインポートするには、次のコマンドを使用します。

Add-History -InputObject (Import-Clixml -Path <Path>\PSHistorycommands.xml)

Add-History -InputObject (Import-Csv -Path <Path>\PSHistorycommands.csv)

CSVファイルやXMLファイルはいつでも開いて、PowerShellのコマンド履歴をすぐに確認できます。これで、PowerShellのコマンド履歴に関するほぼすべての情報と、ID指定・検索・翌日のインポートなどを通じて履歴を再利用する方法についての解説は完了です。

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