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Windows Updateエラー0x8007010b(ERROR_DIRECTORY)の原因と解決方法

Windows Updateを実行した際に0x8007010b(ERROR_DIRECTORY:ディレクトリ名が無効です)というエラーが表示されることがあります。このエラーは、Windows 10やWindows 11において更新プログラムの配信メカニズムが破損している場合などに発生します。Windows Updateが特定のディレクトリへアクセスしようとした際、そのディレクトリが存在しないか、名前が無効であるためにエラーがスローされるのが原因です。本記事では、このエラーを解消してシステムを正常にアップデートするための具体的な方法を詳しく紹介します。

Windows Updateエラー0x8007010bの対処法

この問題に直面した場合は、以下の方法を順番に試してみてください。

  1. DISMコマンドを実行する
  2. Windows Updateトラブルシューティングツールを実行する
  3. 更新プログラムを手動でダウンロードしてインストールする
  4. Windows Updateコンポーネントをリセットする

なお、これらの修正作業を行うには管理者権限が必要です。

1. DISMコマンドを実行する

DISM(Deployment Image Servicing and Management)は、既存のWindowsイメージを利用して破損したシステムファイルを修復できるコマンドラインツールです。Windowsの機能、パッケージ、ドライバーなどの構成や更新にも活用できます。

管理者権限でコマンドプロンプトまたはPowerShellを開き、以下のコマンドを順番に実行してください。

Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth

Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth 

Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

各コマンドは一つずつ実行し、完了まで十分な時間を確保してください。特に最後の「/RestoreHealth」オプションにより、無効なディレクトリに関連するシステムファイルの破損が検出され、自動的に修復されます。

2. Windows Updateトラブルシューティングツールを実行する

Windowsには、一般的なWindows Updateの問題を自動的に診断・修復できるトラブルシューティングツールが標準搭載されています。以下の手順で実行できます。

  • 「設定」を開く(Win + Iキー)
  • 「更新とセキュリティ」>「トラブルシューティング」に移動する(Windows 11の場合は「システム」>「トラブルシューティング」>「その他のトラブルシューティングツール」)
  • 「Windows Update」の項目を見つけて選択する
  • 「トラブルシューティングツールの実行」をクリックする

ウィザードによる修復が完了したら、再度Windows Updateを実行し、エラーが発生しなくなったかどうかを確認してください。

3. 更新プログラムを手動でダウンロードしてインストールする

Windows Update経由で特定の更新プログラムをインストールできない場合は、Microsoftの公式サイトから直接ダウンロードしてインストールする方法も有効です。「Microsoft Update Catalog」では、KB番号などをキーワードに対象の更新プログラムを検索し、該当するファイルを入手できます。ダウンロードしたファイルは、通常のソフトウェアと同じ手順でインストール可能です。また、「WSUS Offline Update」などのツールを利用すれば、インターネットに接続していないオフライン環境でのアップデートにも対応できます。

4. Windows Updateコンポーネントをリセットする

Windows Updateは複数のコンポーネントで構成されており、BITS(バックグラウンドインテリジェント転送サービス)、Windows Updateサービス、暗号化サービス(Cryptographic Services)、Application Identityサービスなどが含まれます。いずれかのコンポーネントが正常に動作していないと、今回のようなエラーが発生することがあります。以下の手順でWindows Updateコンポーネントをリセットしましょう。

  • Windows Update関連の各サービスを停止する
  • qmgr*.datファイルを削除する
  • SoftwareDistributionフォルダとcatroot2フォルダの名前を変更する
  • BITSサービスとWindows Updateサービスのセキュリティ記述子をデフォルト状態に戻す
  • BITSファイルおよびWindows Update関連のDLLファイルを再登録する
  • レジストリ内の誤った値を削除する
  • Winsockをリセットする

以上の手順を実施することで、Windows Updateエラー0x8007010bを解消できるはずです。まずはDISMコマンドやトラブルシューティングツールといった比較的簡単な方法から試し、それでも改善しない場合にコンポーネントのリセットを検討するとよいでしょう。

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