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Windows 10のTasklist・Taskkillコマンドとは?プロセス管理の基本を徹底解説

Windowsのタスクマネージャーが、何らかの不具合でアクセスできなくなったり、管理者によって無効化されたりすることがあります。そのような場合、実行中のプロセスの詳細を確認できず、バックグラウンドで動作してシステムに問題を引き起こしているアプリケーションやプロセスを終了するために、サードパーティ製ツールに頼らざるを得ません。しかし、コマンドライン操作に慣れている方なら、Windowsに標準搭載されているコマンドラインツール「Tasklist」と「Taskkill」を活用すれば十分対応できます。本記事では、これらのコマンドの使い方を詳しく解説します。

注意: PowerShellでも同じコマンドを実行できます。コマンドプロンプトまたはPowerShellを管理者権限で起動した場合に正常に動作します。

Windows 10におけるTasklistとTaskkillコマンド

「わざわざコマンドを使う必要があるのか」と思うかもしれません。しかし、これらのツールは1台のPC向けではなく、複数のコンピューターを一括管理する目的で設計されています。各コマンドにはリモートコンピューターへの接続オプションが用意されており、認証用のパスワード入力にも対応しています。主にWindows Server環境での運用を想定した機能ですが、一部のWindowsクライアント版でも利用可能です。

Tasklist:実行中のプロセスを一覧表示する

Tasklistは、ローカルコンピューターまたはリモートマシン上で現在実行中のプロセスを一覧表示するユーティリティです。バックグラウンドでどのプロセスが動作しているかを素早く把握でき、不要なプロセスを見つけたら、後述のTaskkillコマンドで終了させることができます。

構文:

tasklist [/s <computer> [/u [<domain>\]<username> [/p <password>]]] [{/m <module> | /svc | /v}] [/fo {table | list | csv}] [/nh] [/fi <filter> [...]]

例えば「tasklist /fo table」を実行すると、すべてのプログラムが見やすい表形式で表示されます。メモリ使用量などの詳細情報も確認できるため、どのプロセスが多くのリソースを消費しているかを特定するのに非常に役立ちます。

構文の完全な詳細については、Microsoft公式ドキュメントをご参照ください。

関連記事: コマンドラインを使ってプロセスを強制終了する方法

Taskkill:プロセスを強制終了する

名前からも想像できるように、Taskkillは終了対象のプロセスを特定した後、実行中のプロセスのリストからそのプログラムを取り除く(強制終了する)ためのコマンドです。

構文:

taskkill [/s <computer> [/u [<domain>\]<username> [/p [<password>]]]] {[/fi <filter>] [...] [/pid <processID> | /im <imageName>]} [/f] [/t]

コマンドラインからプログラムを終了する最も基本的な方法は、対象プログラムのPID(プロセスID)を調べて、Taskkillで指定することです。PIDは、Tasklistを実行してプログラムの使用状況を確認した際に表示されます。以下に具体例を示します。

taskkill /pid 1230 /pid 1241 /pid 1253

taskkill /f /fi USERNAME eq NT AUTHORITY\SYSTEM /im notepad.exe

1つ目の例では、複数のPIDを同時に指定してプロセスを終了しています。2つ目の例では、フィルター条件(/fi)とイメージ名(/im)を組み合わせ、「notepad.exe」を強制的に(/f)終了させています。

構文の完全な詳細については、Microsoft公式ドキュメントをご参照ください。

本記事が、TasklistとTaskkillコマンドを活用し始めるきっかけになれば幸いです。

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