Windows 10のイベントログからイベントが欠落する場合の対処法
Windows 10の「イベントビューアー」は、システムに記録されたすべてのイベントを確認できる便利なツールです。しかし、イベントログに記録されるはずのイベントが欠落していると、重要なデータを見逃してしまう可能性があります。アプリケーションが期待どおりに動作しているかを判断するうえでログは非常に有用であり、情報が欠けていると正確な評価ができなくなります。この記事では、Windows 10でイベントログからイベントが欠落する場合の対処法を詳しく解説します。
Windows 10でイベントログのイベントが欠落する原因と対策
以下のトラブルシューティング手順に沿って、問題の解決を試みてください。
- 関連するアプリケーションが実行中かどうかを確認する
- イベントログのサイズを増やす
- イベントログサイズの管理方法を変更する
なお、これらの操作を行うには管理者権限が必要です。
1] 関連アプリケーションが実行されているか確認する
アプリケーションが正常に動作していない場合、ログは生成されません。一部のログだけが欠落している場合は、その時間帯にアプリケーションが停止していたり、正しく機能していなかったりしなかったかを確認してください。該当する場合は、それがイベントが欠落した直接の原因です。
また、アプリケーション自体は動作していても、そもそもイベントがトリガーされていないケースもあります。この場合は、ソフトウェア側の設定やコードを修正する必要があります。
2] イベントログのサイズを増やす

各イベントログには既定で20MBの上限が設定されています。テキストデータの保存としては十分な容量ですが、イベントの記録が多い環境では不足することがあります。新しいログエントリが生成されると、古いものから順に削除されていくため、すべてのログを保持したい場合はサイズを拡張するのが有効です。
- イベントビューアーを開き、「Windows ログ」>「Application」へ移動します。
- 対象のログを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブにある「最大ログ サイズ(KB)」の値を変更します。
最適な値はシステムの利用状況によって異なるため、数回試しながら調整することをおすすめします。
3] イベントログサイズの管理方法を変更する
既定では、ログサイズの管理方法として「最も古いイベントを上書きして、新しいイベントを追加する」モードが設定されています。これにより、常に最新のログが残る仕組みになっています。
これ以外にも、次の2つのオプションが用意されています。
- ログがいっぱいになったときにアーカイブする
- イベントを上書きしない
前者は過去のログをファイルとして自動保存できるため、すべての記録を確実に保持できます。一方、後者はログが満杯になると新規記録が停止するため、手動でログをクリアする必要があります。運用方針に合わせて適切なモードを選択しましょう。
以上の手順を実践することで、イベントログから欠落していたイベントの原因を特定し、今後の記録漏れを防げるはずです。
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