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Windows 11/10で破損したグループポリシーを修復する5つの方法

グループポリシーエディターで行った変更がクライアントマシンに反映されず、Windowsシステムがグループポリシーファイル(registry.pol)を読み取れないことを示すエラーが表示される場合は、Windows 11またはWindows 10のグループポリシーが破損している可能性があります。本記事では、その具体的な修復方法を順を追って解説します。

グループポリシーとは、Microsoft Windows Active Directoryの機能の一つで、管理者がネットワーク上のWindowsコンピューターの各種設定を一括して管理・変更できるようにする仕組みです。プッシュした変更がクライアントマシンに反映されない場合、クライアント側のregistry.polファイルに問題があるか、グループポリシーフォルダー自体が欠落している可能性があります。

Windows 11/10で破損したグループポリシーを修復する手順

まず基本的な対処法から始め、段階的に進めていきます。いずれの操作も管理者権限を持つアカウントで実行してください。

1. システムの復元を実行する

まずはシステムの復元を実行し、問題が解決するかどうか確認しましょう。最近の変更が原因であれば、これだけで改善するケースもあります。

2. DISMツールを実行する

DISM(展開イメージのサービスと管理)ツールを実行すると、WindowsシステムイメージとWindowsコンポーネントストアが修復されます。これにより、欠落または破損したフォルダーやファイルが復元され、システムの不整合や破損が解消されることが期待できます。

通常の実行で解決しない場合は、外部ドライブ上にある正常なソースを指定してDISMを実行してみてください。以下のコマンドを使用します。

DISM.exe /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:C:\RepairSource\Windows

「C:\RepairSource\Windows」の部分は、実際の修復ソースの場所に置き換えてください。

また、マウント済みのイメージを修復ソースとして使用し、オフラインイメージを修復したい場合は、次のコマンドを使います。

Dism /Image:C:\offline /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:c:\test\mount\windows

実行後、問題が解決したかどうかを確認してください。

3. registry.polファイルを削除して再作成する

グループポリシーの設定はすべてregistry.polファイルに保存されています。このファイルが欠落していると、クライアントに配信された変更は一切反映されません。幸い、このファイルは再作成可能です。念のため、ファイルが存在する場合でも一度削除しておきましょう。

まず、C:\Windows\System32\GroupPolicy\Machine\フォルダーを開きます。

registry.polファイルが存在するか確認し、ある場合は「Shift + Delete」キーで完全に削除します。

次に、管理者権限でPowerShellを開きます(ショートカットキー:Win + X → A)。

グループポリシー設定を強制的に更新するため、以下のコマンドを実行します。

gpupdate /force

これによりグループポリシーが更新され、registry.polファイルが自動的に再作成されます。

4. グループポリシーをデフォルト状態にリセットする

グループポリシーを初期状態に戻す方法はいくつかあります。現在の設定に起因するトラブルであれば、リセットによって解消できる可能性が高いです。「gpupdate」コマンドまたは「secedit」コマンドを利用してリセットを行えます。

5. secedit.sdbファイルを再作成する

グループポリシーのセキュリティ関連設定はすべてsecedit.sdbファイルに保存されています。セキュリティに関する変更が反映されない場合は、グループポリシーファイルではなく、こちらのsecedit.sdbファイルを削除して再作成する必要があります。

C:\WINDOWS\security\Databaseフォルダーに移動します。

secedit.sdbファイルを見つけたら、名前を変更するか、別のフォルダーへ移動します。

その後、コンピューターを再起動すると、このファイルは自動的に再作成されます。

以上の対処法を実践することで、Windowsコンピューター上で破損した可能性のあるグループポリシーを修復できるはずです。

なお、システム全体の不具合が続く場合は、Windowsのリセット機能の利用や、破損したレジストリの修復方法もあわせて検討してみてください。

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