vssvc.exeとは?Windows 11/10でディスク・CPU・メモリ使用率が高くなる問題の対処法
ノートパソコンの動作が急に重くなり、タスクマネージャーを確認するとCPU使用率が100%近くまで跳ね上がっている——そんな経験はありませんか?設定を変えていないのにこのような症状が出る場合は、PC上で動作しているWindowsプロセスを調査する必要があります。その中でもvssvc.exeは、ディスクやCPUの使用率を異常に高くすることで知られるプロセスの一つです。

vssvc.exeとは何か?
ファイル名に付く「.exe」という拡張子は、それが実行ファイルであることを示します。実行ファイルはマルウェア(悪意あるソフトウェア)であるケースがあり、マルウェアは正規のファイルと同じ名前を装うことも知られています。そのため、まず最初に行うべきは、スタートメニューの検索を使ってvssvc.exeファイルの場所を特定することです。
ファイルがSystem32フォルダー内にあり、プロパティでMicrosoft Volume Shadow Copy Service(ボリューム シャドウ コピー サービス)のファイルであることが確認できれば、それは正規のMicrosoftプロセスです。しかし、それ以外の場所に存在する場合は、マルウェアの可能性があるため注意が必要です。
vssvc.exeのディスク・CPU・メモリ使用率が高い場合の対処法
Volume Shadow Copy Service(VSS)は、バックアップなどに利用されるボリューム シャドウ コピーを管理・実行するサービスです。このサービスが停止すると、シャドウ コピーが利用できず、バックアップが失敗する可能性があります。また、無効化した場合には、このサービスに明示的に依存している他のサービスも起動しなくなります。VSSはシステムドライブのバックアップにも役立っており、無効にすると一部のアプリケーションで機能が失われることもあります。
通常、VSSが大量のリソースを消費することはありませんが、vssvc.exeによるディスク使用率の高騰に悩まされている場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。
1. システムの復元を再有効化する
システムの復元機能を一度無効にし、その後再度有効にして、改善されるかどうかを確認します。操作は「コントロール パネル」>「システム」>「システムの保護」から行えます。

2. Volume Shadow Copy Serviceの状態を確認する
スタートメニューの検索ボックスに「services.msc」と入力し、Enterキーを押してWindowsサービス マネージャーを開きます。「Volume Shadow Copy」サービスを見つけてダブルクリックし、プロパティ画面を表示します。サービスを一度「停止」してから「開始」するか、右クリックして「再起動」を選択してください。

それでも改善しない場合は、作業の妨げになっているようであれば、一時的な措置としてこのサービスを「停止」しても構いません。タスク マネージャーから該当タスクを終了させる方法もあります。

なお、システムの復元機能やシャドウ コピー機能を普段使用していないのであれば、このサービスを無効化するという選択肢もあります。
3. システム ファイル チェッカーを実行する
破損した可能性のあるvssvc.exeファイルを修復するために、システム ファイル チェッカー(SFC)を実行しましょう。管理者権限でコマンド プロンプトを開き、「sfc /scannow」と入力して実行します。
4. パフォーマンス トラブルシューティング ツールを実行する
管理者権限でコマンド プロンプトを開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押すと、パフォーマンス トラブルシューティング ツールが起動します。
msdt.exe /id PerformanceDiagnostic
このツールは、OSの速度やパフォーマンスを向上させるための設定調整をユーザーを支援しながら行ってくれます。ただし、msdtベースのトラブルシューティング ツールは比較的新しいWindowsのバージョンでは廃止されているため、その場合は次の方法を検討してください。
5. Windows 11/10をリセットする
上記のいずれの方法でも解決しない場合は、「このPCをリセット」機能を使ってWindowsを初期状態に戻すことを検討してみてください。
本記事で紹介した対策は、Windows 11/10でディスク使用率が100%になる問題全般にも応用できる汎用的なヒントです。
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