Windows
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Windows

Windows 10でエクスプローラーの破損時のヒープ終了を無効にする2つの方法

Windows 10で「破損時のヒープ終了(Heap Termination on Corruption)」ポリシーを無効にすると、ファイルエクスプローラーのプロセスは、破損が検出されても直ちに自動終了しなくなります。これにより、一部のレガシーアプリケーションが引き続き動作できるようになります。ただし、エクスプローラーが最終的に終了する可能性は完全にはなくなりません。

x64版のWindowsでは、このポリシーはデフォルトで有効になっており、破損を検知した瞬間にエクスプローラーが強制終了される仕組みになっています。

「破損時のヒープ終了」ポリシーの仕組み

「ヒープ終了」という名称はやや誤解を招きやすい点に注意しましょう。実際に終了するのはヒープそのものではなく、ファイルエクスプローラーの破損を認識したプロセスです。つまり、「破損時のヒープ終了をオフにする(Turn off Heap Termination on Corruption)」ポリシーを有効にすることで、エクスプローラーが破損しても即座に終了しないよう設定できます。

このポリシーを有効にする目的は、かつてエクスプローラーを破損させながらも動作し続けていた古い拡張機能に対して、後方互換性のための配慮を行うことにあります。これにより、x64版Windows上のエクスプローラーも、x86版と同様の挙動をするようになります。

破損時のヒープ終了を無効にする2つの方法

Windowsで破損時のヒープ終了をオフにするには、以下の2つの方法があります。

  1. グループポリシーエディターを使用する方法
  2. レジストリエディターを使用する方法

1. グループポリシーエディターで無効化する

Windows 10でエクスプローラーの破損時のヒープ終了を無効にする2つの方法

最も簡単なのはグループポリシーエディターを使う方法です。ポリシーを1つ変更するだけで設定が完了します。

Win + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押すと、グループポリシーエディターが起動します。次の場所へ移動してください。

コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windows コンポーネント > エクスプローラー

ポリシーの一覧から「破損時のヒープ終了をオフにする」を探し、ダブルクリックして開きます。「有効」を選択し、「適用」>「OK」をクリックして設定を保存します。

この設定により、一部のレガシープラグインアプリケーションが、エクスプローラーを即座に終了させることなく動作できるようになります。ただし、後でエクスプローラーが予期せず終了する場合もあります。

設定後は、ファイルエクスプローラーが破損しても即座に強制終了されなくなります。

2. レジストリエディターで無効化する

Windows 10でエクスプローラーの破損時のヒープ終了を無効にする2つの方法

グループポリシーエディターはWindows 10 Homeエディションには搭載されていません。それでもレジストリエディターを使えば、同じポリシーを変更することが可能です。

Win + Rキーを押し、「regedit」と入力してEnterキーを押すと、レジストリエディターが開きます。次のキーへ移動してください。

Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Explorer

「Explorer」キーが見つからない場合は、「Windows」キーを右クリックして「新規」>「キー」を選択し、「Explorer」という名前のキーを作成します。

次に「Explorer」キーを右クリックし、「新規」>「DWORD (32ビット) 値」を選択します。新しい値に「NoHeapTerminationOnCorruption」という名前を付け、「値のデータ」を1に設定して「OK」をクリックします。

これで、ファイルエクスプローラーの破損時のヒープ終了が無効化されます。

  1. Windows 11で通知をオフにする方法【完全無効化・一時非表示・アプリ別設定まで徹底解説】

    Windowsデバイスには、リアルタイムの出来事を知らせるさまざまなシステムやアプリのアラートが搭載されています。VoIPの着信、Outlookのカレンダーリマインダー、Windowsのアップデート通知などが、すべて同じ緊急性を持って表示されることがあります。しかし、実際には必ずしもそうとは限りません。たとえ緊急な内容でも、後で対応すれば問題ないものも多いでしょう。特に仕事中や、お気に入りのゲームやテレビ番組を視聴しているときには、通知が邪魔になってしまうことがあります。 こうした通知に悩まされないためには、通知を完全にオフにするか、一時的に非表示にするか、必要最低限のものだけを有効にするのが

  2. Windows 11で「配信の最適化」を無効にする方法【設定アプリ・レジストリの2つの手順】

    「配信の最適化(Delivery Optimization)」は、P2P(ピアツーピア)とも呼ばれるサービスで、Windows 11が搭載している数多くの機能の一つです。 この機能を活用すると、同じネットワーク上の他のデバイスからWindowsアップデートをダウンロードできるため、更新プログラムの入手が速くなります。帯域幅の負荷を軽減できる便利な機能ですが、データ通信量に上限がある契約の場合は、かえって煩わしく感じることもあります。 配信の最適化とは? 配信の最適化は、Windows 11のアップデートをサポートする機能です。インターネット上の他のコンピューターからアップデートを取得することで